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NHKスペシャル 「オウム 獄中の告白~死刑囚たちが明かした真相~」

7月15日、死刑執行の二日後に放送されたものをオンデマンドでみました。

帯は、

「戦後類を見ない数々の凶悪事件を引き起こしたオウム真理教。教祖・麻原彰晃(本名 松本智津夫)死刑囚はじめ13人のうち7人の死刑が執行された。いったいなぜ、オウムは暴走し、社会の壊滅をもくろんだのか。そして、歴史的事件の裁判で、なぜ麻原は沈黙し、多くの謎を積み残してしまったのか。NHKは、獄中の麻原の言葉を記した極秘資料や教団が記録した音声テープを独自に入手。“オウム暴走”の真相に迫る」

1995年に逮捕され、23年を経過してようやくの執行となりました。

年頭の1月17日に「兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)」が発生した年です。

個人的には、サラリーマンを辞めて、親父の会社にかえり、地元の青年会議所に入会して3年位経ったころで、結婚した翌年です。
2月に三宮にボランティアで入り、公園で全国から集まった支援物資を配給する作業をしました。
その翌月3月20日に発生した地下鉄サリン事件に釘付けにされました。
5月16日の麻原逮捕、上九一色村の強制捜査までには3月30日の警察庁長官狙撃事件
などもあり、社会不安はピークに達していた印象です。

 

バブルに背を向け、若者たちの心の隙間に入り込んだこの男の実態はなんだったのか?

本当によくわかりません。
選挙に負け、一気に武装化したオウムという組織に一体どんな動機付けや力学、そして、どのような麻原の意図や指示があったのか?

はたして「強制捜査目前」という組織の危機意識の下、統制のとれない犯行の連続だったのか?

 

全て、「闇」です。

今回の放送も極秘資料として「接見報告書」、獄中の麻原と弁護士とのやりとりの記録や他の元死刑囚とNHKとの手紙のやりとりが放送されています。

前者はどうやって入手できたのか?

 

もしかすると麻原は

「公然と法を犯すものは社会と戦争状態にある」という思想の未だ真っ只中にいる犯罪者なのかもしれません。
「神格化」を恐れて後継組織に公安の調査も入りました。

上九一色村で隠れていないで、両手をあげて自らの信念による「救済」を唱えて逮捕されていたら…。
今とは違った状況があったかもしれません。
所詮、保身と印象付けました。

社会との緊張状態が終わることはしばらくないと思います。