ひきつづき
イース・メモワール -フェルガナの誓い-
プレイ記
ネタバレありでいきます。
ガーランドに敗れ、エレナを連れ去られ、完膚なきまでに叩きのめされたアドル。
大けがをしたチェスターたちを連れて、一旦、レドモントに戻ります。
信頼していた司教が黒幕だったことに衝撃を受けるエドガー町長。
このひとも気苦労が絶えない……。
ベルハルトが警備についてくれるということで、とりあえずはこちらは安心。
チェスターは、復讐心にとらわれた自分ではジェノスの剣の力を完全には扱えなかったということを悟り、剣を譲ってくれます。
『Ⅲ」ではこういう特別な剣はなかったので、『フェルガナ』からの追加ですがよい変更だと思います。
シスター・ネルの姿が見えないという情報。
初プレイ時は、ここで「まさか……」と気づきました(遅い?)
ガルバランを倒し、エレナを救出するため、ドギとともにジェノス島へ向かいます。
アドルが船に乗っているのをみるとものすご~く不安になりますが、沈むことはないので安心です。
いよいよジェノス島。
しかし、ケガがまだ治りきっていないのに無理をしたドギはここでダウン。
探索はひとりで行うこととなります。
待ち受けていたのはシスター・ネル
彼女こそ、デュラーンの正体でした。
『Ⅲ』のデュラーンは、倉庫に隠れていてアドルに襲い掛かってくるなにがしたいのかさっぱりわからないボスでしたが(彫像を探していた? アドルが倉庫に行った目的は剣(ただのロングソード)を手に入れることなので、まるで剣を守っているかのようにも見えました)、『フェルガナ』では大抜擢です。
一回でクリア! とはいきませんでしたが、数回の戦いで勝利。
ネルは、ガーランドに信仰にも近い思いを抱いていたようです。
そして、言われるままに人外の力を手に入れました。
ちなみにかつて島の住人を虐殺したのも彼女と、彼女が呼び出した魔物で、
そういう意味ではストダート兄妹の直接的な仇と言えそうです。
心のどこかで終わらせてもらえることを願っていたのでしょう。
そうだとすれば、どこか詰めが甘い様にみえたことも納得です。
すでに人間ではなくなっていたネルの体は、そのまま死体すら残らず消えてしまいました。
決して許されない罪を犯したとはいえ、物悲しい最期となりました。
つづきます