20代のころ

大阪でけっこう厳しいスタジオに

通っていたのですが



その時の先生が

みんなに言っていた言葉が


「天狗になるな!」

でした。



その先生は

すごくカリスマ性がある振付家で


すべてのダンサーに

謙虚さを求め

鼻をへし折る人でした。



私は

若い頃から

謙虚ではないので😆



「私なんてまだまだです」

っていうのを

一ミリも思ったことがなく



そのスタジオでも

バレエ界でも

「おまえ偉そうだな!」
「何様のつもりだ?!」


叩かれてきました😆



でも今は

それで良かったと思っている。



まず

謙虚というのは

「自分に余裕がある人の状態」

のことだと思っていて




自分に余裕がない人が

無理して謙虚な姿勢をしても



その状態では

ただ自信を失って

何もできなくなるし



自分のことを

下手で失敗する方向に

自分を導く


のではないでしょうか?



それよりは

私みたいに


自分を守るためだろうと


根拠のない自信、プライドを

維持した方が


行動ができる場合があります。



私は

負けず嫌いもあって


謙虚な態度にはなれないんですが😆



自分の表現を

自信満々にできるのは

自分の中の天狗のおかげ。



天狗になるな!
(謙虚な態度になれ)

という言葉を

ちゃんと聴かなかったからです😜


頑固に

小さな自信を守ってきたからこそ


独創的なものを

作れるようになった

と思っています。



いわゆる天狗になるような人は


ジャンル内での立ち位置とか

レベルとか、先輩後輩とか

キャリアとか経歴とか



関係性の中でのマウント取りで

安心しようと執着するから

そうなるんだろう。



個人の確立、追求に

天狗になるな!
謙虚になれ!

という言葉はいらない



天狗の鼻を

どんどん伸ばして

調子に乗っている感覚でいい





俺は俺の世界

あなたはあなたの世界

の天狗。


天狗が沢山いるのが

理想的なんじゃないかな。



ただ

自分がやりたいことを

手伝ってもらうときは


自分の力だけでは

それが出来ない

という事実は理解して


尊重して

感謝する



勉強できる運と環境が手に入ったので


歴史と天才達の知恵を覚えて


アレンジ



それだけなのに


あたかも私の頭が良くて


自分が生み出したかのように


思わせるのも




承認欲求満たせて


楽しいよね〜 爆😆




そんな天狗だから



調子に乗って


追求を続けられるんです


私は。