長年続いたテレビ番組が最終回となる。
楽しい番組をありがとうございました。
ぴったんこカン・カン
安住紳一郎アナウンサーが司会『ぴったんこカン・カン』（毎週金曜日午後8時）3時間スペシャルの最終回が9月24日に放送された。2003年4月のスタートから18年半におよぶ長寿番組の最終回を迎えた。
久米宏さん、小島一慶さん、吉田照美さん、生島ヒロシさんら人気アナウンサーらが司会を務めた「ぴったしカン・カン」（１９７５年～１９８６年）のリメイク版として２００３年スタート
番組エンディングの安住アナは「本当に寂しい気持ちでいっぱいですけれども、新しい挑戦ををということで、今回は私のわがままを皆さんが聞いてくださることになりました。皆さんの思いを胸にまた日々頑張りたいと思います。またどこかでお会いできる日を楽しみにしております」「本当にありがとうございました」と涙ぐみながら頭を下げる、最後は「またお目にかかります。さようなら」
＜安住紳一郎（TBSアナウンサー）コメント＞ 1つの番組を20年近くできるということは、当然たくさんの人の協力、感謝、そして声に出さずとも番組を支えてくださっている、番組に愛情を持ってくださる方たちがいるからこそなしえたことではないかと思っております。本当に寂しい気持ちがいっぱいですが、また新しい挑戦をということで、私のわがままを今回は皆さんが聞いてくださることになりました。 皆さんの思いを胸に日々頑張りたいと思っております。 また、どこかでお会いできる日を楽しみにしております。 本当にありがとうございました。
パネルクイズ アタック25
1975年4月6日から約46年間にわたって放送されてきた長寿クイズ番組「パネルクイズ アタック25」（ABC・テレビ朝日系）が、9月26日（日曜日午後12時55分～1時55分）に歴代のチャンピオンが出演し、王者の座を懸けて競う「史上最強のチャンピオン決定戦！」で最終回を迎え46年間で幕を閉じる。
東日本から6人、西日本から6人の予選を勝ち抜いた方々が戦って、最終的に4人に絞り、最強のチャンピオンを決めます。
＜谷原章介コメント＞
「僕にとってのちょっとした非日常」「空気が変わるというか、気持ちがリセットされていました。また、ここまで視聴者の方と直接繋がれる番組は、ほかにないんですよね。最終回はとっても温かい大会になっています！ 出場してくださったみなさんが、本当に『アタック』のことを愛して下さっていて、最後は泣いている出場者の方も居ました。こんなにもみなさんに愛された番組に携わらせていただけたことは本当に幸せでした」
1975年4月6日～2011年4月10日まで司会を務めた故・児玉清さん
2011年4月17日～2015年3月29日までABCの浦川泰幸アナウンサー
2015年4月5日から現司会の俳優の谷原章介さん
【出題の声】加藤明子（ＡＢＣテレビアナウンサー）
最後も視聴者、出場者に対して「本当に感謝しかないです。視聴者の方が見てくださって、出たいと思ってくださって、多くの方が参加されてきたことで繋がったこの46年余り。本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、同時に僕のところでバトンを次に渡せなかったことに、申し訳ない思いもあります」
9月26日（日）最終回は前の番組枠（新婚さんいらっしゃい）の時間帯から拡大版で放送するので、
「最後は本当に素晴らしい大会になったと思いますので、是非とも皆さんに番組をご覧いただき、見届けてもらいたいと思います」とPR
私が子供の頃から観ていた番組が終わるのは寂しいです。
歴代の司会者様をはじめ出演者・スタッフの方々、長年に渡りありがとうございました。
はじまりがあれば終わりがありますが、また新しいものを生みだします。
思い出は心の中で生き続けるので、前を向いて歩みます
追伸
MC有吉弘行MC・日本テレビ系バラエティー番組『有吉大反省会』（毎週土曜日午後11：30）が、9月25日の放送で最終回。2013年4月のスタート以降、およそ8年半の歴史に幕を閉じる。
（9月26日生放送で番組を卒業するのは、２０１３年から８年半でフリーアナウンサーの夏目三久が日本テレビ「真相報道 バンキシャ！」を卒業となります。2014年3月にスタートした「あさチャン！」は7年半、1916回目の9月30日（木）のTBS放送が番組の最終回で、自身もキャスターとして最後の出演で、テレビ朝日系「マツコ＆有吉 怒り新党 夏目ちゃん…お疲れ様 今夜！！ 緊急ナマ放送！！ 解散最終回スペシャル」に最後のテレビ出演して芸能界を引退する）
『おしゃれイズム』（日本テレビ系、日曜午後10時）が9月26日に1時間スペシャルで最終回を迎え、放送回数791回、2005年4月10日から16年半の歴史に幕を閉じる。
『アナザースカイ』（日本テレビ系、毎週木曜深夜0：59）が、9月30日深夜の放送で、2008年10月の放送から13年にわたる歴史に幕を閉じる。
テレビ番組は、スポンサーのCM出稿料金で番組の制作費となっているので、視聴率が低いと番組は打ち切りになる。他の理由は費用対効果、コロナ禍の影響（スタジオの密や海外ロケの難しさなど）、マンネリ、当初の目的を達成、メイン出演者の出演料が高額など、さまざまな要因によるものです。この場合は
単発や特番スペシャルで復活もありうる。演出でなくヤラセ・イジメや犯罪を誘発するなどのコンプライアンス違反や出演者やスタッフ関係者の不祥事があった場合は、番組名が消えることもある。
テレビは若年層に合った番組作りだが、実際は高齢者が視聴していると思います。世帯向けの番組から個人向けの番組へ、ネットに負けないような番組でなく、テレビだからできる新しいテレビマンが時代に合った番組制作を期待したい。テレビは地上波での放送に限りません。CSや動画配信サービスなどの有料番組、公式YouTubeチャンネルのコンテンツなどで復活させるなど番組を継続させるには収益化が見込める世代別の番組も必要と思う時代である。