グループディスカッション/面接対策の教科書 伊藤伸一

ES/面接カード★小論文対策★ES/面接カードの志望動機/長所短所/自己PR/エピソード書き方★グループディスカッション対策★集団討論対策★面接対策について採用担当者の視点を伝授します。


テーマ:
面接対策:面接官選考思考 その⑥
 就活生が持つべきコンピテンシー「粘り強さ」

就活生の使うコンピテンシーとして「粘り強い」が
よく出てきますが企業側は、
「結果を出すために行動する」ことを求めています。

ということは、
就活においても、
ただ、「粘り強く行ったエピソード」ではなく、
「結果が出るまでやりきったエピソード」が必要です。

結果が出るまでの「粘り強い」プロセス


巨大な飛行機を離陸させるには、大きなパワーが必要です。

安定する高度にたどり着くと必要なパワーは極端に減ります。

離陸をイメージしてください。
粘り強くPDCAサイクルを回し続けると
そのパワーとそこから得る知識・能力、ノウハウによって
機体のスピードは増していきます。

そしてあるとき、機体がフアッと浮くように
成功の手応えがあります。

ここで手を抜かないでPDCAサイクルを回し続けると
その知識・能力・ノウハウから安定する高度に達します。

この安定する高度に達すると
得た知識・ノウハウ・能力を活用することにより
少ないパワーで成果を得ることができます。


<<粘り強い事例に必要なこと>>

成果を得るためには
粘り強く行うとともに
成果を早く出すためにPDCAサイクルを回す必要があります。

「粘り強さ」をアピールするときには
「PDCAサイクルが回っている」こともアピールしてください。

このPDCAサイクルを回すときは
なかなか成果が目に見えてきません。
ここでくじけてしまうと
十分なパワーを得ることができなく
離陸することできません。

粘り強く行うとは、
離陸するまで、十分なパワーを出し続けること。
途中でモチベーションが下がらないようにコントロールも必要です。
離陸した後もパワーを出し続け、安定する高度まで持っていくこと。


もう一つアピールしなければいけないことがあります。
それは、「迅速な学習能力」です。
多くの人が、2年で成し遂げることを
粘り強く行って3年で成し遂げていたのでは・・・・
アピール力は弱くなります。

まとめると
粘り強さをアピールするとは?
普通の人が3年かかることを
PDCAサイクルを回し、最適な方法を抽出し、
モチベーションコントロールをし、
2年で成し遂げる「迅速な学習能力」を持って
自分に厳しく物事を成し遂げていくこと。

ここまでの「粘り強さ」を求めています。

<<模擬面接の事例>>
学生の「強み」として「粘り強さ」を約60%の学生が面接で答えます。
その「強み」を証明するエピソードの期間が短すぎるのが気になります。
「粘り強く行った」のが・・・1ヶ月のエピソード・・・・
ここからの「粘り強さ」には共感性を感じません。
作られた「粘り強さ」を感じてしまいます。

自己PRへの質問時、
「高校のときの粘り強さが発揮されたエピソードを教えてください」
「やりきったこと以外で粘り強さが発揮されたエピソードを教えてください」
と質問すると、答えられない学生も多くいます。
本来、粘り強さが強みであれば、多くの成功体験を持っているはずです。
この自慢話のエピソードが話せない・・・・ということは
・・・本当の「強み」ではない。・・・と感じます。

正しい自己分析から抽出した「強み」ではなく、薄い自己分析から抽出した「強み」の場合、このようなことが散見されます。

「粘り強い」をアピールする場合は、他のコンピテンシーとの関連状況や期間に注意してください。

「粘り強さ」をアピールする場合は、キャリアカウンセラーに相談することをオススメします。
一貫性の確認と違和感がないかどうかを確認してもらうためです。

次の記事
【面接対策:面接官選考思考 その⑦コンピテンシーコミュニケーション力】
【面接対策:面接官選考思考 その⑧コンピテンシーチャレンジ精神
【面接対策:面接官選考思考 その⑨コンピテンシー迅速学習能力】


面接対策、更に詳しく知りたい方へ
http://nagoya-naitei.com/

模擬面接

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

グループディスカッション/面接対策の教科書 伊藤伸一さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります