実はうちの棟梁、知る人ぞ知る「king of Bouonshitu maker」なのです。あ、すみません。防音室の部分はsoundproofing studioのほうがよいですね。

 防音素材を扱わせると、篠崎勝利の右にでるものはおりません!左はしりませんけど。たくさんいるのかも。否、そんなはずはないです。

 録音スタジオや楽器の練習室はもちろんのこと、たとえば、補聴器を販売する店舗ですと、しっかりとした防音室がかならず必要になってきます。

 昔、たまたまテレビをみていたら、お笑いタレントが自宅の豪邸を紹介していました。ご自慢のカラオケ用の防音室があったのですが、試してみたらドアも薄くて、中の音がダダ漏れ!まったく防音になっていませんでした。かなりの予算をつぎ込んだはずなのに、だまされちゃいましたね。あんな薄いドアでは無理なのです。

 防音は専門メーカーの協力も不可欠ですし、扱う職人自身、確実は知識と豊富な経験を必要とします。資材は重たいものばかり。しかも狭い密室での作業。高額な楽器の運び入れもありますから、壁や天井を傷つけないよう、細心の注意を払わなくてはなりません。

 棟梁はどういういきさつなのか、この防音装置の七面倒くさい工事がお得意中のお得意。やっぱり音楽が関係してくると、野生の血が騒ぐのでしょうか?
 
 多い月だと2-3件、この防音装置がらみの仕事をこなしています。

 今日の現場は店舗ではなく、ゴージャスな民家です。5メートルぐらい地下にしゃれた防音スタジオをつくっています。音楽好きの若い施主ファミリーで、核シェルターなんかじゃありません。昔ながらのホンモノの大工さんのブログ

 ドアは二枚つけます。天井や壁はもちろんのこと、ドアのフレームの隙間から音がもれては台無し。名人ならではの細かい工事がつづきました。
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 厚さ5センチほどのドア。重さは70キロをこえていたので、14段のらせん階段から下へ運ぶのは一苦労でした。もっともこれは材木や防音壁といった他の材料にもあてはまるのですが。
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 もともと他の大工さんが嫌がるような細かい仕事は苦にしないタイプなのです。
 仕事=遊び、ではありません。つらいこととか苦しいことを乗り越えてこそ、勝ち得る喜びってあるんじゃないでしょうか?ナマいって、すみません。