こんにちは。シンスターの菅原です。
早いもので、今年も残すところあと1ヶ月となりましたね。例年であれば、紅葉を満喫する季節ですが、今年は新型コロナの影響もあり、観光も違った様相となりそうですね。
特に、新入社員教育をご担当されている皆様におかれましては、今年は新型コロナの感染拡大を受け、大変なご苦労をされていると存じます。
シンスターでも、4月から多くの企業様から戸惑いの声をいただいておりました。そこで、弊社でも、何かお役に立てないかと考え、配属直前の確認や配属後のフォローとしてお使いいただける「ビジネスマナーWebテスト」を、期間限定で無料公開させていただきました。
「ビジネスマナーWebテスト」は、ビジネスマナーの基本問題20題(4問×5回)で構成されていて、PCやスマホで気軽に受けていただけるように作成しまして、6月から8月末までの約2ヵ月間で、様々な企業で200名を超える新入社員の方々にご活用いただきました。
今回は、その全員のテストの解答を集計し結果を簡単にまとめました。今年の新入社員のビジネスマナーにおける傾向や苦手としているカテゴリなど、ご参考にしていただき、今後の新入社員教育にお役立ていただければ幸いです。
まず、カテゴリ別で見ると、「訪問」が80%と一番正答率が高く、続いて、「挨拶」、「お辞儀」で、63%という結果になりました。カテゴリの中で、一番苦手とされていたのが「封筒の準備」の32%でした。普段郵便物を送る習慣が少なくなってきているため、その影響もあるかもしれませんね。
【カテゴリ別正答率】
続いては、全問題の中で正答率が最も低かった問題2問についてご紹介させていただきます。
ワースト1位は、「言葉遣い」カテゴリからの問題で、敬語の使い方に関する問題は、正答率は17%という非常に低い結果となりました。敬語については、今年だけに限らず、最近の新入社員に共通する苦手領域のようですね。先輩社員ですら怪しいという話もあります。(笑)
【正答率の低かった問題(ワースト1位)】
ワースト2位は、「名刺交換」の問題で、正答率は、ワースト1位から上がったものの28%と低い結果となりました。配属直後、もしくは配属前の方々が受けられていることも考えられるため、まだ実践的なビジネスマナーは苦手に感じられているのかもしれません。
【正答率の低かった問題(ワースト2位)】
さて、皆さまはいかがでしたか?
社会人経験豊かな皆さまですので、きっと問題なく正解いただけたかと思っています(笑)。
こちらは限られたサンプルに基づく、あくまでもご参考程度の結果ですが、ビジネスマナーは新入社員にとっては組織内でコミュニケーションを図る上での基礎となるため、こちらの結果が少しでも新入社員教育のご参考になれば幸いです。
最後に、ちょうどこれから新入社員へのフォロー施策もお考えの企業も多いと思いますので、シンスターでは、ビジネスマナーWebテストを再度皆さまに公開させていただくことにしました。まだ、コロナの収束が見通せないこともあり、ご不安に感じられている人材育成ご担当者の方も多いかと存じます。新入社員の方々の配属後のチェックや復習等に是非お気軽にお使いください。
テストへのアクセスは、メルマガ本文のURLをクリックしてご活用ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。