真解鑑定師 三井年美です。
気がつけばもう11月も半ば。
クリスマスの音楽流れはじめてます。
ブログも書けずに日にちがどんどん
過ぎています( ̄。 ̄ノ)
この間、仕事を辞めた22歳の長男に
「どっかいかへん?」
と言ってみると
「いいよー。どこでもいくよ」
という返事。
こんな事はもうないかもしれない
と思いすぐに決めました。
一度行ってみたかった世界遺産に
なっている合掌造りの村、白川郷
に一泊で行ってきました。
車で4時間弱。
長男は運転しながら車の中で色んな
話をしてくれました。仕事の事、
今考えてる事、これからどうしたいか
・・
話を聞きながら、口を挟みたい事も
でてきます ( ̄∇ ̄)
「それって、こういうことやで!」
「こう考えた方がいいんちがう!」
「こうしたらいいやん」
ついつい相手が喋りきらないうちに
自分の意見を言いたくなってる自分
を発見しました。👀
それに、気づいた瞬間
今日は「聞く」という事に徹しよう
と心の中で決めました。
「ヘェ〜。」
「なるほどー。」
「確かに。」
「あんたの言ってる事もわかる。」
「何でそう思うの?」
「相手の言う事もわかるけどなー。」
そうすると息子もどんどん話てくれ
るし止まらない 笑
「聞く」という修行だと思ってい
たけど、途中から気がついたんです。
私、昔、こんな聞き方してなかった
なと。いつも息子の話を聞いていて
も自分と意見の違う所ばかりに反応
して
「ちがうやん、それはこういう
ことやん」
「それはこうやで!」
「言ってること間違ってるで!!」
「絶対こうした方がいいよ!」
と 。
相手の意見と自分の意見の違う所
ばかりをフォーカスしては
相手の意見を否定して、私の意見に
合わせさせようとしていたことに
気づきました。
(そりゃ、ぶつかりますね)
子育てピークの時は、自分の都合
ばかりでしか話を聞いてこなかった
と車の中で息子の話を聞いた後
反省しました。
今みたいにちゃんと話を聞くという
ことをしてこなかった。
自分の都合でしか聞いてませんでし
た。
息子の話しを聞きながら
もちろん自分もいいたいことは
あるけれど、
「今は言う必要ないな」
「まだこれは言わなくていいな」
「ここは聞きながしておこう」
と自分の心をコントロールしてる
自分がいます。
長男とはぶつかることが多かった。
自分の意見をしっかりと持っている
長男を「育てにくい子」と思った事
もありました。
それは、私の思う通りにならないから
育てにくいと思ってたんですね。
自分の愚かさがよくわかります。
( ̄∇ ̄:)
今は、自分が思っている事を
こんなに話せる息子をスゴイと
思えます。
会話、相手に伝える言葉って
タイミングがある。
自分の心をコントロールすることの
大切さに改めて気づきました。
息子はずっーと変わっていないの
かもしれない。昔から自分の思いを
伝えてたけど、私がちゃんと聞いて
いなかったんだなーと。
昨日、光静先生の言われていた言葉
を聞いてさらにこの私の気づいた事
が深まりました。
先生の元に相談にこられたとても
仲が悪いご夫婦。
そのご夫婦に対して先生が言われた
言葉です。
「お互いぶつかっているのは
意見がぶつかっているのではなく
自分の事をわかってほしいという
愛情の裏返しがぶつかってるんで
すよ」
本当にそうだなーとズキッとささり
ました。ここを理解すると聞き方も
変わってきます。
仏教には
こんな聞き方したらいけませんよー
というものが明確にあります。
①教えを聞いても、自分の意見を
優位にして偏って聞く聞き方
(選り好み)
②自分の為にではなく人に解説する
為に聞くような聞き方
(ネタ集め)
③議論や名利のための知識として
聞く聞き方
(あらさがし)
④実践にする気なく表面的な興味
の聞き方
(暇つぶし)
ついつい自分都合で聞いてしまい
ます。人の話をそのまま聞くって
難しいです。だからこそ、ちゃんと
人の話を聞ける人というのは周りか
ら愛されるんですね。
まだまだ「人の話を聞く」という事
に私、課題大ありですが、もう一度
ノートを振り返りたいと思います!
日本昔ばなしの世界でした!