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廣淵升彦『メディアの驕り』(新潮新書、2017)

 

8月20日に、私は本書について:

 

元テレビ朝日報道制作部長の廣淵升彦氏の近刊『メディアの驕り』(新潮新書)を読みました。日本のマスコミは「言論の一元化が進み、自分たちの思う方向に大衆を誘導しようとする姿勢が目立つ」とし、コメンテーターとして「愚論を述べる素人」や私見を述べたがるキャスターを批判。一読を勧めます。

 

とツイートした。

 

 廣淵さんは、私が35年前にテレビに出演するようになったとき、いろいろとご指導いただいた大先輩だ。時流に流されないユニークで国際感覚あふれる方です。現在83歳にしてお元気で、この本を書かれたことを嬉しく思う。

 多くの方に本書を読んで欲しいので、著者の辛口の文章をいくつか紹介する。

 

(1)時には世論の反対側にこそ、国の安全を守るべき道が隠されているものだ。政治家への「人気」と感情的な「世論」がいかに恐ろしいものかを、世界の歴史は雄弁に語っている。

(2)ベテランの新聞記者で、テレビのニュースキャスターに起用された人たちは、ほぼ例外なしにニュースに自分の意見を入れたがる。・・(この後に、アメリカの一流キャスターは私見など入れないことを紹介)・・この人たちは、新聞記事を書く場合にも、事実と私見を適当に混ぜ合わせて原稿を書いていたのではないか。その癖がテレビに来ても抜けないのだろうと思った・・新聞出身のキャスターたちの「私見を言いたい欲望」は、日本のテレビニュースの質をいちじるしく低下させた。しかし、当事者本人たちは、それに気づいていなかった。

(3)今のままでは物を考える人の言説や、ニュース制作者の好みから外れた考えは、ほとんどメディアに登場しない。ニュース制作者が、自分の価値観に近い考えを、優先して画面に登場させるからだ。

(4)「同じような考えばかりでは、日本は危ない」のである。もっと積極的に「多数の意見に従わない人々」をふやす努力をしたいものだ。

 

  もっと引用したい箇所はたくさんあるが、私も同意見である。日本が50年前よりも劣化している理由は、廣淵さんの指摘する中に見いだせるようだ。

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