オリンピックの開催はどうなる?

オリンピックが開催され、世界から選手団などがやってくれば、ますます新型コロナウイルスの感染拡大が広まるかもしれないと不安を抱き、各種世論調査によれば、過半数がオリンピック開催に消極的です。
そうした世論の声とは裏腹に、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、大会組織委員会、東京都、日本政府はオリンピック開催を決定しています。
ただし、感染拡大防止策として、イベントの縮小や海外からの招待客制限など、従来のオリンピックとは異なる対応を採るとしました。
どのような対策が採られるのか、気になるニュースをチェックしていきましょう。

海外からの選手団はどうなる?

海外選手団に対しては原則ワクチン接種を推奨し、摂取を希望しない選手については同行者がワクチン接種を徹底するとしました。
また、空港に到着後は選手村に隔離するなどバブル方式で感染拡大を防ぐとしています。
こうした中、事前合宿に訪れたウガンダ選手団から2人の陽性者が出て、関係したバス運転手や市役所職員が濃厚接触者として自宅待機になるなど、不安が拡大しています。
ワクチンを2回摂取して来日したはずですが、摂取後、十分な期間が置かれなかったことから抗体ができていなかったと推察されています。
そのため、ワクチン接種後2週間の経過が必要などと、大会組織委員会も慌てて対応を採っています。

観客はどうなる?

世論では開催するなら無観客でという声が大多数を占めているにもかかわらず、大会組織委員会らは6月21日の会議において、観客の上限を各会場の収容人数の50%以内かつ1万人を超えない人数、開会式は別枠でスポンサー招待客など2万人を収容するなどと発表しました。
さらに飲酒もOKといった発言をしたため、酒の提供を自粛させられてきた飲食業者を中心に大反発の声が上がりました。
批判を受け、丸川五輪担当大臣がすぐに飲酒の提供は禁止と発言を撤回しています。

夜間開催はどうなる?

埼玉や千葉、神奈川の知事は各県で開催が予定されているオリンピック競技に関し、夜9時以降の開催は制限したいと異議を出しました。
国内イベントとの公平性が保てないこと、夜に騒ぐ人が出て感染拡大のリスクが高いと判断したためです。
もっとも、これに対してはオリンピック放映権を持つアメリカのNBCとの時差の関係から夜間開催禁止は難しいのではと言われています。