チッチの時事評論 第156回:内向きになるな、常に社外に意識を向けろ | 質 篠原商店 ブログ

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栃木県宇都宮市塙田の質屋(質店)、篠原商店 のブログです

 

 人は何も訓練していないと、自分のことと、自分の周辺のことしか考えなくなります。忙しくなってくるとなおのことそうなります。自己分析やセルフブランディングも大切ですが、俯瞰的に物事を見ることや、相手の立場になって物事を考えることをしないといけません。

 

 第156回は【内向きになるな、常に社外に意識を向けろ】です。ビジネスはもちろんのことですが、何事においても内向きはだめです。評価は外部の世界にあるのです (゚д゚)!

 

                                                                   

 

【 目 次 】

 

⑴ 課長が市場と逆向きの場合も多々あります

⑵ 課長に責任をなすりつけられる前に

⑶ 課長を説得する時は複数で

⑷ 小さい成果を上げながらねばり強く説得

⑸ 内向きになるな、常に意識を社外に向けろ

⑹ 今は根性論では売れません

 

                                                                   

 

⑴ 課長が市場と逆向きの場合も多々あります

 

 

 前回の〈やらなければいけないことをやる〉では、自分がやりたいことではなく、課長の求めていることをやらなければいけないことをお話ししました。しかし、このことをきちんと行って100%成果が上がるというと、残念ながらそんなことはありません。

 もし、課長の求めていることが、市場の嗜好と欲求からかけ離れている場合は、課長の求めていることをきちんとやっても、成果を上げることはできません。成果を上げるどころか、会社のイメージやブランド価値を損ねかねません。

 

 

⑵ 課長に責任をなすりつけられる前に

 

 

 もし損ねたら、だいたいの課長は、失敗の責任をあなた1人になすりつけます。どんなに温和で面倒見の良い課長でも、仕事が失敗したならば、態度がころっと変わって部下に責任転嫁するものです。別にチッチは人間不信っていうわけじゃありませんよ。課長の責任は重いのです。

 だから、こうした事態を避けるためにも、課長が市場と逆の方向を向いていたならば、そのことを課長に指摘し、課長の方針を修正させなければいけません。

 そして、あなたが市場に合ったビジネスプランを作り、これを課長に認めてもらわなければいけません。その時はもちろん、自分の強みが活きるプランを作成することが重要です。仕事って難しいですよね。しかし、こういうことをひっくるめて全て仕事です。

 

 

⑶ 課長を説得する時は複数で

 

 

 さて、課長の考えを修正するに当たっては、できれば1人でしないことです。同期や上司(主任や係長など)の協力を仰いで、複数人で課長の説得に当たりましょう。理想は課内の半数以上を巻きこむことです。

 1人で説得に臨むと「お前は何も分かっていない」と一蹴されやすいですが、複数人で臨むと「みながいっているのだから、そうなのだろう」と折れやすくなります。数で押されると、人は本能的に「うっ」とたじろぎます。

 また、第3者を入れると、課長は失敗の責任をあなた1人に押しつけづらくなります。なぜなら、あなた1人に押しつけても、事の次第を知っている第3者が、自分の横暴さを周囲に触れ回る危険性が出てくるからです。

 

 

⑷ 小さい成果を上げながらねばり強く説得

 

 

 複数人で説得に当たっても、課長が首を縦に振らなかった場合はどうすればいいでしょう。その時は、課長が求めているリストの中から、市場との乖離が少ないものを選び、その中で自分の強みが活きるものを選びましょう。

 たとえそれが課長にとって優先順位4位5位のものだとしても、市場との乖離が激しい優先順位1位のものよりは、成果を上げられる確率が高いです。そして、それに並行して課長の説得は断続的に続けましょう。いつでも複数人で説得は難しいとしても、毎回1人で説得に臨むのは絶対にだめです。

 優先順位4位5位のものでこつこつと成果を上げていけば、課長も「おれの考えはやはり市場と逆向きかもしれない」と考え直すかもしれませんから、長期的視点に立って、ねばり強く説得しましょう。やはり仕事でものをいうのはコミュニケーション力です。

 

 

⑸ 内向きになるな、常に意識を社外に向けろ

 

 

 ところで、そもそも「課長の求めていることが今の市場と逆向きになっている」と気づくためには、常日頃からあなたの意識が市場に向いている必要があります。となると、成果を上げるための秘訣は2つになります。1つは【強みに基づいて行動すること】で、もう1つは【内向きになるな、常に社外(市場)に意識を向けろ】ということになります。

 どんな国のどんな企業も、社外に存在する顧客から自社の商品・サービスを購入してもらうことによって存続しています。これが企業の唯一の存続方法であり、これ以外の方法はありません。

 企業が存続してゆくためには、顧客の嗜好や要望に合った商品・サービスを開発し、これらを顧客に提供せねばなりません。企業の存続の鍵を握っているのは、自社の外部に存在している顧客であり、私たちは常に意識を社外に向けていなければならないのです。

 

 

⑹ 今は根性論では売れません

 

 

 にもかかわらず、世の中の多くの人が、社内の人間関係や業務連携の調整に時間を大幅に割き、意識が内向きになっています。そうすると、企業の活動が年を追うごとに市場の動向からずれるようになり、業績が下降線をたどります。


 こうなると、だいたいの企業は自社商品・サービスの値段を安くしますが、それでもなかなか売れず、経営陣は「気合いと根性が足りない」といって社員たちに発破を掛けます。でも、売れるわけありませんよね。だって、その商品・サービスは市場の嗜好と要求からずれているんですから。

 今の日本は人口減少社会であり、こうした状況においては、根性論では物は売れません。この辺のところは、また別の機会を設けて、そこでじっくり解説する予定ではあります。とにかく、常に意識を社外に向けましょう。

 

 

(原稿用紙5.4枚)

 

 

【 働く女性への応援企画 】

 

《強みに基づいて行動する》

⑴ 第149回:強みに基づいて目標を立てる(2020年10月16日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12631887537.html

⑵ 第150回:強みをのばすことに投資する(2020年10月20日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12632726904.html

⑶ 第151回:強みを発揮できる時間を増やす(2020年10月23日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12633332454.html

⑷ 第153回:強みに基づく計画は大まかで良い(2020年10月28日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12634400353.html

⑸ 第154回:複数の強みを掛け合わせて独自性を作る(2020年10月31日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12635037552.html

 

《成果を出すための思考と行動》

⑴ 第155回:やらなければいけないことをやる(2020年11月4日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12635889434.html

 

* 篠原商店は〈主婦〉や〈働く女性〉を応援する【生活改善質屋】です 💓

篠原商店の応援企画 👉 https://shinohara78.co.jp/menu