白坂です、

(以下、引用)

>「君は、、、
  昔から『絶対 絶対』とかる〜く言っちゃうども
  世の中に『絶対』なんてないんじゃねーかなぁ・・・」

>「そうだな
  世の中には『絶対』はないかもな
  でもダイジョウブ


  俺ん中にはあるから」


(以上、『宇宙兄弟』より引用)

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宇宙飛行士になりたい、、、という
兄弟の夢に対して、世間の大人たちは、
宇宙飛行士になることがどれくらい難しいかを
一生懸命に教えます。

兄は世間の大人たちの声に負け始め、
もし宇宙飛行士になれたらなりたい、と
現実的な考え方になっていってしまいます。

一方、
弟は世間の声を超えて
絶対に宇宙飛行士になるという信念が
変わることがありませんでした。


心の中に【絶対】を持つ


たとえば、
わかりやすく、宇宙飛行士になれるのが
1人だと仮定してみましょう。

世間の常識的な考えだと
競争倍率で難しさを判断してしまう傾向があります。

もし「2人中1人」だったら
競争倍率は2倍。

もし「10人中1人」だったら
競争倍率は10倍。

であれば、
「2人中1人」よりも、「10人中1人」の方が
夢実現はより難しいと「錯覚」してしまいがち。
しかし、


実際の難易度は変わっていません。


なぜなら、
自分が宇宙飛行士になるための「実力」を持っているか・
どうかという、自分だけの課題だからです。

もし
学校のテストのように答えがある課題であれば、
さらに分かりやすいと思います。
受験生が10人だろうが、100人だろうが、1,000人だろうが、、、、


自分が100点満点を獲れたら必ず1位になれる


ということ。
競争倍率がどれほど低くても自分自身に実力がなければ
夢はかないません。

しかし、
競争倍率がどれほど高くても自分自身に圧倒的な
実力があれば、夢は必ずかないます。


心の中に【絶対】を持つ


大事なのは、
競争倍率という数字よりも、本人の「何が何でも!」という【想い】。

たしかに
世の中には絶対はありません。

数学的には「不完全性定理」が、
物理的には「不確実性原理」が、
世の中に絶対がないことを証明しています。

しかし、
私たちの人生において、客観的なことが
重要になることは、実はほとんどありません。

たとえば、
外の天気は、晴れの日ばかりではなく、
雨が降ったり、雪が降ったり、台風が来たり、、、
と客観的にはコントロールできないことが
たくさん起きます。

しかし、
大事なのは、雪が降ったり、台風が来たという
客観的な事実そのものではなく、


その環境下で自分は何をなすべきか?


という、
やはり自分自身の課題。

・世の中に絶対的なことがないこと
・客観的に不確実であること
・コントロールが出来ないことも起きること、、、は
大事なことではありません。最も大事なことは、


夢実現のために最善の行動を今日も1日、積み上げたか・どうか?


「本人の実力」と「世間の評価」の間には
時間的なズレがあります。たとえ、本人に実力があったとしても、
世間からは全く評価されていないということは常に起きてはいます。
しかし、


10年単位では「本人の実力」と「世間の評価」は一致している


世間の目は節穴ではありません。
より良いものを常に探し続けています。
たとえ世間は短期的には不合理に見えたとしても
長期的には極めて合理的。


本当に良いものだったら
世間は必ず評価してくれる


であれば、
なすべきことは、ただ1点。


夢実現に相応しい自分になるために実力を磨き続けること


・夢がかなっていないのは単なる実力不足
・もし夢実現に相応しい実力を身に付けられたら
 必ず、夢はかなえられる。
だから、


心の中に【絶対】を持つ


自分がコントロールできないことに
意識を向けるのは時間の無駄。
競争倍率は関係はない。大事なことは
「自分に圧倒的な実力があるか・どうか?」だけ。

大事なのは主観。
少なくても、夢をかなえようとしている本人だけは
【絶対】実現させるという気持ちで努力していること。
そのために、


現実的に「今」できることを、実際に「今」やる


どれほど大きく感じられる夢だったとしても、
実際に実現させるのは、決して大きな行動ではありません。
大きな夢をかなえるのは、いつも、小さな・小さな
日々の行動の積み重ね。

心の中に【絶対】を持ちながら、
日々で小さな行動を積み上げ続けていれば、
いつの日か必ず


夢は【絶対】にかないます。


今回は以上です。
本日も文章をお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

白坂慎太郎