山口県議会議員 しのざき圭二 ブログ

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県議会総務企画委員会の山口県内視察に行ってまいりました。

技術力のある企業の視察調査ということを目的にお伺いしたのは
防府市のマツダ㈱防府工場と下松市の㈱山下工業所です。

マツダ㈱防府工場は西浦工場と中関工場の2拠点を持ち、約4000人の方が働いていらっしゃいます。現在は、輸出が非常に好調であり、昨年は42万台を生産、来年度は防府市内からの雇用も増加させる予定とのこと。生産された車体の9割が輸出され、輸出用の港は県が整備し、直接輸出を行っています。独自の生産工程管理方法や技術を駆使され、高い安定品質、生産性を確立されていらっしゃいます。


㈱山下工業は打ち出し板金技術を核とし、新幹線の先頭車両の流線形曲面をはじめ、精密板金部品などを製造されています。半世紀前の0型新幹線の先頭部分を作られたということで最近ではテレビにも多く取り上げられています。打ち出し技術という特徴的な技術を継承していくため、特に人材育成に非常に力を入れておられ、その為、まずより良い人材を得るために打ち出し板金技術を用いたチェロやバイオリンなどを作成され、自社の魅力を存分に社会に打ち出し、その中から特に技術力の高い方に継承し、自社の技術を確立されています。


非常に面白い気付きだったのは、一方では、車という大量需要商品に対し、ヒューマンエラーのリスクを下げるため、またコストを下げるために、徹底的に作業を単純、明快にし、また機械化による大量生産を行うことにより、高品質低コスト生産を達成しており、もう一方は、新幹線の先頭車両という小需要品に対し、機械化大量生産による低コスト化ができないという問題を解決するため、人間と、その技術力に注力することで、高品質低コスト生産を達成している、その上で両社とも利益をきちんと確保しているということでした。一見やっておることは全く違う方向性であるが、達成している目標(高品質低コスト化)は同じでありました。

本日の視察を通しての気づきは、山口県に潜在する技術力の可能性と各地区の製造業の特性に合わせた環境整備の必要性、また一方で、これは個人的ではございますが、政策を考える際に、山口県の強みを活かした、またそれに対する需要を考えたうえでその手法を考えるという視点を頂ける良い機会となった思います。
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