こんにちは!
四月は寒いスタートとなりましたが、もう真夏日のところもあったりと気温がめちゃくちゃですね
今週は明日が少し低いだけで比較的落ち着いていますが、できるだけゆっくりと季節が移ろってくれる事を願っています
そんな春の季節ですが、1年の中で最も自律神経が乱れやすい季節だという事は知っていますか??
新生活で環境の変化があった方は緊張やストレス、生活リズムの変化があるので分かりやすいかと思いますが、そうでない人にとっても日中と朝晩の寒暖差が1年で最も大きいとされているので、自律神経の働きに影響を受けます
個人差があるで明らかに不調を感じている人と、なんだか調子よくないな程度の軽い人といるかとは思いますが、春に出やすい不調をいくつか紹介していきます
1.憂鬱やイライラなど感情の乱れが起きやすい
東洋医学の考えでは、春は五行の中で「木」、臓器では「肝」を司る季節にあたります。
春の季節は芽生えの季節とも言われるので、「木」の力は基本上へ上へと上っていく性質があります。
そのため「肝」の働きが悪くなると、気が上がり過ぎてしまい、些細な事でもイライラしやすくなったり、コントロールができず憂鬱・落ち込み・不安定な感情になる事も多いです。
また気が上がっていると寝つきが悪くなる事が多く、寝れたとしても夢が多かったり、浅い眠りになってしまう事があるので注意が必要です。
2.頭痛・肩こり・目の疲れ
「肝」は感情のコントロール以外にも、血の働きの大きくかかわっています。
そのため筋肉の硬さ(コリ)が強くなりやすく、頭痛や肩こりを感じやすくなります。
また「肝」は「目(眼)」にもつながる力なので、いつも以上に目の負担が出やすい季節です。
上に気を上らせないためにも、目を使い過ぎないように気をつけ、疲れを感じたら無理しないよう努めましょう。
3.胃腸の不調
新生活による生活リズムの変化、環境の変化によるストレス、日々の寒暖差など、春の季節は知らず知らずの内に体の負担となり体調に影響を与える事があります。
自律神経の働きが悪くなってくると様々な不調が起きますが、胃腸に不調が現れる人も多いです。
基本的に消化器はリラックスしている(副交感神経が優位な
)時に働きが良くなるのですが、バタバタ休む時間が無くなっていると不調が強くなっていきます。
臓器に問題がなくても働きが悪くなることで症状が出てしまう疾患もあり、代表的なものに「過敏性腸症候群」や「機能性ディスペプシア」といった疾患があります。
これらは日々の生活や自律神経の働きに大きく影響を受ける疾患なので、負担のかかりやすい春の季節は症状が強く出る事が多いです。
忙しい生活の中でも、ふーっと一息ついて休む時間を作る事を心がけましょう!
まだまだ他にも春に感じる不調はありますが、今回は特に出やすい不調について書かせてもらいました
皆様もちょっとの不調だからと無視するのではなく、自分の体の声に耳を傾け、無理をし過ぎる事がないようお気をつけください
ではまた
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
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