↓1日1クリックの応援、感謝しています↓
にほんブログ村 経営ブログ コーチへ
にほんブログ村 コーチ
 
こんにちは、
白坂慎太郎です。


【楽天ブックスならいつでも送料無料】この国を出よ [ 大前研一 ]

この12月、2才7か月の娘の幼稚園の見学に行きました。通わせるか・どうかは分かりません。ただ夫婦して、娘の教育に対してこれまで以上に真剣に考え始めているのは、事実です。


自立のための徹底依存


うちは、18才になったら強制的に家を追い出すことだけは決めています。自立させるための教育を逆算で考えた結果、逆に、3才までは徹底的に依存させた方が最速であるという判断をしての、この2年7か月間の子育てでした。

3才までに親に甘えた経験がない子は、心の中に安心領域がないから、外の世界に出ていかない。

逆に、

3才までに親に過保護に育てられた子は、心の中に絶対的な安心感があるから、逆に、外の世界へと挑戦して行きやすい。

だから、甘やかせるだけ甘やかす。
彼女の全ての欲求、欲望を満たして上げる。
全ては、将来の


自立


のため。

人は、何才からでも変われると言う。
たしかに、生物学的にとか、物理的にはそうなのかもしれません。成功法則の本とかにも、40才から、50才から、60才から成功した人たちの列伝がたくさん紹介されていたりします。

しかし、個人的には、この説は理想論であって、現実的ではないように感じています。実際は、人は環境の影響を大きく受けている。

生まれ育った宿命を変えられる人は、果たして、1%いるのか・どうか。恐らく、1,000人に1人。0.1%。

だから、

一刻も早く家から追い出して上げる。
早く、自立させる。それが、最良の教育だと信じています。


日本の小学校はあり得ない。では、幼稚園は?


幼稚園は、小学校よりも園による違いや特徴がある気がします。小学校の予備のようなガチガチの管理教育の所もあれば、本人の自由意志を尊重したノビノビ教育の所もある。理想は、


デンマーク


デンマークの幼稚園には、いわゆる「先生」がいません。
大人たちは全て支援役。デンマークは小国なので、こどもたちは自国では生きて行けない。最初から、海外に出ていくことが前提になっている。だから、こどもたちの才能を大切にした究極的なノビノビ教育を国としてやっているわけです。

わたしたち世代には、まだ、日本国内にいてもチャンスがあるでしょう。しかし、2才7か月の娘が18才になる頃には、どう考えても無理、です。その頃に、日本にコダワっていたら、経済的自立は不可能でしょう。であれば、


最初から世界に出ていくことを前提とした教育


皮肉なことに、日本だと、親や学校の先生が関わる期間が長くなればなるほど、本人のためになりません。それが、日本の教育の現状。30年も昔の常識による教育を受けていたら、大人たちが寄ってたかってこどもたちを不幸にしているようにしか見えません。

・小さいときに、お年玉をもらい、
・少し大きくなったら、お小遣いをもらい、
・働けるようになったら、お給料をもらい、
・老後になったら、年金をもらい、・・・

一生、誰かからお金をもらい続ける人生。
実際に、自分で社会に価値を提供し、自ら稼ぐという体験を、ただの1回もすることがない人生になってしまう。

いかに早い時期に親元から離してあげられるか?
そして、いかに早い時期に広い世界を見せてあげられるか?

10月末にシンガポールに家族で行って、最も良かったなと感じたのは、娘にとって多くの初体験があったこと。

特に、シンガポール空港に、すべり台などの広いキッズスペースがあって、そこで、白人、黒人、黄色人問わず、いろいろな人種、年代のこどもたちと一緒に遊ぶ時間を娘が持てたこと。

この年代から、いろいろな民族の人たちと触れ合う機会を持たせることほどの最良の教育はないと確信したところ、でした。


来年2015年。


70年前は、1945年。
日本は、ポツダム宣言を受け入れて、無条件降伏をしました。それは、物理的な戦争での敗北。もしかしたら、来年2015年は、今度は日本の経済的敗北の年になるかも、しれません。

なにせ、ジャパンアズナンバーワンと呼ばれ、1人当たりのGDP(国内総生産)が世界1位に
なったも、今は、昔。今は、20位前後まで落ちています。

日本国債の暴落も、来年2015年~2016年の2年間が最も危ないと言っていいでしょう。総人口の減少。少子高齢化・・・残念ながら、日本にコダワレば、悲観的なシナリオしかありません。

しかし、

いざ、広い世界に目を向ければ、人口は66億人から70億人へと増えており、将来は、100億人まで増えるのでは?とさえ言われています。


自立して世界に出ていく


覚悟を持っている人にとっての未来は、必ず、明るいと言っても良いでしょう。今の現状は関係ありません。しかし、将来は必ず、世界に出て通用する人財になって行く。そして、


どんな国でも、どんな時代変化があっても生きて行ける力


を身に付けていく。

日本人は、本当は、極めて優秀な民族です。
野球でも、サッカーでも、水泳でも、フィギュアスケートでも、そして、テニスでも、世界1位を目指せる選手がたくさん出ています。


最初っから、世界に出ていくことを考えたうえで、今をどう過ごすか?


将来のこどもたちへの最良の教育は、こどもをいかに躾けたり、管理するかではなく、どれだけ、「カッコいい大人たちの後ろ姿を見せるか?」だと思っています。



今回もお読み下さり、ありがとうございます。
それでは、また。

白坂慎太郎

参考図書

この国を出よ

今日の1枚
1219
まりんちゃんママのブログへ

↓1日1クリックの応援、感謝しています↓