人の気持ちを知ることはできませんが、人の立場に立って物事を考えることはできます。チッチは働く女性の立場に立ち、働く女性にできるだけ寄り添いながら記事を書いてゆけるように努力しますね。女性の活躍はチッチのテーマの1つです。
第106回は【働く女性へのアドバイス No.2―努力のフィードバックの構築】です。今回は、腐らず努力するためにはどうしたらいいか、というお話です (。-`ω-)
【 目 次 】
⑴ 腐らず努力し続けるためには
⑵ なぜRPGにはまるのかというと
⑶ インターネット・サービスもはまりやすい
⑷ 付箋とカレンダーへの印付け
⑸ 自身に合ったフィードバック方法を開発する
⑹ ゲームのシステムを日頃の業務に落としこむ
⑴ 腐らず努力し続けるためには
前回の【働く女性へのアドバイス No.1―目標を立てる】では、不安や虚無感に苛まれず、充実した人生を送るためには目標を立て、この目標を達成し、そしてこの目標達成という成功体験を幾度も重ねなければならないことを述べた。
当然、目標を達成するためには努力を要する。しかし、この努力が目に見える形でなかなか現れてこないと、無力感が湧いてきて、やる気が次第に萎(な)えてくる。そして、やがては努力を放棄してしまう。
したがって、やる気を維持するためには、「目標に向かって着実に近づいている」という手応えを常に得ている必要がある。努力を維持する上で大切なことは、明快でなおかつ即時的な努力のフィードバックである。
そして、明快なものはやはり【数値】である。なぜ私たちがデジタル・ゲームにはまりこむかといえば、自分の努力の結果がすぐに数値で現れるからだ。RPGなどその最たる例だろう。
⑵ なぜRPGにはまるのかというと
RPGでは、出現するモンスターを倒せば、戦闘終了後にすぐさま【経験値】という明確な数値の報酬が得られる。そして、次のレベルまでに必要な経験値数を常時確認でき、モンスターを次々と倒していく(俗にいう【経験値かせぎ】)と、必要経験値数が減少してゆき、自分が着実に成長しているのが分かる。
また、レベルが上がれば、【攻撃力や防御力の数値】が上昇したことがはっきりと分かるし、強力な武器や防具を手に入れて装備すれば、それらの数値がさらに上昇する。さらには、レベル上昇やイベント達成などによって強力な必殺技や魔法を習得すれば、モンスターに【今までよりも大きなダメージ】を与えることができる。
このように、数値の上昇は最も分かりやすい成長の形態であり、着実に【成長の喜び】を得られる。
⑶ インターネット・サービスもはまりやすい
デジタル・ゲームのほか、インターネット・サービスもまた努力のフィードバックが可視化されている。ブログやユーチューブ、それからツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのSNSに熱中する者が多いのも、【フォロワー】【いいね】【閲覧者】の増加が確認でき、自身の努力が実を結んでいることが実感できるからだ。
仕事でやる気を維持してゆくためには、業務が数値化されている必要がある。もしそうでなければ、何とか数値化せねばならない。だが、物事にはなかなか数値化しづらいものもあり、それにまた数値化できるものであっても、予算、人員、時間、設備などの不足から数値化できないということも多々ある。こういう時は、数値に代わるものを探すほかない。
数値以外で、数値ほどではないにせよ、しかし視覚的に増減が分かりやすい指標である。「そんなものがあるのか」と思うかもしれないが、あるにはあるのであり、私の場合は【見た目の大きさ】を利用している。
⑷ 付箋とカレンダーへの印付け
―チッチはこんな感じで日々を乗り切っています ( `ー´)ノ ―
詳しく説明しよう。私は1週間の仕事の締めくくりとして、次週1週間分の業務予定を付箋に書き、その付箋をホワイトボードの1週間予定表にべったべった貼ってゆく。そして、週が明けて仕事が始まったら、業務を1つこなすたびに、付箋を1つゴミ箱に捨ててゆく。
これだと仕事を1つずつ着実に片づけていっていると実感でき、3日仕事すると付箋のかたまりも半分に減るので、視覚的にもすっきり感を味わえる。さらには、付箋を捨てたら、業務が完了した印をカレンダーに付けてゆく。こうすると、付箋は徐々に減ってゆくが、カレンダーの印は徐々に増えて行くことになる。
私は付箋を捨ててゆくことによって【着実に仕事を片付けている】ことを実感し、カレンダーに印をつけてゆくことによって【着実に実績を積んでいる】ことを実感している。無論、これらはささいな実感であり、ささいな爽快感ではあるが、無よりは全然ましである。
⑸ 自身に合ったフィードバック方法を開発する
物の集合は数値ではないので、増えてゆくにせよ、減ってゆくにせよ、逐一明確な把握はできないが、物が2倍3倍増加すれば、もしくは3/1や4/1も減少すれば、見た目でぱっと増減が分かるので、努力の手応えは得られる。
もしあなたがこの付箋と印の方法を気にいったならば、もちろん試してかまわない。気に入らなかったならば、あなたはあなた独自で考える必要がある。重要なのは、自分の性に合った努力のフィードバックの可視化の方法を構築せねばならない、ということだ。
これは絶対に構築せねばならない。ただやみくもに努力しているだけでは8割9割方腐る。1人で思いつかないならば、仲の良い友人や同僚、または信頼できる上司の協力を仰ぐことだ。腐ることは極力避けねばならぬ。腐った者がそこからまた奮起して立ち直ることは稀だ。だいたいの者は1度腐ったら、そのまま腐りっぱなしで、腐りきった人生を送る。
⑹ ゲームのシステムを日頃の業務に落としこむ
当店ホームページ:チッチの推薦図書―社会問題
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ちなみに、私が努力のフィードバックのことを考え始めたのは、『幸せな未来は「ゲーム」が創る』という書籍を読んでからだ。「デジタル・ゲームがこんなにも人々を惹きつけるのだから、このゲーム・デザインに用いられているノウハウを利用して、現実生活をより良いものに改良しよう」というのがこの本の要旨である。ぜひとも一読いただきたい1冊である。
私はここ数年、ゲームのシステムを日頃の業務に落としこむことに精を傾けてきた。昨年からはウェブ・マーケティングに着手したこともあり、仕事がなかなかゲーム化してきた。インターネット上の業務は【アクセス解析】が行え、コンテンツの【閲覧者数】の伸びを確認できるので、遅々たる成長でも腐らずに続けられている。それに、数が常時把握できるので、戦略を立てやすいという利点もある。
日頃の業務にいかにしてインターネット・サービスを結びつけるか、これが現代ビジネスの鍵であることは間違いないだろう。私はウェブ・マーケティングを始めてから、今はインターネットの時代であることを痛感している。インターネット・サービスを用いていない企業は、インターネット・サービスを駆使している企業に確実に市場を奪われる。ウェブ・コンテンツの整備は自社存続に関わる超重大問題である。
(原稿用紙8枚)
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