今週は木曜日から日曜日まで連続で更新する予定。世間が祝日なら何であろうと基本更新はするが、今年は金曜日が中途半端に平日。休日と休日の間となる金曜が空くのがどこか煩わしいのと、紹介が4回にわたるアーティストがいればちょうど良いのではと考えた次第。

 そして取り上げるのはタイトルの通り。当初の考えでは特に決め手はない、4回つまり4タイトル分を必要とする該当アーティストが多くなかった。それより少ないのは勿論、その気になれば5枚以上取り上げなくてはならない場合もある。


 後付けに浮かんだ理由としては、年末音楽番組への当てつけ。放送がある局では大型編成を組み多数に及ぶ出演者を発表している、どの放送局にも出るようなアーティストを除いた他のアーティストで天秤にかける視聴者も多いとは思う。

 自分は正直言ってしまうと民放はザッピング程度でほぼ観ない。テレビの露出が多い〈見かけの〉人気者を集めるだけの局、大物司会者の人望に頼りきりの局、幅広く出演者を集めて独自色を出しているように見えてただ偏屈なだけの局、正統性を出そうとするあまり出演者に色が無い局。『形骸化』とはこういうことを言うのだろう、その程度で視聴率の良し悪しを見比べる低俗な争いだと気付けないものか。それぞれの特徴があるが故に良い面もあるかもしれないが、フォローをする気は更々無い。「今はこれが限界」と、非力を認めながらも携わざるをえない関係者がいるのならばそれは大いに同情する。


 [公営放送の大晦日]については通常の出演者として入れるべきであった2組のアーティストを呼べなかった時点で今年の出来は決まったようなもの、「終わっている」とまでは突き放さないがすぐ上に頭があり突き抜けることは無いだろう。相も変わらず大物でもないアーティストを実績無しに連続出場させているのが何よりも腑抜けの証拠。そもそもふてぶてしいほど持っていた権威は何処へ行ったのか、一権力に従うほど成り下がるようなプライドの無さはそれこそ一番改革しなければならないところてはないのか。


 このままでは長くなる、音楽番組への不満は【(中略)】と見なしてもらって構わない。恐らく自分だけが思っている話でも無いのだから。取り敢えず明日からの更新にお付き合い戴きたい。(完)