朝倉千恵子『全員営業の意義と意味』

＜全員営業＞

・忘れてはならない３つのこと

1.お客様の存在があるからこそ会社があり、仕事があり、

　そしてお給料がある

2.一般的には、商品を購入してくださる人を「お客様」というが、

　社内にもお客様はいる

3．お客様との間は、「顧客満足」でつながれている

＜２種類のお客様と顧客第一主義（顧客満足）＞

1. 実際に商品を買い求めてくれるお客様と顧客満足

・お客様の顧客満足を得るためには、要望をかなえていくことに他ならない

・常に変わるお客様の要望に十分応えていれば、お客様は満足し、　

　お客様は増え、固定化していくもの。

・一方、お客様の要望に十分に応えていない、不満をつのらせれば

　お客様が減る。

・それが肌で感じることができるのは、わかるのは、現場だけ。

・常に変わるお客様の要望を、新しい商品やサービス、システムにし、

　変化に対応していく。生き残っていくために。

・変化に対応するスピードを更に加速させるのは、経営トップが

　現場に赴くことに他ならない。

・今の時代、各メーカーが作る製品そのものには大差がない

・A社が新製品を出せば、半年後にはB社からもC社からも同じような

　モノが、より安い値段で売り出される時代

・モノ自体に大差がない時代に、何が消費のキーワードになるのか。

・それは、モノ以外の価値「あなたから買いたい」と言われる付加価値。

2. 社内にいるお客様と顧客満足

・仕事には必ず前工程と後工程があり、仕事の依頼者（前工程）に対して、

　後工程は、満足のいく仕事をかえしていくか、否か。

・商品を購入してくれるお客様に満足をかえすことと同じこと。

・商品を購入して下さるお客様と直接接している人（営業マン）だけが、

　「営業」ではない。

・たとえば、営業部門のお客様は商品を製造する「製造部門」もお客様。

　逆もしかり。

　物を作っている「製造部門」もそれを売る「営業部門」がなくては、

　本末転倒。

・部下と上司の関係も同じ。部下のお客様は仕事を与える上司、

　上司のお客様は仕事を担っていく部下。

＜全員営業とは？！＞

・「営業」社員も「間接部門」の社員も、その先にはお客様が存在している。

・そのお客様を満足させるために全社員が仕事をする、それは営業で

あろうが管理部門であろうが　向かっている先は同じである。

・営業社員以外の社員も「営業」マインドを持って仕事をするということが

　重要である。

・お客様を満足させること、自分の仕事の先には常にお客様がいると

いうこと、　全ての工程が繋がってお客様から仕事を頂くことが

できるということ。

・その工程の１つでも営業意識に欠けているならば、顧客満足にはならず。

・表に出る社員だけが営業ではない。その後ろにいる社員も全てが

営業である。

・「全員営業」の意識で一枚岩の組織は強く、お客様からも信頼される。

＜顧客第一主義（顧客満足度）の現状＞

・頭では理解されているが、行動に表れていない

・常に自己中心的な仕事をし、お客様に不満、不安を残す

・顧客第五主義になっている
　自分第一、お前第二、上司第三、会社第四主義の後に顧客の存在

・仕事の依頼者はお客様という「顧客意識がない」

＜当社の思いと取り組み＞

・我社は全員営業・全員講師・全員秘書・全員事務とオールマイティな人財を

育成している。

・常に経営者・自分が部門長の意識で仕事に取り組むことの意識を

徹底している。

・営業のできる講師は強い、また講師のできる営業も強い、どちらもお客様に

対して説得力と机上論では伝えることのできない経験と事例を伝えることが

でき、　強い信頼を得ることができる。

→社員にはここを強く徹底して伝えている。

以上

我社の顧問弁護士高井伸夫先生から

全員営業のこだわりをきかせて欲しいと

お話があり、まとめた資料です。

本日は神戸市　三宮に出張します。

富士ゼロックス同号教育研究所様主催

スペースアルファ三宮

【勝ち残る企業・人財の条件】

開催日時：

2012年09月11日（火） 16：30 ～ 18：00

開催概要	Innovation Mall 2012 特別講演会
演者	株式会社新規開拓代表取締役社長　朝倉千恵子
時間	15:00～16:00（受付開始 14:45）
参加費用	無料
会場	スペースアルファ三宮　セミナールーム会場（〒650-0021 神戸市中央区三宮町1-9-1 三宮センタープラザ東館6F MAP ）