まさかの初日に観れました、シアターコクーン「大逆走」。





初日に観られたのはこちらのかたのおかげ。









久しぶりの舞台です、と連絡もらって、おお!ケラさんの『黴菌』は観たけど!と懐かしく思い出した。


とんでもない女たらしの役なのに、ラストシーンで幼少期からの悩みが解決した途端泣いてしまう北村さんのチャーミングさったらなかった。




今回は赤堀さんの舞台だから、ブルーカラーな北村さんかな?
と、娘2紅甘(ぐあま)と楽しみに出かけました。



結果、北村さんはとても誠実な、別れた妻子を気遣いながらも、目の前の人たちをいちいち放っておけずに動き回る土木作業員。夜中じゅう次々起こる出来事。もう朝なんて来ないんじゃないかと思えるような淀んだ空気の中、五味(北村さんの役名)の運転で、みんなの乗った車は深夜の大逆走!


赤堀さんの作品はみな素敵ですが、これほど大舞台を生かした演出なのは初めて拝見した気がします。




ここで紅甘の感想。

「楽屋でお会いした北村さん、お顔がはっきりし過ぎて、メイクしておられるのかしてないのか判断できなかった」

「久しぶりにお会いしたトイレさま(大倉孝二くんが『ぱんつぱんくろう』のトイレさまの声やってた時、『おはいりなさい』と言って遊んでくれた)、カッコよかった」

「池田成志さん優しい~」

「大好きな吉高さんにご挨拶出来て感激」

と地に足がつかないほどの感動に、空を飛びながら帰宅、

帰って息子2が焼いた手羽餃子を食べました。



私も秋山なっちゃん、濱田マリちゃん、峯村リエちゃん、趣里さんにもご挨拶して紅甘を紹介出来て嬉しかった。


皆、「美しいお嬢さんで」とか「どこかでお仕事ご一緒したいですね」とか言ってくれて本当に優しい。



そして吉高由里子さんの記念すべき初舞台初日でもあったわけですが、わ!そんなことまで?!の連続。あのはかなげで小さな吉高さんの中には仕事への愛と情熱が詰まっているのですね。