チッチの時事評論 第153回:強みに基づく計画は大まかで良い | 質 篠原商店 ブログ

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栃木県宇都宮市塙田の質屋(質店)、篠原商店 のブログです

 

 最近、カマキリをよく見かけます。大きい者に小さい者、緑の者に茶色の者。指でちょこんと触ると、カマを振り上げて威嚇します。どれだけ多くの虫を見かけるかによって、その地域の自然破壊度を測ることができます。虫は自然環境保全のバロメーター(指標)です。

 

 第153回は【強みに基づく計画なら大まかで良い】です。無計画で成功する人もいますが、それは希なケースです。凡人には計画が必要です。

 

                                                                   

 

目 次 】

 

⑴ 強みの領域なら大まかな計画でもOK

⑵ 現場で働きながら計画を深める

⑶ たとえ失敗しても強みなら取り返せます

⑷ 強みの領域なら【その都度主義】でもうまくいく

⑸ 成果を上げる手段は行動しかありません

⑹ 弱みの領域は綿密な計画が必要

⑺ 綿密な計画を立てられる人を探しましょう

 

                                                                   

 

⑴ 強みの領域なら大まかな計画でもOK

 

 

 【目標】【成長投資】【時間管理】と来て、【強みに基づいて行動する】シリーズの第4弾は【計画】のお話です。強みをのばすにせよ、強みに基づいて仕事をするにせよ、いずれにしても計画を立てることは必要です。

 そして、計画というと、大半の人が「計画はしっかり立てないと」と思うことでしょう。しかし、そもそも朝から晩まで仕事をしていると、計画をじっくり立てている時間がありません。小さい会社は特にそうでしょう。1人であれもこれもやらねばならないので、計画を立てている時間が本当にありません。

 ですが、安心して下さい。「計画をしっかり立てないと成果を上げられない」というのは思いこみです。自身の強みに基づいて計画を立てるならば、計画は大まかでも良いです。大まかな計画でも成果を上げることができます。

 

 

⑵ 現場で働きながら計画を深める

 

 

 というわけは、自分の強みを活かした得意分野の領域であるならば、勘が働いてトラブルを未然に防ぐことができたり、また、予想外の突発的な事態が起きてもすばやく対応することができるからです。

 しかも、小さい会社の場合は、金も人も大企業に比べて圧倒的に足りないと来ているので、手持ちの道具で何とかやりくりしながら、現場で働きながら計画を深めてゆかねばなりません。そして、これが自身の強みの範疇であるとできるのです。弱みや人並みの能力では絶対にできません。

 さらには、まさに強みとしているだけに、現場の中ですばらしいアイデアがひらめくことも多く、計画を柔軟に変更することもできます。逆にいえば、こうしたことができないのであれば、強みとはいえません。

 

 

⑶ たとえ失敗しても強みなら取り返せます

 

 

 成果を上げるために計画は必要ですが、しかし実際に成果を上げる手段は行動です。計画自体は成果を上げません。したがって、計画に時間を掛ければ掛けるほど、行動する時間が少なくなり、成果を上げる機会が減少します。もし膨大な時間を掛けて緻密な計画を立てるならば、その計画は通常の事業計画の5~10倍以上の利益を出すものでなければなりません。

 計画の時間は少ないに越したことはありません。それに、私たちは成果を上げるためにというよりは、失敗しないようにという意識から綿密に計画を立てようとします。ですが、自身の強みに基づく領域であるならば、失敗の危険性も少ないですし、たとえ失敗してもすぐに失敗を取り返せます

 ですから、強みに基づいて計画を立てるならば、計画は大まかで良いのです。そもそも、今は【アップデート】の時代ですから、少々の欠陥があっても、その欠陥をきちんと認めて修正すれば、これはこれで一定の信頼と評価を得ることができます。今は昔と違って、成功だけが信頼と評価を得る唯一の手段ではありません。成功主義から修正主義に頭を切り替えましょう。

 

 

⑷ 強みの領域なら【その都度主義】でもうまくいく

 

 

 もう1つ強みに基づく行動の利点を述べましょう。それは【その都度主義】がうまくいくという点です。何か足りない物が出てきたらその都度調達し、また分からないことが出てきたらその都度調べて知識を仕入れる――強みに基づいて行動しているならば、これがうまくいきます。

 これは行き当たりばったりの方法で失敗する典型例とされていますが、それは手掛けているものが自身の弱みとするところや、人並みであるからです。自身の強みに基づいた行動ならば、自信もあるし、大胆なこともやってのけられるものです。強みに基づいた旺盛で機敏な行動は、計画の細部の未熟さを補います

 

 

⑸ 成果を上げる手段は行動しかありません

 

 

 ここで1度、これまでの要点をまとめます。自身の強みに基づいて計画を立てるならば、計画を大まかで良いという理由は以下の通りです。

  ① 勘が働いてトラブルを未然に防げる
  ② 予想外の突発的な事態が起きてもすばやく対応できる。
  ③ 手持ちの道具で何とかやりくりしながら、現場で働きながら計画を深めていける。
  ④ 現場ですばらしいアイデアがひらめき、計画を柔軟に変更することもできる。
  ⑤ 問題が起きてもうまく修正していける。
  ⑥ 材料調達や情報収集に関するその都度主義がうまくいく。

 最初から緻密に計画を立てることをせず、行動しながら徐々に計画を修正・深化させましょう。だいじょうぶです、自身の強みに基づいた領域であるならば、これができます。くり返しになりますが、成果を上げる手段は行動であり、計画ではありません。時間がない上に計画に多くの時間を掛けると、強みに基づいて行動する時間がなくなり、成果を上げられなくなります。

 

 

⑹ 弱みの領域は綿密な計画が必要

 

 

 ところで、緻密な計画を立てることがまったく不必要であるかといえば、そんなことはありません。もしあなたが大きな仕事を任され、その仕事内容が自身の弱みの領域内であるならば、これは綿密な計画を立てる必要があります

 だって、弱みに基づいた行動では勘も働かず、臨機応変の対応も甘さを欠き、事態を打開するアイデアもひらめかないですからね。自身の弱みとする領域では、計画の未熟さを行動で補うことができません。

 

 

⑺ 綿密な計画を立てられる人を探しましょう

 

 

 とはいえ、もしあなたに計画立案能力がないならば、あなたはどんなに頑張っても綿密な緻密な計画を立てることはできないと思います。そもそも、綿密に計画を立てることは誰にでもできるものではなく、これはこれで高い能力を要するものです。

 こういう場合は、あなたが苦手としている計画立案をまさに強みとしている人間に、綿密な計画を立てもらうことを頼みましょう。それができない場合は、その人の協力を仰いで、その人の助けを借りながら計画を立てましょう。

 さらには、計画設計だけではなく、これから自分が受け持つ仕事内容をまさに強みとしている人間を、何としても参謀に引き入れましょう。そうでなければ、自分が弱みとしている領域の仕事で成果を上げることはまず無理でしょう。この辺についても、下記に要点をまとめておきますね。【強みは行動弱みは計画】と覚えておいて下さい。

  ① 自身が弱みとする仕事では綿密な計画を立てる。
  ② ①が無理な場合は、計画立案能力に優れた人間に綿密な計画を立ててもらう。
  ③ 今回の仕事内容をまさに強みとしている人間を協力者・相談役に引き入れる。
 

 

(原稿用紙6.8枚)

 

 

【 働く女性への応援企画 】

 

〈強みに基づいて行動する〉

⑴ 第149回:強みに基づいて目標を立てる(2020年10月16日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12631887537.html

⑵ 第150回:強みをのばすことに投資する(2020年10月20日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12632726904.html

⑶ 第151回:強みを発揮できる時間を増やす(2020年10月23日)

  👉 https://ameblo.jp/shinohara78/entry-12633332454.html

 

* 篠原商店は〈主婦〉や〈働く女性〉を応援する【生活改善質屋】です 💓

篠原商店の応援企画 👉 https://shinohara78.co.jp/menu