入院も早60日。
長く入院しているといろいろな方から手紙をいただきます。
今日も、次男が自宅から手紙を届けてくれました。
その中に、大変懐かしい方から励ましのお手紙をみつけました。
今井先生からでした……
…(しんみり)…
ってそれ誰ですか~!ですよね(笑)
私のエレクトーンの先生です。
大学に入るまで町田市の藤の台という団地に長く住んでいたのですが、小学校低学年から中学2年ぐらいまで週に1回、今井先生が自宅に教えに来てくれていました。
そんな先生からの手紙には
「患者の優等生にならなくていいですよ」と、
優しい言葉がつづられていました。
先生からのお手紙と折り鶴(ありがとうございます!)
先生は当時20代だったでしょうか、ものすごい美人の先生で、
思春期は練習よりも、先生相手によからぬ妄想抱いたりしてました。
(先生これ読んでたら、ごめんなさい(笑))
エレクトーンの発表会の緊張は今でも忘れませんが、
これが中学時代の発表会の写真!
練習じゃありません。本番です。
母には「もっといいの着てった方がいいんじゃない?」と反対されたんですが、
当時アディダスのウインドブレーカーが超・流行っていて、
中学生の私にとっては、これが一張羅だったんです。
わかります?
↓これ
ミドルエッジ ホームページより
この時の発表会で披露した曲は「007映画のテーマ曲」。
結局、映画音楽だったりしてね。
我が家は音楽一家で、というとモーツァルト一家みたいに聞こえますが、
父が公務員の団地住まいだったので、ブレーメンの音楽隊みたいな家族といった方が正しいかもしれません。
家族みんな音楽が好きで、父はエレクトーンとアコーディオンがうまく、
弟たち2人は中学時代には楽器を弾いていて、高校に入ってバンドを作り
50代になった今でも働きながら趣味でバンド活動を続けています。
父は「音楽は人を幸せにできる」と、よく言ってました
私? 私はひたすらしゃべってました(笑)。
地域の祭りや、団地のカラオケ大会では、“子ども司会者”としてちょっとは知れた存在だったんですよ。
今も弟たちは音楽活動をつづけていて、
一つ下の次男は公務員(教員)で、ジャズバンドのウッドベース
末の弟も公務員で、ロックバンドのベースギター。
そう、みんな父に似て手堅い仕事に就いてます。
しかも、2人ともベースという、地味だけど必要。
やっぱり公務員的ポジション。
私なら、間違いなくリードボーカルやってますね。
そこは性格の違い。
ただ、2人ともなかなか上手いんですよ。
そこで数年前から、いとこの創也を交えて、ライプハウスで年1回合同ライブ活動を続けているんです。
ライブ名は「いとこ同志」
第3回の時のポスター(こういうの
創也くんが作るのうまい)
創也は「カンバス・オブ・ミュージック」というバンドで、本格的にJ-POPのバンド活動をしていて
インディーズでアルバムも出しているんですョ。
なかなかいい曲書いてるんで、聞いてみて下さい。
「カンバス・オブ・ミュージック」
【Youtube】
♪天秤座への旅の終わり
♪好きな人
ジャズ(次男)
ロック(三男)
J―POP(いとこ)の3つの異なるバンドのライブなんで楽しい楽しい。
お客さんは、親族一同
あと、友人ー同
自分たちの葬式の時には、この人たちが来るんだろうな(笑)という顔ぶれで小さなライブハウスは満席になります。
私ですか?
私は・・・・
笛です♪
あ、今、笑いました?
ふざけてんじゃないですよ。
この56年間、しゃべってばかりで、バンドなんて組んだことありません。
エレクトーンを弾こうにも創也くんが、ちめゃくちゃうまいキーボードの名手なので太刀打ちできません。
そこで、リコーダーです。
小学校で習っただけで、たて笛を人様の前で披露しようなんて思います?
実は私は小学時代、お稽古事で「笛」を習っていたんです。
こういう人って他にいるんでしょうか?
音楽好きの親に言われて、団地住まいの先生の家で短い期間でしたが習ってたんですっ!
ということで、3つのバンド+笛のソロライブというちょっと変わった「いとこ同士」ライブ。
申し遅れましたが、MCは私、笠井信輔。
もちろん、ノーギャラでございます。
ただ、今年は私が入院中なので、このライブ、大幅延期ということで今夏開催予定!
そりゃ、司会と笛がなかったら、できないでしょ。