展覧会のオープニングも過ぎて、ちょっと一息。

友人の三浦典子ちゃんの店「和楽」。
おでん屋って言ってるけど、僕の中ではどう考えても「おでん屋」じゃない、ごはん屋さん。
アートの世界同様、カテゴリー分けするのは、難しいし、好きじゃない。

美味しければそれでいいじゃないか!

開店の時、彼女のリクエストで暖簾に描いた猿達とも再会した。

 



 

 


夏にぴったりのロゼ。

そして白赤も揃う京都丹後の天橋立ワインが届いた。


 



ラベルに、うさぎとモグラを描かせて頂いたのだ。
文字も僕の書き文字。

モグラが葡萄畑にいるって事は、除草剤を使ってないから健康な土の証明!
そんなわけで、初モグラに挑戦。

GRAPHの北川一成さんと銭亀正佳さんに御協力頂き出来上がったもの。

 

 


ローマ3日間の旅。



街自体が歴史博物館のようなこの街。
そこら中にある宮殿。
何度訪れても、何もかもが想像を絶する大胆さにあらためて驚愕。
創った作者の頭の中を覗いてみたくなる沢山のものに出会える歴史の産物の宝庫。

Palazzo dei Conservatoriにある紀元前5世紀前半のブロンズ像の「雌狼」も、その時間を経て、古代の狼の彫刻部分に神話をより反映させる為、二人の赤ちゃんが後で追加されたらしい。



狼の乳を貪る人間の赤ちゃん!

現代の方が、アートも新しくアヴァンギャルドだと思われがちだけれど、こんな作品を目の前にするとそんな思いも吹き飛んでしまう。



王室や教会、絶大な権力者が、この凄い街を作って来た。
アーティスト達もさぞかしやり甲斐があっただろうし、依頼も沢山あっただろう事が想像出来、太古のアーティスト達にちょっと嫉妬してみたりする自分がいた。

 




今回のローマ旅の目的は、友人主宰のパーティー出席の為。
3日間開催される会にパリを中心に世界各国から招待された友人達が集合。

1日目は市場を借り切り、2日目は、メインのヴィラメディチを借り切った着席ディナー。
3日目はピクニック。

 

 


メインのディナーでは、皆ドレスアップ。
僕も夏着物で参加した。