幻の極楽寺「上品寺(ジョウボンジ)」 大阪府泉大津市春日墓地。 | Tokiko Kanzeのブログ

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   上品寺(ジョウボンジ)は大阪府泉大津市春日町の市営墓地の一角に有りますが寺伝、寺記などの文献、記録が無く創建年代も不明です。『泉大津風土記/古代・中世編』の「大津町志」には幻の極楽寺(上品寺)の創建は下泉郷における最大の寺院であったらしく「神亀より天平にかけての間に行基が開山したものなり」とある。あるいは「弘仁年代(810~824)弘法大師の創建」ともいわれる。
   現存する上品寺は少なくとも元禄四年までは「地蔵堂」と呼ばれていたことが分かっています。初めは共同墓地内の地蔵堂として建立され寺院化したものであろうと思われます(泉大津町志引用)


          ★『和名類聚抄』によると現代の泉大津市は、古代の和泉郡下泉郷に属する。



「極楽山   地蔵院    上品寺」(ゴクラクサン   ジゾウイン   ジョウボンジ)
  浄土宗   知恩院派


上品寺の境内の外、春日墓地敷地内から眺める鐘楼台。台石が外の墓地に出ています。


西側、泉大津消防署の現代版物見櫓がチラリ見えます(左上)。
右から本堂、書院、庫裡。




上品寺「本堂」↓
  本堂は江戸時代の延宝~元禄年間(1673~1704)に建立された、泉大津市内最古の寺院建築です。宝形造り、錣葺き(シコロブキ)、本瓦葺きで三間四方の平面をもつ改造部分も少ない小規模な建築物です。内部は内陣仏壇を中心に極彩色の来迎柱、内外陣の欄間など古式で優れた造形をした部分が多い。御本尊は「阿弥陀如来坐像」は像高52.7センチのケヤキの一木造りで平安中期的な特色を持つ(非公開)。


泉大津市消防署前の「春日墓地壁画」より。




本堂南隣の書院・庫裡が設けられています。↓


鐘楼台


春日墓地の壁画。




観音堂





観音様の後側(西側)に春日墓地内のお花屋さんが有ります。




「仏足石お砂踏場」





上品寺西側



今は春日墓地内のお花屋さんがお堂の前でお花を売っておられます。


ザクロの花が綺麗でした。





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