どうも、おはこんばんちは、チッチです。
これまで社長の重要仕事を
2つ紹介しましまた。
1つは〈新規顧客の開拓〉で、
もう1つは〈競合他社との差別化〉です。
この2つはいずれも
既存事業を対象としています。


 しかし、あっという間に
時代が大きく変わる昨今においては、
既存事業で企業が業績を維持できる
確率は低くなっています。
しかも、
2030年からは本格的に、
人口減少の供給過剰の時代を迎え、
その厳しさは激しさを増します。


 そこで、
企業は新しい分野に
乗り出す必要があります。
というわけで、
社長の重要仕事の3つ目は
〈新規事業の開拓〉になります。


 とはいっても、
何の縁もないまったくの未知なる分野に
乗り出すことは難しいものです。
そこで、
今手掛けている既存事業の
ノウハウが活きるような

新規事業を見つけたいところです。


 例えば、

富士フィルムは
フィルムメーカーから
化粧品事業に乗り出して
大変身を遂げましたが、
あれは、
写真フィルムの製造技術が、
化粧品の製造技術と酷似していることを
発見したからなんですね。


 しかも、
化粧品に必要不可欠な
良質なコラーゲンを作る高度な技術が、
富士フィルムが持っていたということも
追い風になりました。
印画紙にインクを長時間に渡って、
定着させておくためには
良質なコラーゲンが必要なんだそうです。


 この富士フィルムの変身劇を
思い起こすたび、
「いつまでも既存事業にしがみつき、
既存の延長上で物を考えてはだめ」

と痛感します。


 企業にとって最大の敵は
〈時代の変化〉です。
しかし、
時代の変化を脅威と捉えず、
逆に〈自社変革の好機〉と捉えて、
前向きに
行きましょう。


 新規事業が軌道に乗るためには、
お金と時間が掛かります。
ですから、
会社に体力があるうちに、
新しい分野に乗り出しましょう。

 

 

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