戦前日本:選挙権・被選挙権もあった内地居住の朝鮮人(8) | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 前回は、戦前の在日朝鮮人の被選挙権について、福岡県に在住した朝鮮人の地方議会への立候補状況を示したが、今回は、朝鮮人の衆議院選挙の有権者と投票の実態を記した資料を掲載する。出典は、坂本悠一教授の同じ論文である。

 私の故郷、北九州について、たとえば1932年2月の第18回総選挙について福岡第2区(若松、八幡・戸畑・直方・飯塚市)を見てみると、朝鮮人在住10,322人のうち資格を満たす有権者が2,759(26.7%)、投票者が1,941人(70.4%)で、そのうちハングルで投票者名を記した者が767人(39.5%)いた。

 この資料を見れば、私が解説してきたように、国政、地方政治とも、戦前の在日朝鮮人は選挙権も被選挙権もあり、しかも朝鮮文字(ハングル)で投票できたのである。

 この1932年の総選挙以来、衆議院にはのべ12人の在日朝鮮人が立候補したが、当選したのは東京4区(本所、深川)の朴春琴のみである。彼は、二度も当選している。

 地方議会に立候補した朝鮮人は、1929年から1943年まで、都府県議会でのべ13人(当選者ゼロ)、市会でのべ173人(当選者31人)、町会でのべ47人(当選者20人)、村会でのべ43人(当選者29人)、区会でのべ70人(当選者2人)である(松田利彦『戦前期の在日朝鮮人と参政権』参照)。

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