白坂です、
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『アウトスタンダーへの6ステップ』(P221)
さて、
たとえば、エレベーターが上へ上昇する時は、同じだけ重りが下へ下降します。
ある物の上昇と下降がセットになって1つの現象が起きています。
また、
腕を曲げる時も、ある筋肉が伸びてある筋肉が縮みます。伸びると縮むがセットになって1つの現象が起きています。
矛盾した2つがセットになって、1つのことが起きる
これは目に見える物理だけではなく、目に見えない心理でも全く同じです。
分かりやすく、かなり極端な例を挙げてみましょう。
たとえば、ナチスのユダヤ民族の虐殺。
ドイツ人というのは、世界でも有数の真面目で勤勉な国民です。
日本人かドイツ人かというくらいよく勉強し、よく働きます。
そんな世界有数の真面目で勤勉なドイツ人が、なぜ、約75年前に世界で最も残虐非道な行為をしたのか?
ドイツ人が、ユダヤ人をかなり下に見下していた。
つまり、下に対して大きなエネルギーが働いていたということです。
で、宇宙は上下の2つがセットになって1つのことが起きますから、ユダヤ人を下に見下したと同じだけ、上に見上げてしまったエネルギーがあったということです。もちろん、ヒトラーに対して。
ドイツ国民は、ヒトラーを大きく上へ見上げてしまった。
でも、そのままでは心のバランスが取れません。同じだけ下に見下すことで、初めて調和が取れます。だから、ヒトラーを見上げた分、ユダヤ民族を見下した。
矛盾した2つがセットになって、1つのことが起きる
上下、左右・プラスマイナス、、、何か片方の現象が見えた時、実は、もう反対の矛盾した方にもエネルギーが働いているということが観えるようになると、物理と心理の両方で、本当は何が起きているのかが分かるようになって来ます。
たとえば、誰かがものすごく頑固な姿勢だった時、「なぜ、あの人はあんなに頑固なのか?」と観察しても、その頑固の理由は観えて来ません。この質問は問題解決に向けて適切ではありません。頑固を生み出すだけ、反対の要素、つまり柔軟があるはずです。だから、適切な質問は、
「逆に、あの人は何に対して、ものすごく柔軟な姿勢を取らされているのか?」
ということを観るようにすると、その頑固さを生み出している本当の原因が観えて来ます。ドイツ人がユダヤ人を虐殺したのは、ユダヤ人の方に原因があったのではなく、ヒトラーの方に原因があったのと同じことが分かって来ます。
たとえば、誰かがものすごく傲慢な姿勢だった時、「なぜ、あの人はあんなに傲慢なのか?」と観察しても、その傲慢の理由は観えて来ません。この質問は問題解決に向けて適切ではありません。傲慢を生み出すだけ、反対の要素、つまり謙虚があるはずです。だから、適切な質問は、
「逆に、あの人は何に対して、ものすごく謙虚な姿勢を取らされているのか?」
そうすると、その人には謙虚を通り越して卑屈なまでに誰かに対して低姿勢を取っている。でも、そのままでは心のバランスが保てない。だから、別の誰かに対しては、ものすごく傲慢であることで心のバランスを取ろうとしている。
正負の法則
・頑固の裏には、必ず柔軟さがあります。
・柔軟さの裏には、必ず頑固があります。
・傲慢の裏には、必ず謙虚があります。
・謙虚の裏には、必ず傲慢があります。
社会のありとあらゆるところで、エレベーターが上へ上昇すると同時に重りが下に下がるようなことが起きています。目に見える物の世界ではもちろん、目に見えない心の世界でも。
「なぜ頑固なのか?」では観えて来ません。
「逆に、何に対して柔軟なのか?」で初めて観えて来ます。
「なぜ傲慢なのか?」では観えて来ません。
「逆に、何に対して謙虚なのか?」で初めて観えて来ます。
・会社で柔軟だから家庭で頑固なのかもしれません。
・会社で頑固だから家庭で柔軟なのかもしれません。
・学校で謙虚だから家庭で傲慢なのかもしれません。
・学校で傲慢だから家庭で謙虚なのかもしれません。
だから、
柔軟過ぎるとどこかで大きな頑固を生みます。
謙虚過ぎるとどこかで大きな傲慢を生みます。
もし、会社で男性がとても頭を下げながら我慢して働いている。
上司にも顧客にも、謙虚であることを強制されている。
当然、そのままでは心のバランスが取れない。だから、今度はその男性は、家庭で謙虚の反対で傲慢に振る舞う。
家庭で男性に傲慢に振る舞われた女性は、家庭での謙虚を強制されます。当然、そのままでは心のバランスが取れない。だから、今度はその女性は、こどもに対して謙虚の反対で傲慢に振る舞う。
家庭で傲慢に振る舞われたこどもは、親に対しての謙虚を強制されます。当然、そのままでは心のバランスが取れない。だから、今度はそのこどもは、別のこどもに対して謙虚の反対で傲慢に振る舞う。
ゆえに、学校でのイジメは絶対になくならない。
こどもたちに、学校の道徳の授業で、「いじめは良くありません。」とどれだけ説教をしても全く無駄。なぜなら、本当の原因はその子本人にはなく、また学校内にもなく、各家庭にあり、各会社にあるのだから。
矛盾した2つがセットになって、1つのことが起きる
物理の世界も、心理の世界も、そして、宇宙全体で「正負の法則」が働いています。
・最初に誰が、冷静に観察できるか?
・最初に誰が、相手に理解を示せるか?
・最初に誰が、相手に共感することができるか?
どこかで誰かが気付き、相手に理解を示し、そして、共感できたならば感情のぶつけあいのようなドッチボールが終わる。頑固の裏側にある柔軟に気付いてあげられたなら。傲慢の裏側にある謙虚に気付いてあげられたなら。
冷静に「正負の法則」を観察する
・左に動くエネルギーと右に動くエネルギーの強さが、常に釣り合っている
・下に動くエネルギーと上に動くエネルギーの強さが、常に釣り合っている
・マイナスのエネルギーとプラスのエネルギーの強さが、常に釣り合っている
誰かが最初に気付けたら、その綱を引く手を緩めればいい。
そうすれば、相手の綱を引く手もまた緩む。
矛盾した2つがセットになって、1つのことが起きる
何か物事を観察する時は、いつも隠れている対極を観るようにしたいもの。
それが出来るようになれば、本当は何が起きているのかが分かるようになって来ます。結果、自身の心の平安と、目の前の人の幸せへと繋がっていきます。
最後までお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
参考教材:
『正負の法則』
追伸:
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さて、
たとえば、エレベーターが上へ上昇する時は、同じだけ重りが下へ下降します。
ある物の上昇と下降がセットになって1つの現象が起きています。
また、
腕を曲げる時も、ある筋肉が伸びてある筋肉が縮みます。伸びると縮むがセットになって1つの現象が起きています。
矛盾した2つがセットになって、1つのことが起きる
これは目に見える物理だけではなく、目に見えない心理でも全く同じです。
分かりやすく、かなり極端な例を挙げてみましょう。
たとえば、ナチスのユダヤ民族の虐殺。
ドイツ人というのは、世界でも有数の真面目で勤勉な国民です。
日本人かドイツ人かというくらいよく勉強し、よく働きます。
そんな世界有数の真面目で勤勉なドイツ人が、なぜ、約75年前に世界で最も残虐非道な行為をしたのか?
ドイツ人が、ユダヤ人をかなり下に見下していた。
つまり、下に対して大きなエネルギーが働いていたということです。
で、宇宙は上下の2つがセットになって1つのことが起きますから、ユダヤ人を下に見下したと同じだけ、上に見上げてしまったエネルギーがあったということです。もちろん、ヒトラーに対して。
ドイツ国民は、ヒトラーを大きく上へ見上げてしまった。
でも、そのままでは心のバランスが取れません。同じだけ下に見下すことで、初めて調和が取れます。だから、ヒトラーを見上げた分、ユダヤ民族を見下した。
矛盾した2つがセットになって、1つのことが起きる
上下、左右・プラスマイナス、、、何か片方の現象が見えた時、実は、もう反対の矛盾した方にもエネルギーが働いているということが観えるようになると、物理と心理の両方で、本当は何が起きているのかが分かるようになって来ます。
たとえば、誰かがものすごく頑固な姿勢だった時、「なぜ、あの人はあんなに頑固なのか?」と観察しても、その頑固の理由は観えて来ません。この質問は問題解決に向けて適切ではありません。頑固を生み出すだけ、反対の要素、つまり柔軟があるはずです。だから、適切な質問は、
「逆に、あの人は何に対して、ものすごく柔軟な姿勢を取らされているのか?」
ということを観るようにすると、その頑固さを生み出している本当の原因が観えて来ます。ドイツ人がユダヤ人を虐殺したのは、ユダヤ人の方に原因があったのではなく、ヒトラーの方に原因があったのと同じことが分かって来ます。
たとえば、誰かがものすごく傲慢な姿勢だった時、「なぜ、あの人はあんなに傲慢なのか?」と観察しても、その傲慢の理由は観えて来ません。この質問は問題解決に向けて適切ではありません。傲慢を生み出すだけ、反対の要素、つまり謙虚があるはずです。だから、適切な質問は、
「逆に、あの人は何に対して、ものすごく謙虚な姿勢を取らされているのか?」
そうすると、その人には謙虚を通り越して卑屈なまでに誰かに対して低姿勢を取っている。でも、そのままでは心のバランスが保てない。だから、別の誰かに対しては、ものすごく傲慢であることで心のバランスを取ろうとしている。
正負の法則
・頑固の裏には、必ず柔軟さがあります。
・柔軟さの裏には、必ず頑固があります。
・傲慢の裏には、必ず謙虚があります。
・謙虚の裏には、必ず傲慢があります。
社会のありとあらゆるところで、エレベーターが上へ上昇すると同時に重りが下に下がるようなことが起きています。目に見える物の世界ではもちろん、目に見えない心の世界でも。
「なぜ頑固なのか?」では観えて来ません。
「逆に、何に対して柔軟なのか?」で初めて観えて来ます。
「なぜ傲慢なのか?」では観えて来ません。
「逆に、何に対して謙虚なのか?」で初めて観えて来ます。
・会社で柔軟だから家庭で頑固なのかもしれません。
・会社で頑固だから家庭で柔軟なのかもしれません。
・学校で謙虚だから家庭で傲慢なのかもしれません。
・学校で傲慢だから家庭で謙虚なのかもしれません。
だから、
柔軟過ぎるとどこかで大きな頑固を生みます。
謙虚過ぎるとどこかで大きな傲慢を生みます。
もし、会社で男性がとても頭を下げながら我慢して働いている。
上司にも顧客にも、謙虚であることを強制されている。
当然、そのままでは心のバランスが取れない。だから、今度はその男性は、家庭で謙虚の反対で傲慢に振る舞う。
家庭で男性に傲慢に振る舞われた女性は、家庭での謙虚を強制されます。当然、そのままでは心のバランスが取れない。だから、今度はその女性は、こどもに対して謙虚の反対で傲慢に振る舞う。
家庭で傲慢に振る舞われたこどもは、親に対しての謙虚を強制されます。当然、そのままでは心のバランスが取れない。だから、今度はそのこどもは、別のこどもに対して謙虚の反対で傲慢に振る舞う。
ゆえに、学校でのイジメは絶対になくならない。
こどもたちに、学校の道徳の授業で、「いじめは良くありません。」とどれだけ説教をしても全く無駄。なぜなら、本当の原因はその子本人にはなく、また学校内にもなく、各家庭にあり、各会社にあるのだから。
矛盾した2つがセットになって、1つのことが起きる
物理の世界も、心理の世界も、そして、宇宙全体で「正負の法則」が働いています。
・最初に誰が、冷静に観察できるか?
・最初に誰が、相手に理解を示せるか?
・最初に誰が、相手に共感することができるか?
どこかで誰かが気付き、相手に理解を示し、そして、共感できたならば感情のぶつけあいのようなドッチボールが終わる。頑固の裏側にある柔軟に気付いてあげられたなら。傲慢の裏側にある謙虚に気付いてあげられたなら。
冷静に「正負の法則」を観察する
・左に動くエネルギーと右に動くエネルギーの強さが、常に釣り合っている
・下に動くエネルギーと上に動くエネルギーの強さが、常に釣り合っている
・マイナスのエネルギーとプラスのエネルギーの強さが、常に釣り合っている
誰かが最初に気付けたら、その綱を引く手を緩めればいい。
そうすれば、相手の綱を引く手もまた緩む。
矛盾した2つがセットになって、1つのことが起きる
何か物事を観察する時は、いつも隠れている対極を観るようにしたいもの。
それが出来るようになれば、本当は何が起きているのかが分かるようになって来ます。結果、自身の心の平安と、目の前の人の幸せへと繋がっていきます。
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ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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