グループディスカッション/面接対策の教科書 伊藤伸一

ES/面接カード★小論文対策★ES/面接カードの志望動機/長所短所/自己PR/エピソード書き方★グループディスカッション対策★集団討論対策★面接対策について採用担当者の視点を伝授します。


テーマ:
エントリーシート:「やりきったこと」に書くべきこと:
影響の輪4ステップの広がり

どんなに個人的な能力が高くても、一人で大きなゴールを達成することはできません。ゴールを達成するためには協力が必要です。
高校までは、レールの上に乗った活動が多かったため、ヒューマンスキルを発揮しなければいけない機会はあまりありませんでした。

でも、社会人は違います。
一人きりで仕事をやることは少なく、仕事をするためには「影響の輪」を広げる必要があります。

・お客様のニーズをくみ取り⇒コミュニケーションスキル
・お客様の信頼を勝ち得る⇒誠実・正直・真摯な態度
・企業内のチームメンバーとして働く⇒チームワーク力
・プロジェクトを完遂する⇒リーダーシップ力

この人間関係のスキルと言うべき「影響の輪」を広げているエピソードが「やりきったこと」に必要です。PDCAサイクルを回しているだけでは、能力を100%証明していると言えません。

<<例>>文字数391
「大学2年生の時自ら企画・行動し音楽サークル発足、イベントを成功」
理由:コンサートホール開催のイベントを目標にし、音楽を愛する学生同士の繋がりを深めたいから。
取り組み:手始めに、顧問になる教員探しからはじめました。はじめは、全く興味を持ってもらえず、何回も訪問し説得しました。また練習場確保のため学生課職員との交渉も難航しました。そして熱意が通じ、大学公認のサークルとして発足することができました。新入生の勧誘、部員交流、音楽イベント企画を進めるうちに部員も約60名に増え、コンサートも開催できました。2年間サークルの代表として大学外との交流も深めることができ、縦の繋がりも深めることができました。
この活動を通じて得たもの:良いリーダーシップとは人間関係から生まれること。皆のために何ができるのかを一生懸命考え、行動し、自分の背中を見せることから影響の輪の広がりを経験しました。



①誠実・真摯さ
営業は「自分を売る」と言われます。
まさに、商品を売るときには、自分の人間性を最初に売らなければいけません。

コンサルティングの仕事をしていても最初に行うのは、クライアントとの「人間関係の構築」です。

影響の輪を広げる人数が一人の場合、この人間性だけでゴールを達成できるかもしれません。
しかし、人数が増えていくに従い、他のヒューマンスキルも必要になってきます。(コミュニケーション、チームワーク、リーダーシップ)


<<例>>
この活動を通じて得たもの:
良いリーダーシップとは人間関係から生まれること。皆のために何ができるのかを一生懸命考え、行動し、自分の背中を見せることから影響の輪の広がりを経験しました。

周りの人は「リーダーの影」を見ています。
・口ばっかりでないか
・自分に厳しいかどうか
・約束事を守るかどうか
・言うことを信用してもよいかどうか
・うそを言わないか
・公平か
・・・・・・・・・・
「熱意」も必要です。
「熱意」に打たれて人は動きます。

自己PRでも「正直」「誠実」「真摯さ」をアピールすると一貫性が確保できます。


<<例>>
そして
熱意が通じ、大学公認のサークルとして発足することができました。


②コミュニケーション力
複数の人に影響力を与える場合や
早期に影響力を与える場合には、コミュニケーション力は必須です。

企業が採用プロセスで確認したいのもこの「コミュニケーション力」です。この「コミュニケーション力」の発揮状況の大小によって、得られる成果のスピード、大きさは変わってきます。


<<例>>
取り組み:手始めに、顧問になる教員探しからはじめました。はじめは、全く興味を持ってもらえず、何回も訪問し説得しました。また練習場確保のため学生課職員との交渉も難航しました。そして熱意が通じ、大学公認のサークルとして発足することができました。

2年間サークルの代表として
大学外との交流も深めることができ、縦の繋がりも深めることができました。

コミュニケーション能力の発揮状況を説明しています。


③チームワーク力
多くのメンバーが同一のゴールに対し、同じ行動をとるためには、チームワークが必要です。

サークルのメンバーのゴールは部員によって違います。
・仲の良い友達がやっているから
・練習ができるから
・楽しいから・
・コンサートライブをやりたから
・・・・・・・・

ゴールが違うメンバーをまとめていくためには、チームワーク力が必要です。多様性を理解しないで全ての部員が自分と同じ思いだと勘違いするとメンバーをまとめることはできません。

個人のゴールを確認することによりきめ細かな配慮ができます。


<<例>>の「やりきったこと」では「チームワーク力」発揮を説明していないので、面接質問回答から証明する必要があります。

質問:一番大変だったのはどんなことですか?
回答:部員が30名を超えた頃より、集団行動としてまとめていくのが大変でした。そのため、部員間の人間関係を構築するために部員交流の機会を増やしました。部員相互の「絆」を固めることでチームワーク力を育成しました。

<<例>>
新入生の勧誘、
部員交流、音楽イベント企画を進めるうちに部員も約60名に増え・・・・

「志望動機」「自己PR」「やりきったこと」からの質問はある程度予想でき、誘導することもできます。戦略を立てておけば、質問回答から多くの「能力」を証明できます。

この戦略に関しては、キャリアカウンセラーへの相談をおススメします。
個人で戦略が違うからです。


④リーダーシップ力
リーダーシップとは、ピクニック集団の先頭を歩き、平坦な道を先導することではありません。
地図のない険しいジャングルを進む集団の先頭に立ち、猛獣からの危険に立ち向かい、時として高い木のてっぺんに登り目標地を探し、メンバーに「こっちがゴールだ!僕を信じて、僕の後に付いて来てくれ!」と言えることがリーダーシップの発揮になります。

過去の信頼構築がリーダーシップ力を成長させます。


<<例>>
この活動を通じて得たもの:
良いリーダーシップとは人間関係から生まれること。皆のために何ができるのかを一生懸命考え、行動し、自分の背中を見せることから影響の輪の広がりを経験しました。

リーダーシップ発揮の原則を最後のまとめに書くことで、能力を大きくアピールできます。


PDCAサイクルと
影響の輪の広がりを「エピソード」に盛り込み、
面接を通して能力証明していく「戦略的な書き方」が必要です。

この2つを盛り込むことができれば、コンピテンシー面接対策になります。


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