チッチの時事評論 第168回:人間力学を知る | 質 篠原商店 ブログ

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栃木県宇都宮市塙田の質屋(質店)、篠原商店 のブログです

 

 【働く女性への応援企画】のシリーズ第2弾《成果を出すための仕事と行動》も、ようやく終わりに漕ぎ着けました。成果成果とうるさいかもしれませんが、出さないと会社は潰れてしまいますし、それに転職する時に自分が困りますしね。

 

 第168回は【人間力学を知る】です。何だかんだいって、組織内や取引先との人間関係を把握しておかないと、良い仕事はできません。潰されて終わりです。人を知るのも仕事です (@_@)

 

                                                                   

 

【 目 次 】

 

⑴ ビジネス知識だけでは成果を上げられない

⑵ 人間力学を知るのも仕事のうち

⑶ 常務を敵に回しちゃいかんよ

⑷ 人を見かけで判断すると痛い目に遭うぞ

⑸ 人の協力あっての成果です

⑹ 約束を守れないことは仕事ができないこと

 

                                                                   

 

⑴ ビジネス知識だけでは成果を上げられない

 

 

 《成果を出すための思考と行動》もいよいよ最終回に漕ぎ着けました。働く上でランチェスター戦略やマーケティングなど経営戦略に関する知識は必要不可欠です。しかし、これが100%うまくいったからといって、成果が上がると思ったら大間違いです。

 成果を出すためにはもう1つ押さえておかなければならないポイントがあります。何だか分かりますか。それは、〈人間力学を知る〉ということです。知識に優れていて、なおかつ実行力があっても、自社内のパワーバランスや、上司や取引先との関係を把握しておかなければ、成果を上げることはできません。

 

 

⑵ 人間力学を知るのも仕事のうち

 

 

 チッチはちゃんとした企業に勤めたことはありませんが、取引先の人間が左遷の憂き目にあったケースをいくつか知っています。仕事のできない人間ならまだしも、左遷に遭った彼らは能力的の高い人でした。

 なぜ彼らは左遷に遭ったかというと、人間力学を知ろうとしなかったからです。組織に属する以上、上のどんな人間がどんな力を持っていて、どんな人間と協力あるいは敵対関係にあるか、ということを知っておかないと仕事はうまくいきません。面倒だと思う方もいるかもしれませんが、こういうことを把握することも仕事のうちです。

 

 

⑶ 常務を敵に回しちゃいかんよ

 

 

 1つ実例を出しましょう。人名と企業名は架空です。木星ホームの阿部課長は、県北地域の戸建新築の建築を一手に引き受ける大山建設の受注量を減らしに出ました。この下請けは現場管理がお世辞にも良いとはいえず、阿部課長は県北地域に同業者を2社入れました。競争によって、現場管理の品質を向上させようと思ったのです。

 でも、阿部課長のこの作戦は1年ちょっとで失敗に終わりました。なぜかというとですね、阿部課長が外しに掛かった大山建設の社長さんは、実は木星ホームの常務とつながっていて(いわゆる接待三昧です)、酒の席で常務に「阿部課長は神経質でかなわないから、何とかしてくれ」と頼んだんですね。

 その結果、阿部課長はほかの地域に飛ばされ、業務内容も阿部課長が不本意とするものに変えられちゃいました。木星ホームの県北の工事管理部門の社員と、職人さんは常務と大山建設の社長さんの関係を知っていたのですが、阿部課長はまったく知りませんでした。このことはチッチすごく勉強になりましたね。チッチが人間力学を意識するようになったのも、この事件がきっかけです。

 

 

⑷ 人を見かけで判断すると痛い目に遭うぞ

 

 

 こういう例もあります。名称は架空です。佐藤さんはとある会社に転職しました。営業の腕を買われてのヘッドハンティングで、転職先でもばんばん契約を取り、あっという間に周囲から尊敬されるようになりました。

 この佐藤さんは課長を軽視していて、課長の許可なく仕事を進めていました。佐藤さんからしてみれば「結果を出せば課長も文句はないだろ」と思っていたのですが、ある日突然、上層部から異動を命じられました。理由は「自社のブランド価値を損ねた」というものです。

 実は課長、2年ぐらいかけて上層部に「うちの佐藤はいたずらに値を下げて売り、自社の高品質のイメージを貶めている」と説得して回っていたんですね。この課長はおっとりしていて、いつもにこにこ顔だったのですが、内心ははらわた煮えくり返っていたんでしょうね。これも勉強になりました。人は見かけで判断しちゃだめってことです。ちなみに、佐藤さんは退職しました。

 

 

⑸ 人の協力あっての成果です

 

 

 どうです、人間力学を知らないと怖いでしょ。こういう組織内のごちゃごちゃが嫌だからといって自分で起業しても、人のしがらみから抜け出ることは決してありません。起業すればしたで、今度は得意先の人間関係に対応せねばならず、得意先だけにこれをしくじると会社が大きく傾きかねません。

 それに、自分が誰かを「あいつはめんどくさい」と思っていても、自分もまた誰かからめんどくさがれているものです。ここはお互い様だと思って割り切るしかありませんね。というより、ここをある程度割り切らないと、成果を上げることができません。

 成果は人の協力あっての成果です。純粋に自分だけの力で成果を上げている人間は、この世にただの1人もいません。チッチも40になり、ようやくこういうことが分かってくるようになりました。ちょっと遅いかな (*´з`)

 

 

⑹ 約束を守れないことは仕事ができないこと

 

 

 最後に、人間力学とは違いますが、成果を上げるに当たって、人との約束を守ることは絶対条件です。いくらビジネス知識に優れ、良いアイデアをばんばん出し、フットワークが軽くても、約束を守れないことは仕事ができないことです。

 商談日時納期を守ることは当たり前のことです。守れなかったらお詫びはそれこそ当たり前のこと、さらには償いに無償で何かを行わなければ取引先も納得せず、大事な顧客を失います。約束反故が連続すると、たとえ取引関係が続くにせよ、パワーバランスが大幅に崩れ、相手のいうことを逐一聞かなければならないようになります。

 この間ネットで「老若男女問わず、約束を守れない人間が増えている」という記事を見かけましたが、チッチもそうならないように気を引き締める思いです。ビジネスは人から信頼されてなんぼです。そして、人から信頼を得るためには、人との約束を守ることです。約束を守らなければ人と信頼関係を築けません。もう1度いいますが、約束を守れないことは仕事ができないことです。

 

 

(原稿用紙6.1枚)

 

 

【 働く女性への応援企画 】

 

《強みに基づいて行動する》

⑴ 第149回:強みに基づいて目標を立てる(2020年10月16日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12631887537.html

⑵ 第150回:強みをのばすことに投資する(2020年10月20日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12632726904.html

⑶ 第151回:強みを発揮できる時間を増やす(2020年10月23日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12633332454.html

⑷ 第153回:強みに基づく計画は大まかで良い(2020年10月28日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12634400353.html

⑸ 第154回:複数の強みを掛け合わせて独自性を作る(2020年10月31日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12635037552.html

 

《成果を出すための思考と行動》

⑴ 第155回:やらなければいけないことをやる(2020年11月4日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12635889434.html

⑵ 第156回:内向きになるな、常に社外に意識を向けろ(2020年11月7日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12636482197.html

⑶ 第158回:5つの戦略的思考(2020年11月17日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12638527377.html

⑷ 第167回:プロジェクトワークに取り組む(2020年12月19日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12644962588.html

 

* 篠原商店は〈主婦〉や〈働く女性〉を応援する【生活改善質屋】です 💓

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