PDCA実践の第一歩は、「立てた目標を達成する!」という意識転換から | OJT代行型研修の株式会社シンスター スタッフブログ

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こんにちは、シンスターの永田です。

 

先日、英会話教室を運営するある企業で、若手社員を対象に「PDCA実践力強化」研修を行いました。

 

「PDCA」自体は、職場で先輩から「仕事の基本である」と良く言われているので、頭ではその重要性を理解しているが、なかなか上手くPDCAサイクルを回せていない。何故回らないのか、回すためには何が重要なのか?具体的な実践方法を学ばせたい、というのが今回の研修企画担当の方からの依頼でした。

 

さて、「PDCAを回す」という言葉をよく耳にしますが、皆さんは、いったい何のためにPDCAサイクルを回しているのでしょうか?

 

研修でこの質問をすると、多くの人が「課題を見つけて、次回の行動に活かす」「今後の業務改善の種を見つける」といった、「業務改善」のためと答えるのですが、皆さんはどうでしょうか?

 

確かに業務改善はとても大切なことですが、シンスターではPDCAを「当初立てた目標を、その設定期間内に確実に達成する(=やり抜く)ための方法論」と定義しています。

 

受講者は、研修を通じてPDCAの概念や、「目標を達成するために、P・D・C・Aのそれぞれのフェーズで何を考えるべきか」のポイントを学ぶのですが、中でも特に「立てた目標を確実にやり抜く!!」という意識への転換こそが、実務においてPDCAサイクルをうまく回すために最も重要であることを強く意識することを求められます。

 

今回の研修では、「立てた目標を確実に達成するためのPDCA」とはどういう事なのか?を理解してもらう最初の取りかかりの演習として、「仕事で英語を使える様になるために何をしたらいい?」という、受講者のお客様となり得る立場の人物になって考えてもらいました。

 

 

「‘うちの英会話教室に来なかったことが問題だ!’なんて皆さん思われたかもしれませんが・・・」と、講師の冗談から始まったこの演習。

 

受講者からは、

・目標設定が高すぎる。また「800点」という点数に何の意味があるのか?

・ラジオ英会話やテレビ電話を使った英会話レッスンだけでは目標達成は難しいのではないか?

・最終的な目標は立てているが、いつまでにどこまで高めるか?考えられていない

・結果しかチェックしていない。行動も振り返る必要がある。

等々、沢山の意見がでてきました。

 

英語力の向上という身近でイメージしやすく、誰もが問題点を発見しやすい題材を使ったことで、PDCAを実践するにあたって重要となるポイントを分かりやすく、スムーズに受講者に理解してもらうことができます。

 

ポイントをしっかりと押さえた後は、演習も徐々にレベルアップ。商社が食品展示会をタイで開催する際のPDCAや、各自の実務での取り組みをPDCAの観点で振り返ったりと、様々なビジネスシーンを題材に演習を行い応用力を磨きます。

 

ですが、最初は英会話の題材でイメージしやすかったPDCAサイクルも、ビジネスの問題が複雑になればなるほど、重要なポイントを見落としがちになってきます。

 

議論が脱線しそうになると、講師からは、「なぜその目標ではいけないのか?」「それを行うことで目標を達成出来ると考えた理由は?どんな仮説を考えた?」「何故そのタイミングでチェックすべきと考えたのか?」といった激しい突っ込みがあり、PDCAのポイントを常に考えさせると同時に、「立てた目標を確実にやり抜く!!」という本来のPDCAの目的を強く意識させるファシリテーションが行われました。

 

研修の最後には、各グループのうち一人の実務における取り組みを題材に、PDCAをうまく回すための取り組み・工夫について考えるワークショップを行いました。

 

受講者からは、

「その計画で目標に達成できるのか?そもそもの目的の設定は正しいのか?」
「うちのメンバーの性格を考えると、マイルストーンはもっと余裕をみないと達成できない」
「できない場合を考えてリスクヘッジ策をもっと考えた方がいいのではないか?」等々・・・・・

 

「立てた目標を確実にやり抜く!!!」ためにはどうあるべきか、研修の中で学んできたPDCAのポイントを押さえた発言がいくつもあり、半日という短い研修でしたが、皆さんの意識の大きな変化を感じました。

 

繰り返しになりますが、PDCAサイクルを回す目的は、「立てた目標を確実に達成すること」で、決して「業務を改善」することではありません。

 

PDCAという言葉、ビジネスパーソンで聞いたことの無い方はいないであろうと考えられるほど良く聞かれる言葉ですが、実際はP⇒D、P⇒Dの繰り返しだったり、「やりきれない」ことを無意識に前提として「C」「A」を考えていたりします。

 

PDCAを「業務改善手法」ではなく「目標達成手法」と従来とは見方を変えて捉え、「立てた目標を確実にやり抜くためにはどうすべきなのか?」を常に意識することが、PDCAサイクルを実践する力を強める第一歩!「やり抜く」コツを、自分の仕事を題材にして、突っ込み激しい弊社の講師と一緒に考えてみませんか?

 
 
 

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