震災がれき広域処理反対の請願に賛成しなかった訳 | しのまさのブログ

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甲子園球場のあるまち、兵庫県西宮市の市議会議員です!


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本日は議会の最終日、相変わらず色々ありましたが、特筆すべきはやはり、震災のがれき受け入れ問題でしょう。3月議会で市長が「受け入れを検討する」と表明されたので、予想通りこれに反対の意を示すための陳情と請願(議員紹介つきの陳情と考えてください)が出されました。

陳情の方は率直に言って文書表現に問題が多く、意図だけではなくその表現ごと賛否を決めるのですから、私(私の会派)は反対しました。

請願は継続審査を主張しましたが、うちの会派以外、すべて賛成に回ったので継続審査は否決され、賛否しか表明できなくなったため、今は賛成しかねる、という意味で反対としました。

 理由はこうです。

今、がれきの処理を分かち合わないと復興も進まない、という意見と内部処理は十分にできるし、その方が被災地のためにもなる、という意見があり、現地からもそれぞれを裏付けるような発言があります。

また、処理した場合の最終処分地も決まっておらず、安全基準も統一したものが出されないため、どのくらいまでなら安全と言えるのか、確たるものさしがありません。

私たちは、現地からの要請があり、それが科学的に安全と言えるものなら、日本の一自治体として可能な限り受け入れるべきだ、と思っています。逆に言えば、実はさほどのニーズもない、また科学的に測れる安全が疑わしいなら、受け入れをしないと決めればいいと思っています。

 西宮市はまだ受け入れを決めたわけではなく、関連予算などもまったく付いていません。だから今すべきことは、環境問題を担当する厚生常任委員会を中心に、放射性物質について学び、現地を見て話を聞き、すでに先行している自治体も訪ね、最終処分地が決まればそこにも足を運んで、受け入れるべきなのかやめるべきなのか、自信を持って議会が、市民の代表たる議員が答えを出すことだと申し上げていたのです。(それが仕事でしょ!)

こんな重大な問題でこの職務としてのプロセスを踏襲せず、半ば意図的に、半ば流されて安易に答えを出すとしたら、政治とか議会って何のためにあんねん!という怒りがずっと根底にありました・・・・

 この問題について反対のために熱心に運動する人達はいますが、賛成のためにそれをする人はいません。だから、いきおい政治的、あるいはイデオロギー的な思惑や計算、取引はこちら側に集中します。

ここにさっそうと登場すればヒーローになれるし、意に沿わぬ答えを出せばへたすりゃ恨まれる・・・・証拠出せ!と言われても困るのでボケた言い方しかできませんが、いちずに我が子を思い、日々不安に駆られる若い方々の願い、エネルギーはすでにイデオロギーや政治的計算に利用されているように見えます。(すでに守ってくれた議員を応援しよう!という声になっとるようです・・)

また主体的でなくても、真実に近づこうとして嫌われたら何の得もないし、面倒くさい、調子を合せていた方が無難、との思惑が賛成票の中にまったくないと言えるのでしょうか・・・・

 私は受け入れたいのでも、受け入れたくないのでもなく、ちゃんと調査して悩んで結論に到達したい、日本のため、西宮のために何が一番いいのか、それ以外の判断理由を持ち込みたくないと言っているだけなのです。

これが私の信条として掲げている「真実に近づく」です。人気商売の議員ですが、嫌われても、思いつめた人を満足させられなくても最終的にはこの態度が日本の、地域のためになると信じております。



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