珈琲ミル | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

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 知り合いの珈琲屋さんが、ディスプレイに使いたいと珈琲ミルを探しているのを偶然知って、確認してみるとうちにまだこのミルが使われないままに放置されているのを発見しました。

 うちは私が物心ついた時から40年以上活躍してるミルがあって、今もそれが使えるのでこちらは殆んど使ってません。
 いつだったか父が買ってきたもので、台座のレバーを引くと卓上に固定できるようになっています。
 豆を挽く時には力がかかり、どうしてもミル本体を押さえる必要があるのでそんな仕掛けがついているようです。
 でも、そんなにぴったり吸着しないし、昔のことで記憶は定かではないのですが、吸着させるゴムの匂いが気になったような気がします。

 それはさておき、見た目は派手というか、重厚感のあるアンティークなので、ディスプレイには最適ですよね。
 珈琲屋さんに連絡して、お譲りすることにしたのですが、重いので引き取りに来てくださるらしいというところでその日時が確定せず保留になっています。
 重いけど、タイミングが合えばお店に持っていこうかな。
 ずっと棚の奥にしまわれているよりも、人に見てもらった方がミルもしあわせだと思うのです。
 ちなみに、今でもちゃんと豆は挽けますよー。