さようなら、小鹿のマチルダ!《 後編 》 | 和道ライフコーチ・志野デスーザ・ブログ

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( クローズ予定の旧ブログより抜粋:2011年7月付記事 )

 

「私達はこの夏ジョージア州に行くから、それまでにはマチルダが離乳して森に還れるといいのだけど」と言いながらも、このままずっと彼女がそばにいてくれることを願う自分もいました。しかし保護を禁止された地域の住宅街で鹿を飼い続けることには限界があり、野生の動物をペット化することも無意味、、自然界で自由に生きるのが彼女本来の姿に違いありません・・・

 

 



 

やがて7月も終わりを迎えたある日、、、骨折した脚が完治とは言えないものの、以前と同様にジャンプし、駆け巡ることができるまでに回復したマチルダは、初めてケージを頭で押し、外に出たがる仕草をするようになりました。

 

ポールは「It's time(その時が来た)」とつぶやき、マチルダをケージから出します。すると思い切り駆け出したのち、ふと立ち止まって振り返り、私達をじっと見つめるマチルダ。。。眩しい朝陽が彼女をスポットライトのように照らし、私とポールは別れの時が来たことを悟りました。

そのまま森の奥深くへと走り去ったマチルダが、その後姿を現すことはありません。でもいつか、あの愛らしい背中の白い斑点が消える頃、大人に成長したマチルダと再会できるような気もしていました。

 

やがて夏が過ぎ、見事な紅葉のあとには雪深い日々が続きます雪の結晶

 

そして翌年の春のこと・・・

 

私は「マチルダが、あの厳しい冬を無事に越えることが出来たのならいいのだけど。もしそうなら、今頃大きく美しい牝鹿になっているでしょうに」と心配しつつ、彼女の写真を眺め入っていました。

 

すると、窓の外に一頭の牝鹿が現れたのです!

 

「え?もしかして、マチルダ?」と問いかけ、急いで手元のスマホで窓越しに写真を撮り外に出たのですが、まるで幻のように、すでに彼女の姿はありませんでした。

 

 

 

通常 鹿は群れで行動することから、単独で現れたこの牝鹿は、きっとマチルダだったと思えてなりません。冬越えを心配していた私を安心させるために、成長した姿を見せてくれたのだと・・・



短い月日ながらも沢山のかけがえの無い想い出をくれたマチルダとの日々、、一生忘れることはないでしょう!キラキラキラキラ