ジョーイのレスキューから早一年!![]()
まさに新生児を育てるママ・パパのごとく、目まぐるしくも感動の日々!
それは昨春のある午後のこと、お隣の牧場のマダムからポールに電話が
入った。聞けば「馬が溝に落ちているから助けに来て欲しい」とのこと!
マダムも以前は何頭もの馬を飼いアクティブにしていたが、
高齢になり、今はご主人と静かに暮らしている。
この辺りでは、野生馬の群れを路上でもよく見かけるため、溝に落ちたのはそのうちの一頭かと思いきや、なんと小さな赤ちゃん馬だ。
おそらく生後1、2日だろう。
通常、母馬が赤ちゃんからいっときも離れず、大切に育てる姿を知っている私達は、この子は群れからはぐれたのではなく、子育ての準備が出来ていない母馬から捨てられたのだと推測した。残念ながら、自然界ではよくあることだ。もしくは、足の傷から想像すると、車にはねられたのかもしれない。
不思議なことに、子馬は最初に見つけたマダムではなく、ポールにヨロヨロとついて来た。そのまま抱っこをして車に乗せ、ギャラップまで動物用の
ミルクや哺乳瓶類などの調達に出かける。
まるで、オハイオ州在住時にレスキューした小鹿のデジャヴのよう!
これまで、さらに馬や犬を飼いたがるポールに、「住み込みで働く人を
見つけるまで、いっさい動物は増やさないで」と言って来た私だが、
さすがに生まれたての赤ちゃんを見捨てることは出来ない・・・
オハイオの自宅の庭で瀕死の小鹿をレスキューした際、動物愛護団体に保護を求めたが断られ、挙句は「小鹿の処置に困っているなら、警察を呼べば
銃殺してくれますよ」との対応には呆れてものが言えなかった。
同様に、ニューメキシコ州も増え続ける野生馬が殺処分されている中で、
子馬を守り育ててくれる団体などはもちろん無い![]()
急いで街から帰宅すると、衰弱しきった子馬を家の中に入れての介抱。
至るところにある足の切り傷を消毒し、
スポイトでゆっくりとミルクを飲ませ始めた。
しばらくすると動き出したので、大きめの哺乳瓶に変え、ミルクを
飲むトレーニング開始!と言うのも、通常、母馬のお乳から
ミルクを飲み始めるのでさえ、赤ちゃん馬にとっては数時間かかる。
哺乳瓶を嫌がる子馬は、ミルクを口から吐き出してばかり。
諦めずにトライし続けると、やがて少しずつ飲み始めた!
赤ちゃん馬の世話は初めてだが、小鹿のレスキュー経験が
思いのほか役立った。
犬小屋を片付け、子馬を移動させる。
ここなら家から目と鼻の先だし、安全だ。
ただ、ヨロヨロと歩いては壁に頭をぶつけてしまう姿に、
目がちゃんと見えているのかが心配になって来た。。。
でもまだ一日目。きっと何かの導きで私達のもとにやって来たのだから、
諦めずに頑張ってみよう。
ミルクあげは3時間ごと。さぁ、長い夜の始まりだ ![]()
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