やりたくない事をいきなりやめていいのか? | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。


「やりたくない事をやめてやりたい事をしていきましょう」

勿論、僕もそれが理想だと思います。


でも、勇気を持ってやりたくない事をやめていって、
かといってやりたい事も見つからずに行き詰ってしまう
人もいると思います。


それは、僕が思うに
「自分がやりたい事を見つける」
事が先にあって、

それがわからずに闇雲にやりたくない事
をやめるから
そうなってしまうのだと思います。


そもそも、やりたくない事を必死でやってる人は
世間体や他者からの承認を希求したり、

劣等コンプレックスを覆す為に

「○○しなければいけない」「△△であらねばならない」

という考え方の癖に縛られて、

自分の欲求よりも他者の欲求
や期待を求めて頑張り続け、
しんどくなっちゃう人が多いのではないでしょうか?


もしそうなら、それは「他人軸」と言われる状態です。


「他人軸」と言われる人は、

自分の欲求
感情好嫌意志を優先する「自分軸」の人
に比べて、

常に
他人の欲求感情好嫌意志を優先して来た人
と言えるでしょう。


ですから「他人軸」で生きて来た人は

「この人は何を欲しているのだろうか?」

「この人は私がこう言ったせいでどんな気持ちに
なってる
 のだろうか?」

「この人は私の事をどう思ってるのか?」

「この人は私の事が好き?嫌ってる?」

「この人は私に何を求めているのか?」

「私はこの人に何をしてあげたらいいのか?」


等と長年意識し続けて来たはずです。


もし、あなたにそれが当てはまるのであれば、

そこには「自分軸」的な考え方、つまり

「私は何を欲しているのか?」

「この人にこう言われて私はどんな気持ちに
なってる
 のだろうか?」

「私はこの人の事をどう思ってるのか?」

「私はこの人の事好き?嫌い?」

「私はこの人に何を求めているのか?」

「私はこの人に何をして欲しいのか?」


が抜け落ちています。


そんな状態であれば、
自分のやりたい事を見つける事
は困難になるでしょう。


何故なら、
「私は(他人の事は置いといて)何が欲しい?」
「私はどうしたい?」
「私はどうなりたい?」

といった質問をもう何年も自分に投げかけてないから
です。


なのにいきなり
「私は何がしたい?」「どうなりたい?」
と自問してもその答えが返ってくる筈もありません。


だとすれば、まずは、

「他人軸」「自分軸」に持ってゆく
必要があると思います。


その為にはまず、

「(周りの人は関係なく)私は何が食べたい?」

「私は何を飲みたい?」

「私はどうしたい?」

「私はこれ(この人)が好き?嫌い?」

「(周りは関係なく)私はしたいのか?したくないのか?」

といった自問を投げかけて、

自分の欲求や感情、好嫌い・意志を引っ張り出して、
それらを充足させてゆく事から
始めてみるのはどうでしょう?


そしてその先にこそ
「自分がやりたい事」や「ライフワーク」が見つかる
のだと思います。


ただし、

そうやって「自分のやりたい事」が見つかった
としても、
「やりたくない事」は付きまといます。


次回はその場合の「やりたくない事を手放してゆく」
事について書きたいと思います。









それでは今日も良い変化を


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