『木製の身長計をDIYで作ろう』
1歳の子供の誕生日のプレゼント、何にしようか考えたんですが、1歳だと、おもちゃをあげても記憶が残らないでしょうから、長く記憶に残せるもの、そう、木製の身長計かなと。
よく家の柱とかにマジックで書いたり掘ったりするけど、板なら引越しの時など移動できるし、どうせなら自分で作ろうかなと。
板はうちにあった家の外壁の飾り板。長さ2m、厚さ1cm。少し長いので切ります。
ノコギリで切ってもいいのですが、丸ノコでズバッと。身長計は別に0cmから作る必要はないので、20cmスタートで200cm終わりにします。まあ2mの身長になるとは思えませんが。
板に突起があったので縦もカット。カットした後は、子供がささくれで怪我しないように、サンディング。
さて、1cmごとの目盛りを入れ、10cmごとに長い線を入れていこうと思います。鉛筆で板の端から書いていきます。
印を書いた後は、10cm刻みのところを普通の電子用ハンダゴテで焦げ目を入れていきます。
金属の定規を使いながらなぞるといい感じになります。
今度は5cm刻みのところに少し短めの線を入れていきます。
今度は一番大変な、1cm刻み。
かなり焼いた時の煙が出て、焚き火の時の煙に巻かれた時の目の痛さが出ます。次からメガネをしたほうがいいかも
結構大変。200cmのとこまで続けていきます。焼いていると、木のヤニが出てきます。たまにハンダゴテの先と定規の掃除が必要です。
綺麗に溝を入れながらやっていると3時間かかってまだこんなもん、、、
煙もいい匂いですが、ずっと吸ってるのはよくなさそうなので、マスク着用。
一つわかったこと、フシのところは硬くて焼きを入れにくい。
ピンポイント。
とりあえず目盛りのすべて入れました。
次は、数字を入れる為に、パソコンに入ってる字体を印刷。
そしてある程度切って、数字を入れたい場所に貼っていく。そしてボールペンなどでチカラを入れながら縁をなぞっていきます
そうすると、数字の形に凹んでコピー完了。
そして、、、、
ハンダゴテではみ出ないように慎重に作業。焦げの周りのボカシもいかにも焼いている感があって味が出ます
順々に一つずつ進めて行きます。
実際の話、ハンダゴテの熱の強さによるとは思いますが、このハンダゴテだと、数字一つで5分ぐらいかかってます。
いよいよ200cm!!
完成!!軽くはみ出た部分などはヤスリで削るって修正は可能です。
裏に作った日を入れて、作者の名前も。
はい、完成! 1歳の記念にプレゼント出来ました。固定はビス留めで良いと思います。
とにかく注意点は、子供が触るので板がササクレ無い様しっかりやすりがけで丸みを持たせるのが必要です。
道具はノコギリとハンダゴテ、ヤスリだけで出来ますから。
是非。
佐野新世