声の定義は人それぞれ違う
今日は久しぶりに
音楽理論のレッスンです。
コード理論の内容の中で
四和音の定義を説明中に
声には定義がないけど
四和音には定義がある
と・・・
お話したところで、
生徒さんが質問です。
なぜ?
声には定義がないんですか?
いい質問!
しかし
ここから話しが脱線していきます。
声には定義がないというのは、
人によってとらえ方が違うからです。
例えば、
地声から裏声に
少しづつ声を
切り替えていったとして
どこまでが地声か
どこから裏声に変わったのか、
それは一人一人答えが違います。
真ん中あたりの発声を
中声・ミドルボイス と
いいますが、
このあたりの切り替えの位置も
人それぞれ違います。
それは、
声の構造が
一人一人違うからなんです。
だからこそ自分の声について
しっかり理解することが
大事なのです。
さて、脱線したお話は、
ちゃんと四和音の説明に
戻りました。
コードの四和音の定義は、
三和音に6度か7度を付加したもの。
これには定義があります。
世の中には定義があるものと、
ないものとあるんですね。
ボイストレーナー
斉藤信也