大阪・関西万博の見どころは藻類!
大阪・関西万博では藻類が大きく取り上げられています。
これまで2回「藻類 マイクロアルジェ」基本をお話してきました。
この3回は、〝地球の未来とマイクロアルジェ〟について。(月刊マイクリアルジェ Vol.378/2025年3月号より)
まず、光合成ヲ行う静物から、陸上植物を除いた生物全般を藻類(アルジェ)と言います。
そして、肉眼では識別困難なサイズの藻類を微細藻類(マイクロアルジェ)と言います
約35億年前、海洋でマイクリアルジェは海洋でマイクロアルジェが大量発生。光合成によって大量の酸素を生成し、大気の組成を作り替えました。
1、地球温暖化の緩和に貢献
マイクロアルジェの培養を行うと、それだけで二酸化炭素を吸収し地球温暖化の緩和にも貢献できます。
2、環境負荷が低い
マイクリアルジェの培養に必用なのは、基本的には水と太陽光のみ。培養に用いる水は循環させ、植物栽培や養殖などに利用でき
るので無駄がありません。また、チューブ型やパイプ型の装置でも培養できるため広い栃が無くとも、瘦せて乾いた土地でも培養
できます。
3、栄養価高いエネルギーに
マイクロアルジェにはたんぱく質やミネラル、その他様々な栄養素を豊富に含むのものがあり、食糧難の地域などでも良質な食糧
源になります。
4、医療やサプリメント、化粧品に
マイクロアルジェは様々な生理活性作用が確認されており、サプリメントや化粧品原料として実用化、医療・医薬への応用研究も
進行中です。
5、石油代替エネルギーに
ある種のマイクロアルジェが産生する油脂は石油代替エネルギーとして応用可能で、実験的に旅客機や戦闘機を飛ばすことに成功
しています。
根気よく説明していく必要な藻類群です。
人間も地球から誕生しています。ですから人間に負荷を与える藻類群でしょうか。この藻類についてもっと勉強しなければいけません。この地球が育んだマイクロアルジェを理解していただき、社会にさらに役に立つマイクロアルジェにしていこうと思います