<てっぽうゆうすけ>


4月16日開催の「駅前寄席」での
悠々亭一光(ゆうゆうてい・いっこう)さんの演目。

 

江戸落語では、「嘘つき弥次郎」と言うらしい。


一般的によく演じられる形では、
噺の中に「鉄砲勇助」は登場してこない。
千三つ屋(千のうち真実は三つしかない)と
呼ばれる男のホラ話のオンパレードだ。


「なぜ、これが『鉄砲勇助』という演題なの?」
という疑問を持つ人も多い。


実は、この落語は二部構成になっており、
前半がホラ話の件で、後半に鉄砲勇助が登場し、
さらに、その千三つ屋を上回る規模のホラを吹く。

ところが、内容が少し古くピンと来ないところもあり、
前半だけでも、結構、テンポよく盛り上がるので、
ほとんどの噺家さんが、この前半だけで噺を終わっている。


ということで、タイトルだけが生き残った。

ギャグ満載の爆笑落語だ。

 

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第171回 駅前寄席
日時 4月16日(日)午後2時開演
場所 高槻西武百貨店 6階レストラン街 多目的ホール
<入場無料>

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皆様のお越しをお待ち申し上げております。
 
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