1126日「山陰近畿自動車・浜坂道路」(余部IC~新温泉浜坂IC間、9.8km)の開通式が新温泉浜坂IC付近で行われ、私も来賓として出席し、お祝いのご挨拶とテープカットをさせていただきました。

 会場には、今日の日を心待ちにされていた多くの地元住民の皆様、ご来賓、ご関係者の皆様が集まり、浜坂高校吹奏楽部のファンファーレで式典が開幕され、多くのご来賓の皆様からお祝いの言葉がありました。式典後はテープカットや近くの浜坂南小学校児童による<風船飛ばし>があり、みんなが笑顔で活気に溢れたセレモニーでありました。その後、皆様に見送られて恒例の<車両パレード>がゆっくりスタートし、私も余部ICへと向かいました。そして、午後4時に一般車両の共用が開始されました。

「山陰近畿自動車道」は鳥取市を起点とし、京都府宮津市までを結ぶ、約120kmの地域高規格道路です。今回の「浜坂道路」の開通で全体の37%が供用されました。既に開通した「香住道路」や「余部道路」が今や暮らしに欠かせない道路になっており、地元が強い熱意を持って全線の早期完成を望む道路であります。

 私は今年7月まで、国土交通副大臣として、全国各地から多くの要望を頂きましたが、最も件数が多く、熱意が高かったのが、道路の要望でありました。但馬地域がよりよい環境になるためには「道路のちから」が必要であります。道路は人と人をつなぐ、まちとまちを結ぶ未来への架け橋となります。地元兵庫県選出の国会議員として、国・県・地元市町と連携をとりながら、一日も早い全線完成に向けて全力で取り組んで参ります。

 最後に今回の式典に向けて準備を進められた、多くの関係者の皆様に心より深く敬意を表します。