さて、去る4月8日、天皇陛下より第63回神宮式年遷宮の準備について、宮内庁長官を通じて御聴許(ごちょうきょ:天皇陛下の許可)を賜りました!✨


これを受けて翌9日、伊勢の神宮では久邇朝尊大宮司をはじめ幹部が記者会見を開きました🎤



記者会見において、久邇大宮司は

「責任の重さと使命の重大さに身の引き締まる思いがします。国民の皆様の深いご理解と絶大なるご奉賛を賜るよう、せつにお願い申し上げます

と述べられました。


伊勢の神宮は皇室の祖先神である天照大御神をお祀りしており、神宮の神職は天皇陛下の代わりに御奉仕をしているのです。

そのため、式年遷宮は天皇陛下の御発意によって行われるのが大前提となります!👆


本年1月9日、久邇大宮司は皇居・御所にて天皇陛下に単独拝謁され、「次期式年遷宮の準備を、大宮司の責任のもとに取り進める」旨の御言葉を陛下より賜ったのです✨


こうして、伊勢の神宮では次期式年遷宮の準備に本格的に着手し、この度御聴許を賜ったのです。


また、式年遷宮は8年ほどに亘っておそよ30の神事が行われますが、そのうち特に重要な神事については天皇陛下が御治定遊ばされます。


前例に倣えば、天皇陛下の御治定を賜り、来年春には、山に入って木を伐るに辺り山の入口に坐す神を祀る、式年遷宮最初の神事である「山口祭」が行われることになります。


また、前回の式年遷宮の費用は約560億円に上りましたが、次回は人件費や物価高の高騰などで費用が更に増加するとみられ、コストをどれだけ抑えられるかも課題になりそうです。🤔



神様が新殿へ遷られるのは、令和15年(2033)の予定です。

無事に遷御が執り行われるよう、国民一丸となって協力していきましょう!!💪💪


尚、神宮式年遷宮の歴史などについては、以前投稿したブログをご覧ください!💁‍♂️