茶園に行こう♪摘もう♪飲もう♪〜山添で蜜香紅茶 |  心樹庵 おちゃこよみ

 心樹庵 おちゃこよみ

  
 生まれも育ちも東京の二人が奈良に来て15年。
奈良の古い街並みが今も残る“ならまち”で日本茶と
中国茶の専門店を開いています。

悠久の都~奈良から大好きなお茶の魅力を発信して
いきます。


今回初企画となりました真夏の蜜香紅茶手摘みイベント無事終了いたしました♪
灼熱の中でのお茶摘み・・・を想定していましたが、日差しは強いものの時折吹く風がとても心地よいし、木陰の下に入ればとスッと体の熱を取り去ってくれるようでした。
とはいえ、日よけ対策は万全に。若干日本の茶摘み風景には入りこまないような装備もあったり(笑)
 
 
みとちゃ農園さんが夏場の手摘み対策用に用意されている采茶用日傘(台湾か中国のだそうです)。
ウエストで締めるタイプで両手も空くのでまさ茶摘みにうってつけ!
連日の茶摘みでは体力がどんどん奪われてしまうので、ほんと必需品だと思います。
 
 
第一ラウンドの品種は静7132。
静7132は煎茶にした時のクマリン香が品種特徴の必出でしょうが、みとちゃ農園さんの無農薬無施肥の管理方法と山添村の土壌や気候と相まって、そのカテゴリから飛び出したような鼻に抜ける爽やかな花香がこの茶園の静7132にはあります。
窒素分が少ないので萎凋にも適していて、白茶や紅茶にすると非常にポテンシャルの高いお茶になります。
 
ウンカに吸われ成長の止まった芽を一芯二葉を基準にせっせと摘んでいきます。
吸われた葉は成長が止まるので、節間も短く二葉めもとても小さいので思っている以上に嵩は増えません。
 
 
それでも午前中2時間くらいでこの成果!
14~15人くらいで2.8キロ・・・
一応ノルマは達成です♪(少量過ぎても作れないので、ある程度の量が必要になります)
 
 
萎凋させるために薄めに広げていきます。
 
ここでお待ちかねのお昼ご飯&お茶タイム~。
日中の強い日差しを避けるのが目的でしたが、おかげでゆっくりお茶を飲めました。
 
 
白茶に始まり、新茶の蜜香紅茶や手炒り釜緑茶etc・・・
堪能した後は、いざ!第二ラウンドのゴングが鳴ります!
 
 
5畝のみの香駿という品種をみんなで制覇が目標です!
 
よっし!と意気込んだものの、これがまた午前の静7132よりも芽が小さくて・・・
重量のある品種もあれば華奢なタイプもあり、見た目だけでなく品種にはそれぞれ違いがあるからこそ香味にも個性が表れるものです。
2018年産の香駿のウンカ香とメンソール香の相まった蜜香紅茶を思い浮かべながら摘み取っていきました。
4時ころまで続けて午後の収穫量は1.5キロ。
気持ちと量は比例しないもの・・・
この量でも作れるそうなので、ヨカッタ~
 
 
この日は、前日に摘んでいたやぶきたの蜜香紅茶の製茶の様子も見せていただくことができました。
 
 
萎凋した葉を布でくるみ揉捻します。
 
 
回転はゆっくりゆっくり
 
 
揉捻をした後は目に見えて葉が赤くなり、香気もどんどん重く甘くなっていきます。
そのあとは発酵止めをして乾燥して完成です。
原料葉からこうしてようやくゴールへ。
でも飲み頃はもっと先。
ある程度時間が経った方が香りや味が凝縮されもっと美味しくなります。
 
 
こうして盛りだくさんだった一日が終わりました。
みとちゃ農園さんにも感謝です!
 
仕上がったお茶を飲むだけでなく、実際に茶摘みを体験したり製茶を知ることで、そのお茶や産地、生産者さんとの距離が一気に縮まります。
風が吹いて竹が触れ合う音や摘み取ったばかりの芽から発する新鮮な香り、太陽の光・・・様々な景色が一杯のお茶から浮かび上がってくるなんて、なんてハッピーなことだろうと私は思っています。
なので、今後もこういった産地イベントを企画していきますのでよろしくお願いします。
 
次回は10月(日程などの詳細は後日お知らせします)に同じく『みとちゃ農園さんで白茶を作ろう!イベント』を予定しております。
多くの方にご参加いただければうれしいです。