みなさん、こんばんは音譜

昨日はすごい嵐で、桜も花散らしの風雨で散ってしまいましたね泣


今日は漢方の市販薬(いわゆるOTC)について書こうと思います。

OTCとは英語の「Over The Counter」の略で、

薬局でカウンター越しにお薬を販売する形式のものです。

薬局の薬剤師に相談もできますが、テレビのCMなどで知ることが多く、

個々人の「個人責任で内服する」という前提です。


まきメンタルクリニック (←リンクあり)では漢方も処方しますが、

みなさんは漢方について、大きな誤解をしてませんかはてなマーク


よく患者さんに言われるのは「漢方って時間かかりますよね?」です。


確かに少し飲み続けないと効果が実感できにくい漢方薬もあります。

しかしみなさん、風邪の引きはじめの時によく 葛根湯 を飲みますよね?

あれ、時間がかかると思って内服している人はいますか?

風邪の引きはじめに、「さぁ、まず体質改善しようか」なんて人はいないはずです。

漢方って即効性の高い薬が結構多いのです。


でもあの葛根湯、飲みやすいドリンクタイプの代表格が カコナール です。

葛根湯のドリンク剤、いくつかありますが、カコナールで言えば

1日2本の服用で、2日分でお値段900円前後と結構高い! ( ̄□ ̄;)!!

しかも成分には「マオウ」という中枢神経興奮作用のあるものが入っているので、

昼間は眠くならないので確かにいいのですが、

寝る前に飲むと眠りにくくなるということを知らずに服用している人もいます。


それから以前ロートが発売して一時バカ売れした和漢箋シリーズの 防風通聖散

あれを飲みさえすれば痩せられると勘違いした人は多かったようです。

確かに防風通聖散は肥満気味で高血圧や便秘、むくみのある人に出す薬ですが、

食生活を整え、適度に運動をすれば、体重減少に効果があるかな?という程度です。

テレビのCMを見て、防風通聖散を飲み、好きなモノを食べて逆に太った人に

何人遭遇したことでしょう (T▽T;)  夢みたいなやせ薬などありません。


しかし中には「これ飲めば痩せられるから」と処方する医師がいたのも事実です。


また男性の残尿感や頻尿、女性の尿漏れなどで売れているハルンケア

あれは実は 八味地黄丸 ですが、あまり知られていませんよね。


要はドラッグストアで簡単に手に入るものも実は漢方だったりします。


そしてOTCは、誰でも購入できますが、体質を考慮したりはされていません。

副作用が生じても、そのOTCのせいかどうかがわかりにくいのです。

まぁ、いちいち医者のところに行くのも面倒だし、効果が十分あって、

副作用もでなかったという人には、非常に助かるものです。

しかし副作用のリスクも自分で調べてくださいということです。


で、医者に行ったら高いと思っている人にひとこと言っておきましょう。


OTCはバカ高い! Y(>_<、)Y


たとえば葛根湯、保険で3割負担だとしたら、一日の薬価は

ツムラの葛根湯だと一日3包分で20円程度です。4日で80円です。

カコナールを4日飲めば1,800円程度になります。

内科医にかかって初診料だのなんだの入れてもそんなに高くないです。


防風通聖散については同様のものが小林製薬からナイシトールとして。

クラシエからはコッコアポとして発売されています。

いずれも10日分程度で900円程度します。

ツムラのOTCに至っては12日分2,500円と圧倒的に高いのですが、

これも保険を使えば3割負担でツムラの防風通聖散なら1日20円程度。

葛根湯と違って継続的に内服するとなるとかなりの違いが生じます。


ハルンケアに至っては1日分が400円前後ですが、

ツムラの八味地黄丸なら1日分が25円弱なのです。


まぁ、だからといって なんちゃって漢方医 だときちんとした副作用も説明せず、

体質も考えず、病名投与するので、それもまた困るのですが・・・。


みなさんもOTCは賢く利用してください。

そしてきちんと漢方を勉強している医師にかかってくださいね!


では私は週末は長崎にエビリファイの講演会に行ってまいります。

長崎=ちゃんぽんしか思いつかないのですががーん汗←食べ物だけかよ( ̄ー ̄;

もちろん日本人として、原爆のこととか知らないとダメなのでしょうが…

以前広島の原爆記念館に行ったら、あまりに惨くて、後がしんどかったのですよね泣く


Written by  まきメンタルクリニック  院長 西崎真紀



 親に感謝していること【投稿でドットマネーがもらえる!】 ブログネタ:親に感謝していること【投稿でドットマネーがもらえる!】 参加中

 


親に(というか父親に)感謝しているのは医学部に行かせてくれたこと。

もちろん、受験勉強は自分で努力しなきゃダメだし、試験を受けるのも自分。

でも、私などは私立の医学部だったので、授業料はかなり高いわけです。

そのうえ地元でもないので生活費も父がすべて出してくれました。


父は、以前にも書きましたが、教育にはお金を惜しまない人だったので、

私はのほほんと、勉強さえしていればいい環境にあったのは有難かったです。


父には生前できる限りのことはしたつもりですが、

父が私にしてくれたことを考えると、到底足元にも及びませんね。

でも初任給(当時は日給だったのでメチャクチャ少なかったです)を

全額父に渡した時は、ちょっと父の目がうるうるしていました。


父は私自身の手に職がつくことを喜んでいました。

私への先行投資だと思ってくれたのでしょう。


しがない町医者なので、「潰れるかも・・・うっ。」と思いつつ、続けてますが。


どうしても精神科医になりたかったので、好きなことを仕事にできてるって、

そういう人は意外と少ないので、本当に幸せなんだなって思います。


では今日は珍しく、宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス」を贈ります音譜