スプリングコートだけを羽織り、その下には何もつけないまま、散歩に出ました。数日前までの寒さが嘘のように心地いいのです。どこに行くというあてもなければ、何をするという目的もありません。最近、露出ができないのです。
 少し前までなら、たった一人の公園で全裸になるだけでも、ドキドキしました。誰れかが、こっそりと自分の変態的な行動を見ているかもしれないと考えると、それだけで恐怖し、そして興奮できました。いえ、公園で全裸になったら、と、そう思うだけでも興奮できたものです。
 ところが最近は、実際に誰かに見られなければ感じないのです。でも、実際に見せるチャンスはそう多くありません。
 スプリングコートのボタンをはずしても興奮しません。いっそ、コートを公園のゴミ箱に捨ててしまおうかとさえ思います。全裸のまま家まで歩いてもどってみようかと思うのです。もちろん、そんなことはできません。
 仕事も充実しません。私はどうしてしまったのでしょうか。

 ひさしぶりに深夜の散歩に出ました。

 あの寒い真冬に、ジャケットだけで外を歩いていたというのに、今日は下着までつけて歩きました。

 全裸の男の人を見た工事現場のマンションはほとんど完成していました。ときどき、坂の上から露出していた道を下の遊歩道から見上げました。下から見るとその場所は想像以上に明るいのです。あの場所にノーパンでミニの私がお尻をフェンスに押しつけて立っていたのですから、きっと、白いお尻とその割れた部分は、はっきりと見えたはずです。そこにノーパンで立つ私を空想しながら、しばらく、ぼんやりと眺めていました。あたたかくなって来たのに、桜も綺麗なのに、人はありませんでした。その奥にある公園のブランコには全裸で乗ったことがあります。

 さらに歩いてファミレスまで行きました。ドリンクバーだけを注文して、駐車場のほうを見ていました。あそこを全裸で横切ったら、この席にいる人はどう思うだろうと想像していました。

 のんびりとした深夜の散歩です。でも、これはこれで楽しいものです。最後に桜並木を通って帰ります。見事な深夜の桜なのに、そこにも人はいませんでした。今なら、家から全裸で出て、この桜並木を走れるかもしれない、そんなことを考えながら、それでも何もせずに家にもどりました。

 このブログを書き始める前から、私は十分にスケベな女でした。そして、露出に性的な快感を持つようになったのも、幼児の頃のことです。ただ、その間、ずっとスケベだったかと言われると、それは違うような気がするのです。
 しばらく性的なことを考えずにいたこともあります。露出願望のようなものがなくなって、普通の恋愛をしていた頃もありました。でも、この一年近くは、なんだか露出のことばかり考えていたような気がします。それは嫌ではありませんでした。私なりに楽しいことでした。ときどきは、ここまでしたら、ブログを読んだ人たちが驚くんだろうな、と、思ったりもしました。読まれる快感のようなものもありました。
 でも、不思議ですね。目が疲れるので、ブログをあまり書かなくなったら、露出の欲求もなくなってしまって、ここ数日はまったく露出もせず、オナニーさえ、あまりしないで過ごしていました。
 目はそろそろよくなりました。こうしてブログを書いていても、あまり疲れなくなりました。そうしたら、また、露出してみたくなりました。忘れていた何かを思い出してしまったようにです。もし、このブログを書いていなかったら、こういうときに、また、数年のブランクができてしまうのでしょうね。欲求が出てきたのがいいことなのか悪いことなのかは分かりません。でも、元気になるのはいいことです。露出痴女なんて、他人には言えないことです。でも、それをしない私には元気もないように思うのです。この数日間は飲みに行くことさえしていませんでしたし……
 今回はエッチなことは書きませんので、そうしたことを期待して遊びに来てくれている方は、このまま読まずにお帰りください。
 はじめに、それが起きたのは深夜にメールを書いているときでした。画面に何かが乱反射していて、よく見えなくなりました。光の加減かと思って、モニターの向きを変えたりしたのですが、プリズムに反射した光のようなそれらが消えることはありませんでした。
 画面以外のところに目をやると、その残像のようなものはあるのですが、すぐに普通の状態にもどりました。その日は仕事も忙しかったので目が疲れているのだ、寝れば治ると思い、メールをするのを止め、自分のブログを見ることもなく、寝ました。次の日には、会社でPCを使いましたが何もありませんでした。ところが、深夜に自分のPCを見ると、やはり同じ現象が起きました。これは、いよいよモニターの問題と思いました。でも、どう工夫しても画面に現れるチカチカとしたものは消えません。しかも、少し離れたところから見ると、そのチカチカはないのです。
 これは何かたいへんなことが目に起きていると思い眼科に行きました。診断はかんたんでした。疲れ目と軽いストレスだというのです。
「少し仕事をセーブしたほうがいいですよ」
 と、先生にアドバイスされたのですが、仕事では起きないんです、とは言えませんでした。家に帰ってから、フラッシュのゲームにアクセスしてみました。文字を書いたり読んだり出来ないのです。ゲームなど出来るはずがありませんでした。ところが、ゲームをする分には、何の支障も出ないのです。あんなに鬱陶しかったチカチカがいっさい出ないのです。
 ブログとメールのやり過ぎだったのかな、と、反省しました。最近、鹿鳴館サロンのことや、鹿鳴館が新たに仕掛けようとしている幼児プレイマニアのための保育園などの打合せで、一日に何時間もブログやメールを書いたりしていました。それが原因だったようです。仕事以上のストレスを持つって、おかしいですよね。でも、仕事には危険はないわけですが、露出には危険がありますから、仕方ないかもしれません。これからは、少し、ブログ更新ものんびりとやるつもりです。
 目が悪くなると私には死活問題ですから。

 あとで詳しく書きますが、疲れ目で休業中です。


 でも、麗奈 さんが復活したみたいなので、書いておきます。


 応援してあげてください。


http://ameblo.jp/rena-aoki/


 私もだいぶいいようなので復活する予定です。

 今日、サトリさん舞衣さんの三人で会いました。鹿鳴館サロンの話し合いをしました。舞衣さんは、深夜姫プロデゥースの露出ビデオの製作を諦めていないようでした。明日は私は参加しませんが、鹿鳴館スタッフとサトリさんとの間で、再度、話し合いがもたれるそうです。

 マニアの遊びで、サークルで、風俗のようなものなので、正直、私は、もう少し気楽なものかと思っていたのですが、運営していくというのは、それなりに大変なことのようでした。でも、大変でも、頑張ってサトリさんには、どうしてもサロンを作って欲しいのです。舞衣さん、ここは私の露出ビデオよりも、サロンを優先して考えましょう。今日のようなお話しが出来る場所は、たいせつだと思うのですよ。マニアの隠れ家って、やっぱり欲しいですよね。女だけの座談会も、絶対に実現させたいですしね。

 もちろん、その後で、私の露出ビデオの企画もきっとやりますから、今は、みんなでサロン作りに協力しましょう。


 個人的な伝言ですいません。

 何度か書きましたが、私がこのブログを書き始めたのは、アンチ彼女でした。
 確か、舞衣さんもどこかで書いていたと思うのです。マニアの世界って、男性中心で、たまに、女の子の書いたものがあっても「彼が好きだから」「彼がよろこぶから」と、そうした書き方のものが多いですよね。女が書いてなお男の視線なんですよね。そうしたものに対する反発で、女がエッチだっていいでしょ、女が変態だっていいでしょ、という気持ちではじめてしまったんです。
 最近は後悔してます。
 実は、このブログを始めた時には、もっと、いろいろな実験をしてもいいのかと思っていたんです。よく、男の作家さんが女性の一人称で小説を書いていますよね。私は、男性の一人称で何か書いてみたかったのです。そんな実験もしてみるつもりでした。でも、実際に始めてしまったら、何だか、ものすごく責任が重くて、あまり遊んではいけないような雰囲気になってしまったんですね。おかしいですよね。まじめに変態しないと叱れるみたいな雰囲気なんですよ。
 私は自分のオチンチンをしごいて、射精する話しとか、ものすごく書きたいんですね。そのオチンチンはものすごく小さくて、包茎で、でも、カッチカッチなんです。そこまで出来ているんですけど、そんな話しは、書いてはいけないような雰囲気になってしまったんですね。男の人たちは、女が自分のクリトリスをいじって感じていくさまを書くのに、どうして、って、そんな思いがあるんです。
 こうしたことは、確か、舞衣さんも書いていましたよね。メールだったかもしれませんけど。
 たとえば露出した女の子が、興奮して、アソコを濡らしていまう、とかって書かれても、露出していたらアソコは風で乾いてしまうし、怖くて濡らしている余裕なんてないし、その上、女って自分が濡れたのを、触れずに感じるのって難しいでしょ。だから、なんて勝手な言い分だろうなんて思うわけです。
 それなら、私だって、包茎の皮を剥くときの男の惨めさとか、チリチリと痛みが走るとか、そんなこと書いたっていいわけですよね。
 そうした、いろいろなことを実験的に遊びたいなって思ったんです。それが舞衣さんたちの鹿鳴館をすごく好きになった最初のきっかけでもあるんです。私もエッチな実験に参加したいって思ったんです。撮影の本物は怖そうなので、せめて文章だけの実験なら、私も参加したいなって、そして、そのためには、早く舞衣さんのように、上手な文章を書けるようになりたいなって、けっこう、まじめに書いてきました。
 それが私のブログの楽しみだったんです。
 私のブログの大きな楽しみの一つは、舞衣さんとブログで遊ぶことでした。今もその気持ちは変わりません。MIXIでも、そう思って、頑張って詩のようなものを書いているのですが、やっぱり舞衣さんのようには書けません。いつか舞衣さんが文章で私と遊んでくれること、それが私のブログの目標ですし、楽しみなんです。これは本気です。だって、舞衣さんおだてても私には、少しの得もないのですから。

 まだ、実家にいます。ノートはあるのですが、落ち着いてブログを書く時間がありません。

 そんなとき、突然、麗奈女王様からメールではなく、電話がありました。サトリさんのサロンに合わせて、今度こそブログを復活するから、応援してね、と言っていました。

 ブログを書くというのは、たいへんです。私は、けっこうマイペースなので、いいのですが。yoshikoさんなどは、本当に毎日書いているので、すごいと思います。麗奈さんも、電話やメールの感じでは、ブログのことを、まじめに考え過ぎているようなのです。そのために、たいへんに思えて、踏み切れなくなってしまっているのだと思います。まじめな人ほど、挫けやすいのがブログだと思います。

 でも、麗奈さんが復帰してくれたら、私にとっても楽しくなりそうなので、期待しているのですが、どうなのでしょうか。ゆっくりと待つことにします。焦らせると、また、負担になって、書けなくなってしまいそうなので、今度は、私は何も言わずに、ただ待ってみます。

 何度となく、このブログに書いた酔うと裸になってしまう女の人の家に行きました。久しぶりでした。私は仕事を別にすれば、あまり女の子とは友だちになりません。そんな中、彼女は珍しいタイプなのです。私がそろそろ距離をとりたいと思っても、彼女は強引なんです。
「忙しいの。だからお願い、掃除と洗濯、そのかわり、冷蔵庫のものは何食べてもいいし、今度、食事おごるから」
 そう言われて、私は午後から仕事を休んで彼女の家に行きました。
 こういう時のためにと、すでにカギまで預かっているのです。でも、私は彼女に自分の部屋のカギを預けるなんて出来ません。そこが私と彼女の違いなのだと思います。実際、私は彼女の家で、彼女には、ものすごく迷惑なことをしているのです。
 特に今日は、ひどいことをしました。
 私が彼女の家に着いた午後には、ものすごい陽当たりがベランダにありました。私はさっそく洗濯をはじめ、部屋の掃除と台所の整理をしました。最初の洗濯が終わる頃に、私は全裸になりました。洗濯物をカゴに入れ、ベランダの大きな窓を開けます。通りを歩く人の姿が見えます。もちろん、こちらを意識しているわけではありません。ただ、歩いているだけです。それでも、全裸のままそこに立てば、誰れかに見られるかもしれません。
 少し迷いました。持って来ているミニのワンピースをつけようかとも思いましたが、そのままベランダに出てしまいました。
 冷たい風と暖かい陽射しのアンバランスさに、少しクラクラとしました。風が下のヘアーを揺らすというのは、露出の経験ない人には分からない感覚だと思います。
 この上なくソフトな愛撫です。
 あまりの陽射しに、布団も干してあげようと思いつきました。そのために、物干しざおだけでなく、手すりも拭きました。その間は全裸で、外での作業です。そして、何人もの人が私の下を通り抜けて行きます。少しでも上を見れば、そこに全裸で雑巾がけをする女の姿が見えるはずです。
 下からなら、私の恥ずかしいアソコはその襞の様子まで、はっきりと見えるかもしれません。
 幸いというか、不運にもというか、誰れも上は向きませんでした。
 私は布団を手すりに掛けました。そうすると、もう通りからは私の姿は隠れます。背伸びをすればオッパイは見えるかもしれませんが、それだけです。全ての布団を手すりに並べれば、露天の密室です。その状態にして、私は洗濯物を干しました。布団と布団のすき間から、どれほど私の姿が見えるのかは、私には分かりませんでした。でも、そのすき間から私は通りの人の表情まで、はっきりと見ることが出来ました。
 ドキドキしながら、洗濯物を干しました。
 そして、布団に顔を押しつけてオナニーをしました。外から見えるのは私の顔だけです。でも、私からは何もかもが見えるのです。その上、布団のすき間から吹き込む風は私の身体を愛撫しつづけるのです。
 顔が歪み、声も漏れました。それでも、下にいる人は平気です。
 私は布団と布団の間のすき間を広げ、その間にしゃがみました。全裸の私のアソコが外に晒される格好です。広がったアソコの奥にも風が感じられました。
 それでも、誰れも私の存在に気がつく様子はありません。
 敏感な部分をゆっくりを薬指で撫で、掌でヘアーを撫でました。和式のトイレスタイルですから、膝がしびれてきます。そのしびれがアソコで増幅されて、頭の先までしびれてきます。
 ゆっくりと、慎重に慎重に、私はオシッコをこぼしました。チロっと出しては、あわてて止めました。その感覚がまた快感を大きくします。
 何度かそうしている内にガマン出来なくなって、ついにオシッコをしてしまいました。手すりの向こうに滴がこぼれないように、あわてて私は腰を引きました。
 オシッコが終わると、ものすごい快感だけが残りました。しばらく頭がボーとしていました。こんなところを見ている人がいたら、何と思うのでしょう。
 アソコも拭かずに私は、部屋にもどり、全裸のままソファーに座りこみました。しばらくは何も出来ませんでした。
 冷静になってから、オシッコの後が気になったのですが、彼女が帰宅する頃には跡形もなく、臭いもありませんでした。
 でも、私がそんなことをしていると分かったら、彼女はどうするのでしょう。もし、誰れかに見られたら、きっと、彼女が露出変態女だと思われるのです。迷惑な友だちです。それでも彼女は私に感謝しています。私はひどい女だと思います。
 同性に裸を見られることには抵抗があります。たとえば、エッチな雑誌のモデルになるというような話しは、私は恥ずかしいです。それは、同性の厳しい視線のことを考えるからです。
 こんな衰えた肉体をどうして他人の目に晒すのだろう、と、思われるのが嫌なんです。
 それなのに、露出では同性に見られたいという気持ちがあります。深夜のデートしているカップルに見られたいのです。男の人が「お前の胸のほうが大きくてスキだよ」なんて囁いているかもしれないところを想像して興奮するのです。同性には「あんなことするなんて信じられない、同じ女として恥ずかしい」と、そう思われたいのです。
 嫌われたい、そうした思いが私の中にはあるのだと思います。
 でも、深夜に私が全裸になれるような場所に、カップルがいることは、まず、ありません。もし、いたとしても露出の出来る条件が整わなければなりません。そして、私の勇気も必要になります。
 まだ、同性しかいない場所での露出はしたことがありません。ときどき、深夜の公園に一人でいる女性を見かけることがあります。もしかしたら、私と同じタイプの人間なのでは、と、思うことはあるのですが、それを聞く勇気もなければ、そこで露出する勇気もありません。
 正直なところ、私にも自分のことがよく分からないのです。
 何が本当は恥ずかしくて、本当は何に興奮しているのか、分からないのです。