糸魚川市火災現地視察

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 JR糸魚川駅北側の火災跡地を視察して参りました。当日は南風が強く、延焼していったものです。密集地域では、ちょっとした火災が大火事につながっていく恐ろしさを痛感しました。

 年末、自民党二階幹事長が視察され、諸々の対応を指示されましたが、まだまだガレキ処理が続いておりました。突然の視察にも関わりませず、金子総務部長とお会いし、又、若手職員の方4名を激励致しました。

 近く、国土交通省も人的サポートを行うことを検討しております。

 糸魚川市の復興を願い、またこれを防災の大きな教訓として参りたいと思います。

 

 

 

 

1月18日午後、関西国際空港で開催された「第2ターミナルビル(国際線)開業披露パーティー」に出席し、国土交通副大臣として一言御祝いの御挨拶を申し上げました。

 

 

 関西国際空港は、平成24年7月に大阪国際空港(伊丹空港)との経営統合が図られた上で、昨年4月、関西エアポート株式会社により、コンセッション方式による運営が開始されました。

 

また、平成24年に我が国初のLCC専用ターミナルビルとして従来の第2ターミナルビルが供用開始されました。その結果、関西国際空港では、ここ数年、全国をはるかに上回るペースで訪日外国人旅行者の利用者が増加しております。

 

このたびLCC専用の国際線用ターミナルビルが供用されることに伴いまして、従来の第2ターミナルビルは、今後、LCC専用の国内線用ターミナルビルとして利用されることになります。

 

私もLCC専用のターミナルビルというものを今回初めて拝見いたしましたが、完全24時間空港としての関西国際空港の特性を活かしつつ、LCCの効率的な運営をサポートできるよう、機能性・経済性を追求されているとのご説明をいただきました。確かに非常に簡素な作りの施設となっており、たいへん印象的でした。

 

また、このLCC専用の国際線用ターミナルビルでは、本邦初となる「ウォークスルー型」の免税店舗や、保安検査の待ち時間短縮が期待される「スマートセキュリティー」システムが導入されるなど、お客様満足度を高める取組みも講じられております。今後も、こうした民間事業者ならではの、創意工夫を生かした空港運営が期待されます。

 

昨年、訪日外国人旅行者数が史上最高、2400万人を超えました。政府として、「観光先進国」の実現に向け、オリンピック・パラリンピック東京大会が開催される2020年に4,000万人、2030年に6,000万人という目標を掲げております。

 

この目標を達成するためには、我が国全体で訪日外国人旅行者をおもてなしの心をもって増加させていく必要があります。いち早くLCCターミナルを整備した関空や、更には伊丹空港や神戸空港を擁する関西地域は、この数値目標達成に大きく貢献するものと確信しておりますし、貢献できるようこれから関係者全員で一生懸命取り組んでいきたいと思います。

 

今回のパーティーには、国土交通省航空局から平垣内次長や藤原参事官にご出席いただきました。無論、国土交通省の立場といたしましても、CIQ施設の整備など各種政策を通じて引き続き最大限の支援をしてまいります。

 

山谷佳之・関西エアポート社長らと鏡割り

 

宮内義彦・関西エアポート社外取締役、オリックス株式会社シニアチェアマンと

 

阪神港を視察しました

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 1月18日午前、阪神港を視察させていただきました。

 

まず、神戸港ポートアイランドのPC18コンテナターミナルを訪問いたしまして、管理棟内にて、同コンテナターミナルの運営事業者である上組の佐伯専務、長谷・港湾事業本部長から事業の概要説明をいただきました。

 

上組は、従来の港湾運送事業者としての業務にとどまらず、コンテナターミナルを単独で運営する事業者として、国内外の海運業界の動向に目配りをしつつ、海外の港湾についても事業展開を検討されているということでした。積極的な事業展開を通じて神戸港の発展をけん引しようとする姿勢は、大変たのもしく感じられました。

 

 

PC18コンテナターミナル管理棟で概要説明を受ける

 

その後、国土交通省の港湾業務艇「洲浪」に乗船し、神戸港から大阪港へ向かい、船上より両港を視察いたしました。今回の視察には、国土交通省から津田・大臣官房技術参事官(港湾局担当)、田所・近畿地方整備局副局長、稲田・同港湾空港部長、小野・神戸港湾事務所長、國松・大阪港湾・空港整備事務所長に、神戸市から吉井・みなと総局長に同行いただき、行程中、両港の概況についてご説明いただきました。

 

上組の佐伯専務、長谷・港湾事業本部長(右列)、行政の皆様とで意見交換

 

 

高さ50メートルのガントリークレーン内にて操作状況を視察

 

神戸港は、大阪港と共に「阪神港」として国際コンテナ戦略港湾に位置付けられており、2015年のコンテナ取扱貨物量は493万TEU(20フィートコンテナ)、阪神淡路大震災以降、最高値を達成しております。また、コンテナターミナル以外では、外航クルーズ船の受入拠点、穀物の輸入拠点、中古自動車の輸出拠点等の多種多様な機能を有しております。

 

 神戸港の周辺には、神戸製鋼所、川崎重工業神戸工場、三菱重工業神戸造船所を始めとする製造業、エネルギーなどの企業が多数立地し、活発に事業を展開されています。
 

 また、コンテナ取扱貨物量の増大や船舶の大型化に対応するため、着実に港湾施設の機能強化を図ってきたことや、たとえば一体的なポートセールス活動の実施や西日本諸港における国際フィーダー航路の寄港便数の増加など阪神港としての一体運営による効果・メリットが出現しつつあることが、神戸港の発展に寄与していると理解いたしました。
 

 「百聞は一見に如かず」と言いますが、今回の視察で学んだ内容を生かして、今後とも阪神港の更なる発展、港湾行政の推進に貢献してまいりたいと思います。

 

 そして最後に決して忘れてはならないことがあります。22年前、震災により神戸港はじめ県内各地の港湾施設は約1兆円に及ぶ大きな被害を受けました。あらためて岸壁の耐震強化、液状化対策の大切さを痛感しました。

 

神戸港PC18コンテナターミナルで記念撮影
左から小野所長、稲田部長、私、長谷本部長、田所副局長、津田技術参事官

 

 1月17日午後、神戸市の下水道施設を視察させていただきました。

 

まず、東灘処理場におきまして、神戸市の下水道の概況、消化ガスや汚泥の有効利用、汚水管渠老朽化対策などについてご説明をいただきました。

 

東灘処理場では、下水処理後の汚泥を消化タンクの中でメタン発酵させ、汚泥を減量化させるとともに、発生するバイオガスを自動車燃料や都市ガス供給用などとして活用しております。また、消化汚泥からリンを回収し、肥料として販売しております。

 

全国でも先進的な事例とのことですが、単発の実証実験で終わらせず、事業化に向けて関係者が協力して研究を継続されている点が素晴らしいと思います。担当者の「下水道は宝の山です。」というご説明がたいへん印象的でした。

 

その後、中突堤ポンプ場において下水道浸水被害軽減総合事業についてご説明をいただきました。

 

神戸市の市街地は、元々低地である上に、都市化に伴い雨水流出量が増大し、台風や豪雨による浸水被害が発生しやすくなっております。このため、三宮南地区では、高潮による浸水被害を防ぐための防潮堤を整備するとともに、雨水をポンプで強制的に排除するためのポンプ場などの排水施設を整備されているとのことでした。

 

中突堤ポンプ場は、ホテルオークラ神戸のすぐ北側に立地しております。普段は目立たない施設ですが、浸水に強い安全なまちづくりを支えるたいへん重要な施設であります。

 

今回の視察には、国土交通省水管理・国土保全局の加藤・下水道事業課長、黒川・防災課長、池田・近畿地方整備局長にご同行いただきました。

 

神戸市におかれましては、引き続き積極的に低炭素・循環型のまちづくり、安全安心のまちづくりに取り組んでいただきたいと思いますし、私も神戸市のこうした先進的な取組みが全国に普及するよう取り組んでまいります。