以前、鳥さんは季節繁殖の動物だとお伝えしました↓


ただでさえヒトと暮らすと季節感がなくなるのに、今は温暖化の影響で夏時間が長くなっていますね。
それでも鳥さんは季節に影響されるので、体に負担をかけないよう、自然な環境を作ってあげたいと考えています。

夏と冬で、起きている時間に3~4時間の差をつけるようにお話しています↓

 

夏は夜更かししてかまいません。明るい時間を長くします。
冬は早く寝て遅く起こすなど工夫をして、暗くして長くしっかり寝かせます。


以前は衣替えの時期(6月と10月頃)を目安に夏時間と冬時間の切り替えていただいていましたが、今はもう気候的に当てはまらなくなりました。
今は外の鳥さんの様子や気候を見て、師匠と相談しながら決めています。
だいぶ日の出も遅くなり、日の暮れも早くなりました。
冬の訪れを感じるようになったので、飼い主さんたちに「そろそろ冬時間にしてね」とお願いしているところです。

明るい時間が長いと、鳥さんは発情します。
夏は多少発情しても目をつむるとしても、冬は発情を抑えて体を休ませてあげたいのです。
一年中発情させることはエンジンフル回転で生きることになるわけで、鳥さんの健康に影響が出ます。

思い切り遊ぶ夏と体を休ませる冬、ぜひ考えてみてくださいね。

写真:師匠の病院の待合室がクリスマスになりました。
今年のブームはノーム(妖精、小人)のようです。

 

 

アメブロ限定写真:なんかぶら下がっている~Σ( ̄□ ̄|||)