上の写真は先日も載せました、臨時のおみくじ掛けです。大みそかから元日にかけては、ぎつしり連なるくらゐ、おみくじがかかつてゐて、ヒモ部分を交換したのが昨日の夜、それから今日の十時頃までで、この写真くらゐ、おみくじがかかった状態です。
この時期、参拝された方によく聞かれる質問として、おみくじについてがあげられます。
そこで今日は二三、このブログでもお答へしたいと思います。
問 おみくじはいつ引くといいんですか。参拝する前ですか後ですか。
答 おみくじは神様のお示しですから、参拝されてからの方がよいでせう。
問 凶が出たら、引き直してもよいですか。
答 いけません。占術でも、悪い結果が出たからと言つて、もう一度占ふことを禁じてゐます。そのおみくじに書かれてゐる指針などを受けとめ、生かすようにして下さい。
問 おみくじは結んで行くものぢやない、と聞いたことがあります。また、悪い結果が出たら結んで行くと言ふ人もいます。どうなんでせう。
答 神主でもお坊さんでも人によつて考え方が違ふあたりなのですが、私は結果がどうあれ、持ち帰つて、そのおみくじを引いた時点での神様のお示しを、たびたび参考になさるのがよいと思ひます。
問 元日にひいたおみくじの結果は、一年間ずつと有効なのでせうか。
答 それは、おみくじをひいた、他ならぬあなた自身の考へでよいのです。「次に引き直すときまで」あるいは「ひいた時点から、当分の間」などでも。神様のお示しはお示しとしても、どう受け取るかはあなた自身の問題なのですから。
よく聞かれる質問としては、これくらゐでせうか。後は境内でうろちよろしてゐる私をつかまえて、聞いて下さい。
↓今日のおまけ。わが家のおせちです。うまいです。