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3月3日は女の子の節句、5月5日は男の子の節句、というわけで4月4日は“オカマの節句”らしいです・・。
へぇ~~・・・と、毎年は関係ねぇと思っていたけど、今年はオカマ&ゲイの役が多いので無視出来ないです。
でも、何をどうしたら良いのかわからないので、今日は「靖国神社奉納夜桜能」と中国語みたいな催しに行ってきました。

能です。脳ミソの話をした次は“能”です!
120年余の伝統を有し、震災や戦火に晒されながら今に残された 東京最古の靖国神社能楽堂。
この舞台で舞われたのは、卯月の頃にふさわしいあでやかな演目。
舞囃子 『岩 船』
狂 言 『水 汲』
能   『杜 若』
宝生流、観世流、そして当代きっての狂言師が揃う贅沢な演能を存分に楽しんできました!
かの有名な 野村萬斎さんや野村万作さんがご出演されてました。

生まれて初めて“能・狂言”というヤツを観劇。ん?観劇でいいのかな?観能?観能的!

そういれば、大阪芸術大学舞台芸術学科演劇コース出身の僕は「狂言」という授業を受けてました。
当時も「おぉ。狂言というのはなかなか面白い!」と思ってましたが、なぜか狂言の授業だけ床暖房の教室だったので睡魔と戦っていた記憶しかなく、実際に狂言を観る機会がなかったのです。

しかも今日は夜桜を見ながら能・狂言を観るというかなり日本大好きな外国人観光客のような催し。
伝統芸能といわれるだけあって伝統的な雰囲気萬斎でした!風流!

第一印象は「こ、これは、日本のミュージカルだっ!」ってこと。
歌と踊りを盛り込んでストーリーが進行してゆくなんてまさにミュージカル!

狂言は比較的意味も分かって面白かったのですが、能はイヤホンガイドをしていたにもかかわらずわけ分かりませんでした…。ガイドの意味が分からない…。
でも、能面には驚きました!ちょっとした角度や照明の当たり方で様々な表情に見えたりしてビックリ。
もしかしたら“無表情”と言うのが究極の表現なのかもしれないなぁと思いました。

やはり役者たるもの原点である伝統芸能に触れるのも悪くないと思った1日でした。

帰りは千鳥ヶ淵のライトアップされた夜桜を堪能しましたよ。
桜ってほんの何日間かしか楽しめないんだよねぇ。
なんか情緒的で儚げで上品な華やかさ。日本って素敵だね。

その下で酔っぱらいまくってるのはいかがなものか?

ほなまた(^з^)/~~


★NIRO★