今回、長くなってしまったにもかかわらず、メディアについては書ききれていないので、そちらはまた後日、別の記事で書いていきたいと思います。
そして、今回も完全に私の妄想の範疇の内容ですので、いつものごとくコメントは無しです。
リンクもしないでいただきたいと思います。
たまたまここを訪れた人が読んでくれれば、それで私は十分だと思っています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
平昌オリンピックの後、あの手この手で結弦くんに対するアンチ活動が活発化してきています。
結弦くんが国民栄誉賞に選ばれたと発表されたのも影響しているのかもしれませんし、単純に五輪後は大体こういった活動が活発になるものなのかもしれません。
新しくフィギュアに詳しくないファンが増えるのですから、今が仲間の増やしどきなのかもしれません。
もしかしたら結弦くんは、こういったバッシングが激しくなることも想定した上で、会見で「本当は嫌われたくないんですけどね」という発言をしたのでしょうか。
私ごときに理解できる範疇を超えていますが、そんな悪意に長年結弦くんは晒されてたんだよなあと、それが自分の身に起こったと想定したら、本当に震えるばかりです。
ソチ後、私がネットで結弦くんの情報を検索し始めた頃にも、写真や動画を加工して作られた捏造情報が溢れていました。
それを見て、私も最初は
「羽生結弦という選手はゴマカシとエコヒイキで金メダルが取れたのか…。いい選手だと思ったのにな」
と一瞬思いかけたこと があったくらいです。
ところが、その後フィギュアのルールを勉強して動画やプロトコルを見て、それらが全て嘘だったことがわかりました。
勉強すれば判ることでしたが、言葉を変えれば、勉強しなければ判らないことでもあったわけです。
無知な人間は簡単に騙せます。
オリンピックの後、新規のファンが増えるのを狙って、もっともらしく嘘を拡散しているのは、やはり「初心者は騙しやすい」からなのではないでしょうか。
しかし、羽生ファンもこの4年、なんの勉強もしてこなかったわけではありません。
嘘を拡散するツイッターには粛々と真実を突きつけて反論しているようです。
もちろん、ここで感情的になってはいけないので、怒りはぐっとこらえ
「それは○年の○○のことですね?それはこれが真実ですよ」
と指摘するに留めておくのがベストです。
そこで
「なんで嘘を拡散するんですか?そう言われた人が悲しむとは思わないのですか?」
なんて返してはいけません。
嘘を拡散する人は、読んだ人間を怒らせたいのです。
そしてあわよくば自分の賛同者を増やし、ワイワイやりながら相手をなじるきっかけを作りたいのです。
感情的になればそれこそ相手を喜ばせるだけです。
ニーチェの有名な言葉に
「怪物と戦う者は、みずからも怪物とならぬように心せよ。汝が久しく深淵を見入るとき、深淵もまた汝を見入るのである」(「善悪の彼岸」より)
というものがあります。
様々な解釈があると思いますが、丁度オカルトから犯罪心理に興味が移っていた時にこの言葉に出会い、それまで言葉にできなかった感情がストンと腑 に落ちた記憶があります。
つまり、自分が正義だと思っていることも、いつの間にか悪に変わっていることがある。
自分が悪魔を見ているだけではなく、悪魔を見ようとしたことで悪魔たちにも自分は見られることになっているのだ。
そして、人間は悪に簡単に感化され、自分が悪になったことに気付かないまま、いつの間にか怪物になっていくのだ、という風に私は理解したのです。
深淵を覗き込まなければ深淵に見られることもないのに、自ら覗き、そしていつの間にか自分が深淵からそこを覗き込む人間を見上げているのです。
一度自分が正しいと思ったことは、それが周囲の人間から見て明らかに間違ったことであってもそうと気付くことはできません。
自分が正義。
であれば、自分に異を唱える人間は悪。
そういう単純な思考に陥るのが人間というものなのです。
「あの人、結弦くんの悪口を書いてるわ!信じられない!なんて酷い人なの?結弦くんがどんなに頑張っているか知っていたらあんなことを書けるはずないわよ!え?宇野のファンなの?呆れた。あんなことを書くなんてフィギュアファンの風上にも置けないわ!大体宇野なんて全然ダメじゃない。ほら ごらんなさい、また負けた。え?宇野が怪我をした?いい気味!調子に乗っているからよ!このまま負け続ければいいわ!」
ファンの方々に「実名で書く意味があるのか」と突っ込まれるだろうことは重々承知ですが、リアリティを感じてもらうためにあえて結弦くんとショー マの名を使わせてもらいました。
大変わかりやすい構図だと思います。
この名前を入れ替えれば、全ての選手に当てはまる内容だと思います。
で、これを言っている人は、一体どの辺りから深淵に飲み込まれてしまったのか判るでしょうか。
「いい気味!」からではないのです。
「あの人、結弦くんの悪口を書いているわ!」から既に、深淵に飲み込まれているのです。
人間というのは弱い生き物です。自分の好きな人を汚されて平気な人なんていません。
怒りの気持ちを持つのは当然です。
ただ、人間が怒りや憎しみといった負の感情を持ったとき、初めて悪魔たちはその心に入り込むことができるのですから、その感情を公にするのは大変危険なことなのです。
私が、嘘を指摘するのはいいけれど、そこに怒りや憎しみを持つ必要はないと何度も言ってきたのはそういうことです。
怒りに対し怒りで応酬すると、いつしか自分も同じ怪物になっているのです。
何が本当で何が嘘なのかわからない人間に、嘘を信じ込ませ怒りの感情を持たせるのは簡単です。
だからこそ、新規のファンが増えるこの時期に、アンチたちは汚い言葉で嘘を広めていくのではないでしょうか。
というわけで、最近、というかずっと長い間にわたってアンチが取り上げてきた嘘を、私なりに噛み砕いて反証したいと思います。
◆羽生は当たり屋
※ブレードでパトリックに怪我を負わせた
ソチのエキシの練習の時、バタフライに入った結弦くんのエッジがパトリックのお腹をかすり、パトリックが怪我をしたという事件です。
これについて、アンチはぶつかった部分のGIF画像を切り取って「羽生はパトリックに怪我を負わせた」と広めていましたが、これは「そこで横に並んでバタフライからスピンに入る」という振り付けだったようです。
しかし、振り付けが遅れたのか時間差で入る予定だったのか、パトリックだけが後から近付き、たまたまバタフライに入る結弦くんのエッジに触れてしまったのです。
パトリックの背後にはデニス・テンがいて、パトリックはデニスに気をとられて結弦くんに近付きすぎた感じです。
振り付けだったのですからそこでバタフライに入ることはパトリックも知っていたでしょう。
それなのに後ろから近付いたのですから、パトリックも迂闊だったのです。
馬の後ろから近付いたら蹴られることを知っていたのに後ろから近付いて蹴られてしまったようなものです。
すぐに結弦くんはパトリックに謝ったようですが、なぜかパトリックはその傷をネットに上げました。
まあ、何故上げたのかはパトリックにしかわかりませんが、当時のパトリックは、急激に追い上げてきて金メダルを取っていった結弦くんに多少のわだかまりを持っていたようですから、そういった感情によるものだったのかもしれません。
ただ、これが故意によるものではないことは明白ですし、一部分だけを切り取って「羽生は当たり屋」と吹聴している人間たちは、少しおかしいといえます。
パトリックは傷の写真は載せましたが謝罪を求めていたわけではなく、その件はその場で収まっていたからです。
※中国杯でハンヤンにわざとぶつかった
これは、ソチの後の大きな事故なので結弦くんのファンも一般の方も大変記憶に新しい事件です。
知らない方のために説明すると、6分間練習の際、ハンヤンと結弦くんが、ほぼ同時に真ん中でジャンプを跳ぼうとし、軌道が重なって激突してしまったというものです。
注意して見るまで意外と気がつかないものなのですが、フィギュアというものは多くの部分を後ろ向きに進行します。
ジャンプの入りもアクセル以外はみな後ろ向きです。
この時も、二人が前を向いた時、すぐ目の前に相手がいて避けられなかったのです。
結弦くんも、よけられる距離ではなかったため、足でブレーキをかけ両手を前に出し回避行動をしますが、ジャンプ前のスピードが出た状況だったため、そのままぶつかってしまったというわけです。
この事故を見て「あれはわざとだ」と言っている人がいたら、その人は嘘つきだと思っていいでしょう。
当たり屋というのは自分は怪我をしないようにやるものですが、この場合、どちらの選手もかなりの怪我を負ったのです。
ただただ不幸な事故でした。
それを「わざと」だと言い張る人間がいたら、その人は人間の感情を失っているのです。
因みに、後日ハンヤンのインタビューで、治療を受けている間二人は手を握り合っていたという「お前たちは乙女か!」という微笑ましいネタが披露さ れています(笑)
※ダイスにぶつかって怪我をさせた
ダイスとぶつかったのは、リンクの壁際で、どちらもほとんどスピードが出ていない状態です。
軽くぶつかって転んだ後、お互いに助け合いながら立ち上がっています。怪我などしようもありません。
ただ、その後別の時にダイスが怪我をしたことを、アンチは「羽生が当たったからだ」と執拗に攻撃し、ダイスのSNSにまでコメントしていったよう です。
その凸コメをダイスはひとつひとつ削除し、アイコンを結弦くんとのツーショットに変えてくれました。
結弦くんを攻撃するためなら仲のいい他の選手に凸コメすら厭わないのがアンチという存在です。
※羽生はデニス・テンにわざとぶつかり罵声を浴びせ、デニスの名誉を傷つけた
これは、私もずいぶん長い記事を書いた出来事です。
結果として言えば、確かにデニスは結弦くんに対しなにがしかの妨害をしていたのだと思います。
理由はわかりません。自分が思うような成績を出せなくなってきたことで、結弦くんに対し思うところがあったのかもしれません。
ぶつかるというのは、当然接触しそうになるので誰にでもわかるのですが、かなり離れた場所でも選手の視野に入るようにジャンプの軌道に入るだけでも選手は跳べなくなってしまいます。
なので、結弦くんの曲かけ練習の時にわざとチョイチョイ軌道を邪魔していたら、いつもニコニコしている結弦くんが激怒して
「いい加減にしろよお 前!」
と怒鳴ったのです(笑)
アンチは、結弦くんを攻撃するために、デニスを悲劇の主人公に仕立て上げました。
羽生ファンを装いデニスのSNSに誹謗中傷のコメントを送りつけ、さらにデニスの名誉を守るために羽生を糾弾しようという署名運動まで始めました。
デニスのファンでもなかった人達が中心になって署名運動をしているのは、かなり異様な光景でした。
事を荒立てて結弦くんに迷惑をかけたくないと我慢していた日本のファンに対し、行動を起こしてくれたのは中国のファンでした。
デニスが結弦くんの軌道に入っていく動画を集め「これを見て自分で判断して欲しい」とネットに公開したことで事態は収束していきました。
その後のデニスについては特に言うことはありません。
この事件以外にも色々な思いはありますが、私の中でのデニスは「努力の方向を間違ってしまった人」という認識で終わることになりました。
◆アイツの怪我は仮病
これに関しては、私も「アスリートの捻挫と一般人の捻挫では同列に語れない」ということを最近知ったのであまり大きなことをいえないのですが、実際問題、結弦くんの怪我は、スポーツに関係する人の目から見れば「到底オリンピックに間に合うはずのない怪我」だったようです。
くりぃむしちゅーの上田晋也氏が自身の番組の中で「専門家から聞いた話」として話していました。
実際、結弦くんより早く、同じ「全治2~3週間」と言われていた体操の内村選手は、先日の試合の時点で「痛みとしては70%程度の回復」と言って いました。約半年たって70%の回復です。
それを考えれば結弦くんが、怪我から3ヶ月のオリンピックの時点で「20~30%程度
の回復」と説明していたのは全く矛盾がないということです。
相撲の稀勢の里がなかなか回復しないのも、やはり靭帯だからでしょう。
「羽生の怪我は実は治っていた」という人は、靭帯を痛めたことのあるアスリートではありません。
アスリートの怪我を「嘘」と吹聴するのは、無知で無責任な発言にすぎません。
一般人と違い、アスリートと言うのは「怪我をしても、肉体も維持し続けなくてはいけない」のです。
一般人は、歩くのに支障がない状態になったことを「回復」と呼ぶのだと思いますが、アスリートは「怪我をする前と同じパフォーマンスができなけれ ば「回復」と言えないのです。
痛み止めを飲んでも痛みはゼロではなかったと思います。
ただ、演技できるレベルまで痛みを抑えることができたと、そういうことなんだと思います。
「少し痛かったけど楽しかったからはしゃいじゃった」という姿を見て「痛かったらはしゃげるわけがない」と言うのはお馬鹿さんの発言です。人間、 痛くたってはしゃげますから(笑)
◆羽生は被災なんかしていない
・震災当日、羽生は福岡にいてリンクにいなかった。だから被災していない。
・羽生の家は全壊ではない。だから被災者というのは嘘。
・震災当日、オーサーから「ユヅルは無事だ」という連絡が入った。だからリンクで被災したというのは嘘。
その他色々なネタがまた最近出回っています。
「震災の後、アイスショーの担当者が「震災時羽生選手は安藤選手らと一緒にいた」といった発言をした人がいる」というネタも出回っていましたが、 何年も前のコメントを何故今頃引っ張り出してきて、それを震災に結びつけるのか私にはわかりません。
そもそもそれが震災時のコメントなのかどうか、発言した人に確認したわけでもなく、ただ「こんなコメントがあった。だから羽生は嘘を言っている」と唱えて吹聴して回るところに、アンチの異常性を見る気がします。
もしそれが本当なら、何故スケーター達は結弦くんの身を案じ、協力の手を差し伸べようとしたのでしょうか。
何人ものスケーターと一緒にいて被災してないと知っていたなら、なぜ誰もが結弦くんの身を案じたのでしょうか。
住んでいた県営住宅は「倒壊」はしていませんが、住宅の被災基準は見た目で決まるものじゃありません。
柱に被害があったら、鉄筋だろうが木造だろうが関係なく「住めない」のです。
壁が倒れて中が見えるようになっても、柱が無事なら「半壊」です。
自分が被災したわけでもない人間が「あいつの家は大丈夫だった」と言うのはあまりに無神経で人として程度の低い発言です。
そもそも、一緒にリンクにいた人、避難所にいた人、結弦くんの無事を確認してテレビに流してくれた人、全員が嘘をつかなければ成り立たないことを 「アイツは嘘をついている」と吹聴するほうが異常です。
これを言っている人は、すでに通常の人とは違う世界に生きている人ですので、耳を貸す必要はありません。
これは「私は見張られている」と言い張る、精神を病んでいる方か「嫁に夕飯を食べさせてもらっていない」と言い張る老人か、どちらかの精神構造なのだと思います。
その証拠に、震災当時まだ結弦くんはカナダに行ってすらいないのに、まことしやかに「大丈夫だとオーサーが言っていた」と言ったりします。
時系列も頭に入っていないのです。
おかしくなっている人たちの話を真に受けてそれを信じてしまうと、新興宗教にハマった人たちのようなことになります。
即座にブロックしましょう。
◆羽生のGOEは異常だ!高すぎる!
異常なのはGOEの何たるかを理解しない方々の頭の中身です(笑)
平昌オリンピックの後、結弦くんの点数はおかしいというまとめサイトを目にしましたが、集められていたツイートのほとんどがフィギュアをまともに知らない方々のようでした。
つまり、どうやったら高いGOEがつくのか、その基準すら知らないで「他の選手に比べて高すぎる」と発言しているんです。
そもそもGOEは他の選手と比例するものではありません。
実行している内容が違えばGOEは変わるからです。
他の選手と比べることは無意味です。
比べられるとしたら、その選手の他の試合のスコアしかありませんが、それすらもジャッジの顔ぶれやその日の調子で変わります。GOEとは、あくまで「その選手の演技」としか比べられないものなのです。
「点数の高いジャンプを6本跳んだ選手より、点数の低いジャンプを4本しか跳ばなかった選手が勝つのが分からない」
と言っていた人もいましたが、きっと「フリーだけならネイサンが勝っていた」ということも知らないんでしょう。
4回転が10点以上の点数があるからと言っても、その分3回転は減るわけで、3回転と4回転の点差は5点ほどです。
質の高い3回転と質の悪い4回転では更に点差は縮まりますから、4回転の本数を増やすことがそのまま高得点に繋がるわけではないということも知らないのでしょう。
そして、4回転を跳ぶには3回転よりスピードが必要なため、助走が長くなり、つなぎが減ります。
なのでPCSの「つなぎ」の点数を減らすことになるかもしれないということも知らないのです。
GOEは、美しさだけではなく難しさも評価の対象になります。
かつてキムヨナのアンチが、静止画の写真を貼って「こんなに汚いのにGOEが高い!」とやっていましたが、そのポーズの前や後ろににどんな難しい ことをやっているかが分かっていなかったのでしょう。
そういうことを細かに見ていくと、結弦くんのGOEは決して高くありません。
ただ若手の4回転は、基準をクリアしなくても何故か高いGOEがもらえます。
それについては国際的にも問題になっているようですので、今後どのように推移するか見守りたいと思います。
◆羽生は韓国人だ!在日だ!
こういうことをネットにあげている人がいたら、色々な意味で可愛そうな人なので、心の中で「お大事に」と言ってそっとブロックしましょう(笑)
オリンピックは大変国籍にうるさい大会です。
カップル競技の選手も、国籍が日本でない選手は世界選手権には出られてもオリンピックには出られませ ん。
つまり、オリンピックに日本代表で出ていることが「日本人」の証なのです。
そして、日本の国籍を有し日本代表で出ているのであれば、まごうかたなく日本人です。
テニスの大坂なおみちゃんは、アメリカと日本の二重国籍です。
今現在はテニスの大会のみ「日本」を選択していますが、オリンピックに出る場合はどちらかを選ばなければいけません。
そして、もし彼女が日本を選び、日本国籍でオリンピックに出場したら、彼女のルーツがどこであれ「日本人」になるということです。
結弦くんの場合、日本古来からの苗字であり、日本国旗を大切にし、神社などの参拝を欠かせないことを見ても、日本人の中の日本人であることは間違いありません。
それを韓国人だと言い張る人達はつまり、「気に入らないやつはみんな韓国人」と言って溜飲を下げているだけの人間たちです。
ルーツは問題じゃないのです。
外国の方で、日本を愛し日本国籍を取得されている方々は大勢います。
「日本人であるかどうか」を語るには「日本を愛しているかどうか」が最も大切なんです。
いちいち取り上げるのも馬鹿らしいのですが、「素晴らしいものは全て韓国起源」と言っている人達もいますので(笑)
「いくら素晴らしくても結弦くんは韓国人じゃないよ」
というのだけは明記しておきたいと思います。
長々書いてきましたが、アンチの最も顕著な特徴は
◇勉強をしない。人の意見は聞かない。
反論されたら判で押したように「羽生オタってコワイ!」「これが羽生オタのやり方です!」と言って騒ぐ。
◇以前言っていたことと反対のことを平然と口にする。
結弦くんに対しては欠点だと攻撃していても、同じことを推しがやった場合は「素晴らしい!」と褒める。
その矛盾に気がつかない。
◇在日だのなんだのと出自や外見などまで攻撃対象にする。
その根拠として上げていることにそもそも根拠がない(笑)
◇すぐ感情的になる。
◇推しを褒める時の言葉が大げさ(笑)
◇悲劇的な物言いが大好き。
等々です。
厳しいことを言えば、結弦くんのファンの中にだってこういった人達はいます。
悲しいかな、勉強不足で他人の言うことに疑いを持たない若い人と、歳をとって思考に柔軟性がなくなったお年よりは同じ反応を示します。
「あの人の立場ではこうかもしれないけど、この人の立場ではこういう見方になるんじゃない?」
「あの演技に高い点をつけたということは、あのジャッジはジャンプより体の動きのほうを重視してるのかもね」
的な、柔軟な物の見方をすることができず
「アイツはこうだ!だからソイツもこうなんだ!」
といった、直線的な思考になるのだと思います。
基本的に「視野が狭い」「考えが浅い」「性格が悪い(笑)」人間が、自分を過大評価して有名人を叩いてえらくなった気分を楽しんでいるのがアンチという存在です。
感情に対し感情で反論すれば、まさに
「怪物と戦う者は、みずからも怪物とならぬように心せよ。汝が久しく深淵を見入るとき、深淵もまた汝を見入るのである」
ということになるのだと思います。
1番簡単な方法は「深淵を覗き込まない」ことに尽きます。
私などは、どんな悪意を目にしてもやり過ごすことができますが、悪意を目にしてやり過ごせない怒りを感じた時はご注意ください。
そこに怒りや皮肉をこめてしまったら、第三者の目には、反論しているほうも「怪物」にしか見えなくなるのですから。
さて、ここまではあくまで漠然としたことについて書いてきましたが、ここからはピンポイントで指摘をします。
まず、「うろお○え柳○」「ゆづ○ンダ」「絶対王者は○ちゃん」「ヨコシ○タイヤ」等々、この辺りの人達は精神を病んでいる人達です。
他にも無数の似たようなアカウントがありますが、こういった異常な人達はもしかしたら同一人物の副アカかもしれません。
この手の人達は、通報した後ブロックくらいしか対処の方法がありません。
多分、警察に捕まっても「自分のほうが辛い毎日を送っているんだ」などといって、世間的に通用しない言い訳に終始する人達です。
メンタル的には 「自分のほうが被害者」なので、逮捕されてもやめるかどうかは分かりません。
特筆すべきは「アネザ○チカ」こと、元「手相見○さん」です。
この人はプロの匂いがします。
ブログなどもずっと注視していましたが、皇室賞賛、神道礼賛、そして悪名高い「フェアジャッジメント運動」等々、表面的には明らかに「右派」なのに、「右派」の方々にとって最も理想的な若者であるはずの羽生結弦を蛇蝎のごとく忌み嫌っているのです。
そもそも、真央ちゃんのファンとして、同じ日本人として恥ずかしくなるような非道い言動でキムヨナをバッシングしていました。
でも、裏を返せば、彼女が演じていたのは「醜い日本のイカレた国粋主義者」そのものであったように思うのです。
「国粋主義者」であれば、結弦くんの国旗に対する態度などは賞賛に値すると思うのですが、彼女は狂ったように結弦くんを叩きます。
真央ちゃんの時は真央ちゃんのイメージを傷つけるかのようにキムヨナを馬鹿にし、最近になって声高に高橋大輔を礼賛しつつ結弦くんを叩いています。
どうも、思想に整合性がありません。
この人は自民党の山田宏氏の後援活動もしていますが、山田氏も完全に右派です。
右派の政治家を支援するのに、日本という国を愛している羽生結弦を叩く。
なんとなく「ジャパンディスカウント」の匂いがします。
巧妙に政治家に食い込んでいるのか、それとも政治家自身が実は「右派」ではないのか。
慎重に見ていく必要があると思います。
(※山田氏については公人なので実名表記とさせていただきました)
アネザ○チカのような人は、行動的に見えてその実「仲間を増やすための活動」に終始しています。
そして、そこに足を踏み入れたが最後、きっとありとあらゆる人たちの悪口を言って笑いあうお仲間が迎えてくれるのでしょう。
まさに「深淵」そのものです。絶対に近付いてはいけません。
ネットというものは、深淵を直接覗き込むことができる「魔法の鏡」のようなものです。
心の濁った人には「悪意と怒り」を与え、正しくありたいと願うものには「希望と喜び」を与えてくれます。
選ぶのは自分自身です。
選手たちの頑張りに涙しながら一喜一憂し、仲の良い選手たちの姿に癒されるのも、試合の結果をこと細かくほじくり返し、「アイツは卑怯者だ!黒いバックがついているんだ!」と怒りを撒き散らすのも、どちらになるのも私たち側で決めることなのです。
私は前者でいたいです。
新しくフィギュアのファンになった方も、古くからいて煮詰まっている方も、いろいろな思いはあるでしょうが、フィギュアは美しくて深くて感動的な スポーツです。
ネガティブな感情に心囚われることなく、結弦くんの頑張りに
「私も頑張ろう。だってYUYUだって頑張ってるんだから!」(大坂なおみちゃんのパクリ)
と思いながら、前向きに応援していきたいと思います。
以上
そして、今回も完全に私の妄想の範疇の内容ですので、いつものごとくコメントは無しです。
リンクもしないでいただきたいと思います。
たまたまここを訪れた人が読んでくれれば、それで私は十分だと思っています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
平昌オリンピックの後、あの手この手で結弦くんに対するアンチ活動が活発化してきています。
結弦くんが国民栄誉賞に選ばれたと発表されたのも影響しているのかもしれませんし、単純に五輪後は大体こういった活動が活発になるものなのかもしれません。
新しくフィギュアに詳しくないファンが増えるのですから、今が仲間の増やしどきなのかもしれません。
もしかしたら結弦くんは、こういったバッシングが激しくなることも想定した上で、会見で「本当は嫌われたくないんですけどね」という発言をしたのでしょうか。
私ごときに理解できる範疇を超えていますが、そんな悪意に長年結弦くんは晒されてたんだよなあと、それが自分の身に起こったと想定したら、本当に震えるばかりです。
ソチ後、私がネットで結弦くんの情報を検索し始めた頃にも、写真や動画を加工して作られた捏造情報が溢れていました。
それを見て、私も最初は
「羽生結弦という選手はゴマカシとエコヒイキで金メダルが取れたのか…。いい選手だと思ったのにな」
と一瞬思いかけたこと があったくらいです。
ところが、その後フィギュアのルールを勉強して動画やプロトコルを見て、それらが全て嘘だったことがわかりました。
勉強すれば判ることでしたが、言葉を変えれば、勉強しなければ判らないことでもあったわけです。
無知な人間は簡単に騙せます。
オリンピックの後、新規のファンが増えるのを狙って、もっともらしく嘘を拡散しているのは、やはり「初心者は騙しやすい」からなのではないでしょうか。
しかし、羽生ファンもこの4年、なんの勉強もしてこなかったわけではありません。
嘘を拡散するツイッターには粛々と真実を突きつけて反論しているようです。
もちろん、ここで感情的になってはいけないので、怒りはぐっとこらえ
「それは○年の○○のことですね?それはこれが真実ですよ」
と指摘するに留めておくのがベストです。
そこで
「なんで嘘を拡散するんですか?そう言われた人が悲しむとは思わないのですか?」
なんて返してはいけません。
嘘を拡散する人は、読んだ人間を怒らせたいのです。
そしてあわよくば自分の賛同者を増やし、ワイワイやりながら相手をなじるきっかけを作りたいのです。
感情的になればそれこそ相手を喜ばせるだけです。
ニーチェの有名な言葉に
「怪物と戦う者は、みずからも怪物とならぬように心せよ。汝が久しく深淵を見入るとき、深淵もまた汝を見入るのである」(「善悪の彼岸」より)
というものがあります。
様々な解釈があると思いますが、丁度オカルトから犯罪心理に興味が移っていた時にこの言葉に出会い、それまで言葉にできなかった感情がストンと腑 に落ちた記憶があります。
つまり、自分が正義だと思っていることも、いつの間にか悪に変わっていることがある。
自分が悪魔を見ているだけではなく、悪魔を見ようとしたことで悪魔たちにも自分は見られることになっているのだ。
そして、人間は悪に簡単に感化され、自分が悪になったことに気付かないまま、いつの間にか怪物になっていくのだ、という風に私は理解したのです。
深淵を覗き込まなければ深淵に見られることもないのに、自ら覗き、そしていつの間にか自分が深淵からそこを覗き込む人間を見上げているのです。
一度自分が正しいと思ったことは、それが周囲の人間から見て明らかに間違ったことであってもそうと気付くことはできません。
自分が正義。
であれば、自分に異を唱える人間は悪。
そういう単純な思考に陥るのが人間というものなのです。
「あの人、結弦くんの悪口を書いてるわ!信じられない!なんて酷い人なの?結弦くんがどんなに頑張っているか知っていたらあんなことを書けるはずないわよ!え?宇野のファンなの?呆れた。あんなことを書くなんてフィギュアファンの風上にも置けないわ!大体宇野なんて全然ダメじゃない。ほら ごらんなさい、また負けた。え?宇野が怪我をした?いい気味!調子に乗っているからよ!このまま負け続ければいいわ!」
ファンの方々に「実名で書く意味があるのか」と突っ込まれるだろうことは重々承知ですが、リアリティを感じてもらうためにあえて結弦くんとショー マの名を使わせてもらいました。
大変わかりやすい構図だと思います。
この名前を入れ替えれば、全ての選手に当てはまる内容だと思います。
で、これを言っている人は、一体どの辺りから深淵に飲み込まれてしまったのか判るでしょうか。
「いい気味!」からではないのです。
「あの人、結弦くんの悪口を書いているわ!」から既に、深淵に飲み込まれているのです。
人間というのは弱い生き物です。自分の好きな人を汚されて平気な人なんていません。
怒りの気持ちを持つのは当然です。
ただ、人間が怒りや憎しみといった負の感情を持ったとき、初めて悪魔たちはその心に入り込むことができるのですから、その感情を公にするのは大変危険なことなのです。
私が、嘘を指摘するのはいいけれど、そこに怒りや憎しみを持つ必要はないと何度も言ってきたのはそういうことです。
怒りに対し怒りで応酬すると、いつしか自分も同じ怪物になっているのです。
何が本当で何が嘘なのかわからない人間に、嘘を信じ込ませ怒りの感情を持たせるのは簡単です。
だからこそ、新規のファンが増えるこの時期に、アンチたちは汚い言葉で嘘を広めていくのではないでしょうか。
というわけで、最近、というかずっと長い間にわたってアンチが取り上げてきた嘘を、私なりに噛み砕いて反証したいと思います。
◆羽生は当たり屋
※ブレードでパトリックに怪我を負わせた
ソチのエキシの練習の時、バタフライに入った結弦くんのエッジがパトリックのお腹をかすり、パトリックが怪我をしたという事件です。
これについて、アンチはぶつかった部分のGIF画像を切り取って「羽生はパトリックに怪我を負わせた」と広めていましたが、これは「そこで横に並んでバタフライからスピンに入る」という振り付けだったようです。
しかし、振り付けが遅れたのか時間差で入る予定だったのか、パトリックだけが後から近付き、たまたまバタフライに入る結弦くんのエッジに触れてしまったのです。
パトリックの背後にはデニス・テンがいて、パトリックはデニスに気をとられて結弦くんに近付きすぎた感じです。
振り付けだったのですからそこでバタフライに入ることはパトリックも知っていたでしょう。
それなのに後ろから近付いたのですから、パトリックも迂闊だったのです。
馬の後ろから近付いたら蹴られることを知っていたのに後ろから近付いて蹴られてしまったようなものです。
すぐに結弦くんはパトリックに謝ったようですが、なぜかパトリックはその傷をネットに上げました。
まあ、何故上げたのかはパトリックにしかわかりませんが、当時のパトリックは、急激に追い上げてきて金メダルを取っていった結弦くんに多少のわだかまりを持っていたようですから、そういった感情によるものだったのかもしれません。
ただ、これが故意によるものではないことは明白ですし、一部分だけを切り取って「羽生は当たり屋」と吹聴している人間たちは、少しおかしいといえます。
パトリックは傷の写真は載せましたが謝罪を求めていたわけではなく、その件はその場で収まっていたからです。
※中国杯でハンヤンにわざとぶつかった
これは、ソチの後の大きな事故なので結弦くんのファンも一般の方も大変記憶に新しい事件です。
知らない方のために説明すると、6分間練習の際、ハンヤンと結弦くんが、ほぼ同時に真ん中でジャンプを跳ぼうとし、軌道が重なって激突してしまったというものです。
注意して見るまで意外と気がつかないものなのですが、フィギュアというものは多くの部分を後ろ向きに進行します。
ジャンプの入りもアクセル以外はみな後ろ向きです。
この時も、二人が前を向いた時、すぐ目の前に相手がいて避けられなかったのです。
結弦くんも、よけられる距離ではなかったため、足でブレーキをかけ両手を前に出し回避行動をしますが、ジャンプ前のスピードが出た状況だったため、そのままぶつかってしまったというわけです。
この事故を見て「あれはわざとだ」と言っている人がいたら、その人は嘘つきだと思っていいでしょう。
当たり屋というのは自分は怪我をしないようにやるものですが、この場合、どちらの選手もかなりの怪我を負ったのです。
ただただ不幸な事故でした。
それを「わざと」だと言い張る人間がいたら、その人は人間の感情を失っているのです。
因みに、後日ハンヤンのインタビューで、治療を受けている間二人は手を握り合っていたという「お前たちは乙女か!」という微笑ましいネタが披露さ れています(笑)
※ダイスにぶつかって怪我をさせた
ダイスとぶつかったのは、リンクの壁際で、どちらもほとんどスピードが出ていない状態です。
軽くぶつかって転んだ後、お互いに助け合いながら立ち上がっています。怪我などしようもありません。
ただ、その後別の時にダイスが怪我をしたことを、アンチは「羽生が当たったからだ」と執拗に攻撃し、ダイスのSNSにまでコメントしていったよう です。
その凸コメをダイスはひとつひとつ削除し、アイコンを結弦くんとのツーショットに変えてくれました。
結弦くんを攻撃するためなら仲のいい他の選手に凸コメすら厭わないのがアンチという存在です。
※羽生はデニス・テンにわざとぶつかり罵声を浴びせ、デニスの名誉を傷つけた
これは、私もずいぶん長い記事を書いた出来事です。
結果として言えば、確かにデニスは結弦くんに対しなにがしかの妨害をしていたのだと思います。
理由はわかりません。自分が思うような成績を出せなくなってきたことで、結弦くんに対し思うところがあったのかもしれません。
ぶつかるというのは、当然接触しそうになるので誰にでもわかるのですが、かなり離れた場所でも選手の視野に入るようにジャンプの軌道に入るだけでも選手は跳べなくなってしまいます。
なので、結弦くんの曲かけ練習の時にわざとチョイチョイ軌道を邪魔していたら、いつもニコニコしている結弦くんが激怒して
「いい加減にしろよお 前!」
と怒鳴ったのです(笑)
アンチは、結弦くんを攻撃するために、デニスを悲劇の主人公に仕立て上げました。
羽生ファンを装いデニスのSNSに誹謗中傷のコメントを送りつけ、さらにデニスの名誉を守るために羽生を糾弾しようという署名運動まで始めました。
デニスのファンでもなかった人達が中心になって署名運動をしているのは、かなり異様な光景でした。
事を荒立てて結弦くんに迷惑をかけたくないと我慢していた日本のファンに対し、行動を起こしてくれたのは中国のファンでした。
デニスが結弦くんの軌道に入っていく動画を集め「これを見て自分で判断して欲しい」とネットに公開したことで事態は収束していきました。
その後のデニスについては特に言うことはありません。
この事件以外にも色々な思いはありますが、私の中でのデニスは「努力の方向を間違ってしまった人」という認識で終わることになりました。
◆アイツの怪我は仮病
これに関しては、私も「アスリートの捻挫と一般人の捻挫では同列に語れない」ということを最近知ったのであまり大きなことをいえないのですが、実際問題、結弦くんの怪我は、スポーツに関係する人の目から見れば「到底オリンピックに間に合うはずのない怪我」だったようです。
くりぃむしちゅーの上田晋也氏が自身の番組の中で「専門家から聞いた話」として話していました。
実際、結弦くんより早く、同じ「全治2~3週間」と言われていた体操の内村選手は、先日の試合の時点で「痛みとしては70%程度の回復」と言って いました。約半年たって70%の回復です。
それを考えれば結弦くんが、怪我から3ヶ月のオリンピックの時点で「20~30%程度
の回復」と説明していたのは全く矛盾がないということです。
相撲の稀勢の里がなかなか回復しないのも、やはり靭帯だからでしょう。
「羽生の怪我は実は治っていた」という人は、靭帯を痛めたことのあるアスリートではありません。
アスリートの怪我を「嘘」と吹聴するのは、無知で無責任な発言にすぎません。
一般人と違い、アスリートと言うのは「怪我をしても、肉体も維持し続けなくてはいけない」のです。
一般人は、歩くのに支障がない状態になったことを「回復」と呼ぶのだと思いますが、アスリートは「怪我をする前と同じパフォーマンスができなけれ ば「回復」と言えないのです。
痛み止めを飲んでも痛みはゼロではなかったと思います。
ただ、演技できるレベルまで痛みを抑えることができたと、そういうことなんだと思います。
「少し痛かったけど楽しかったからはしゃいじゃった」という姿を見て「痛かったらはしゃげるわけがない」と言うのはお馬鹿さんの発言です。人間、 痛くたってはしゃげますから(笑)
◆羽生は被災なんかしていない
・震災当日、羽生は福岡にいてリンクにいなかった。だから被災していない。
・羽生の家は全壊ではない。だから被災者というのは嘘。
・震災当日、オーサーから「ユヅルは無事だ」という連絡が入った。だからリンクで被災したというのは嘘。
その他色々なネタがまた最近出回っています。
「震災の後、アイスショーの担当者が「震災時羽生選手は安藤選手らと一緒にいた」といった発言をした人がいる」というネタも出回っていましたが、 何年も前のコメントを何故今頃引っ張り出してきて、それを震災に結びつけるのか私にはわかりません。
そもそもそれが震災時のコメントなのかどうか、発言した人に確認したわけでもなく、ただ「こんなコメントがあった。だから羽生は嘘を言っている」と唱えて吹聴して回るところに、アンチの異常性を見る気がします。
もしそれが本当なら、何故スケーター達は結弦くんの身を案じ、協力の手を差し伸べようとしたのでしょうか。
何人ものスケーターと一緒にいて被災してないと知っていたなら、なぜ誰もが結弦くんの身を案じたのでしょうか。
住んでいた県営住宅は「倒壊」はしていませんが、住宅の被災基準は見た目で決まるものじゃありません。
柱に被害があったら、鉄筋だろうが木造だろうが関係なく「住めない」のです。
壁が倒れて中が見えるようになっても、柱が無事なら「半壊」です。
自分が被災したわけでもない人間が「あいつの家は大丈夫だった」と言うのはあまりに無神経で人として程度の低い発言です。
そもそも、一緒にリンクにいた人、避難所にいた人、結弦くんの無事を確認してテレビに流してくれた人、全員が嘘をつかなければ成り立たないことを 「アイツは嘘をついている」と吹聴するほうが異常です。
これを言っている人は、すでに通常の人とは違う世界に生きている人ですので、耳を貸す必要はありません。
これは「私は見張られている」と言い張る、精神を病んでいる方か「嫁に夕飯を食べさせてもらっていない」と言い張る老人か、どちらかの精神構造なのだと思います。
その証拠に、震災当時まだ結弦くんはカナダに行ってすらいないのに、まことしやかに「大丈夫だとオーサーが言っていた」と言ったりします。
時系列も頭に入っていないのです。
おかしくなっている人たちの話を真に受けてそれを信じてしまうと、新興宗教にハマった人たちのようなことになります。
即座にブロックしましょう。
◆羽生のGOEは異常だ!高すぎる!
異常なのはGOEの何たるかを理解しない方々の頭の中身です(笑)
平昌オリンピックの後、結弦くんの点数はおかしいというまとめサイトを目にしましたが、集められていたツイートのほとんどがフィギュアをまともに知らない方々のようでした。
つまり、どうやったら高いGOEがつくのか、その基準すら知らないで「他の選手に比べて高すぎる」と発言しているんです。
そもそもGOEは他の選手と比例するものではありません。
実行している内容が違えばGOEは変わるからです。
他の選手と比べることは無意味です。
比べられるとしたら、その選手の他の試合のスコアしかありませんが、それすらもジャッジの顔ぶれやその日の調子で変わります。GOEとは、あくまで「その選手の演技」としか比べられないものなのです。
「点数の高いジャンプを6本跳んだ選手より、点数の低いジャンプを4本しか跳ばなかった選手が勝つのが分からない」
と言っていた人もいましたが、きっと「フリーだけならネイサンが勝っていた」ということも知らないんでしょう。
4回転が10点以上の点数があるからと言っても、その分3回転は減るわけで、3回転と4回転の点差は5点ほどです。
質の高い3回転と質の悪い4回転では更に点差は縮まりますから、4回転の本数を増やすことがそのまま高得点に繋がるわけではないということも知らないのでしょう。
そして、4回転を跳ぶには3回転よりスピードが必要なため、助走が長くなり、つなぎが減ります。
なのでPCSの「つなぎ」の点数を減らすことになるかもしれないということも知らないのです。
GOEは、美しさだけではなく難しさも評価の対象になります。
かつてキムヨナのアンチが、静止画の写真を貼って「こんなに汚いのにGOEが高い!」とやっていましたが、そのポーズの前や後ろににどんな難しい ことをやっているかが分かっていなかったのでしょう。
そういうことを細かに見ていくと、結弦くんのGOEは決して高くありません。
ただ若手の4回転は、基準をクリアしなくても何故か高いGOEがもらえます。
それについては国際的にも問題になっているようですので、今後どのように推移するか見守りたいと思います。
◆羽生は韓国人だ!在日だ!
こういうことをネットにあげている人がいたら、色々な意味で可愛そうな人なので、心の中で「お大事に」と言ってそっとブロックしましょう(笑)
オリンピックは大変国籍にうるさい大会です。
カップル競技の選手も、国籍が日本でない選手は世界選手権には出られてもオリンピックには出られませ ん。
つまり、オリンピックに日本代表で出ていることが「日本人」の証なのです。
そして、日本の国籍を有し日本代表で出ているのであれば、まごうかたなく日本人です。
テニスの大坂なおみちゃんは、アメリカと日本の二重国籍です。
今現在はテニスの大会のみ「日本」を選択していますが、オリンピックに出る場合はどちらかを選ばなければいけません。
そして、もし彼女が日本を選び、日本国籍でオリンピックに出場したら、彼女のルーツがどこであれ「日本人」になるということです。
結弦くんの場合、日本古来からの苗字であり、日本国旗を大切にし、神社などの参拝を欠かせないことを見ても、日本人の中の日本人であることは間違いありません。
それを韓国人だと言い張る人達はつまり、「気に入らないやつはみんな韓国人」と言って溜飲を下げているだけの人間たちです。
ルーツは問題じゃないのです。
外国の方で、日本を愛し日本国籍を取得されている方々は大勢います。
「日本人であるかどうか」を語るには「日本を愛しているかどうか」が最も大切なんです。
いちいち取り上げるのも馬鹿らしいのですが、「素晴らしいものは全て韓国起源」と言っている人達もいますので(笑)
「いくら素晴らしくても結弦くんは韓国人じゃないよ」
というのだけは明記しておきたいと思います。
長々書いてきましたが、アンチの最も顕著な特徴は
◇勉強をしない。人の意見は聞かない。
反論されたら判で押したように「羽生オタってコワイ!」「これが羽生オタのやり方です!」と言って騒ぐ。
◇以前言っていたことと反対のことを平然と口にする。
結弦くんに対しては欠点だと攻撃していても、同じことを推しがやった場合は「素晴らしい!」と褒める。
その矛盾に気がつかない。
◇在日だのなんだのと出自や外見などまで攻撃対象にする。
その根拠として上げていることにそもそも根拠がない(笑)
◇すぐ感情的になる。
◇推しを褒める時の言葉が大げさ(笑)
◇悲劇的な物言いが大好き。
等々です。
厳しいことを言えば、結弦くんのファンの中にだってこういった人達はいます。
悲しいかな、勉強不足で他人の言うことに疑いを持たない若い人と、歳をとって思考に柔軟性がなくなったお年よりは同じ反応を示します。
「あの人の立場ではこうかもしれないけど、この人の立場ではこういう見方になるんじゃない?」
「あの演技に高い点をつけたということは、あのジャッジはジャンプより体の動きのほうを重視してるのかもね」
的な、柔軟な物の見方をすることができず
「アイツはこうだ!だからソイツもこうなんだ!」
といった、直線的な思考になるのだと思います。
基本的に「視野が狭い」「考えが浅い」「性格が悪い(笑)」人間が、自分を過大評価して有名人を叩いてえらくなった気分を楽しんでいるのがアンチという存在です。
感情に対し感情で反論すれば、まさに
「怪物と戦う者は、みずからも怪物とならぬように心せよ。汝が久しく深淵を見入るとき、深淵もまた汝を見入るのである」
ということになるのだと思います。
1番簡単な方法は「深淵を覗き込まない」ことに尽きます。
私などは、どんな悪意を目にしてもやり過ごすことができますが、悪意を目にしてやり過ごせない怒りを感じた時はご注意ください。
そこに怒りや皮肉をこめてしまったら、第三者の目には、反論しているほうも「怪物」にしか見えなくなるのですから。
さて、ここまではあくまで漠然としたことについて書いてきましたが、ここからはピンポイントで指摘をします。
まず、「うろお○え柳○」「ゆづ○ンダ」「絶対王者は○ちゃん」「ヨコシ○タイヤ」等々、この辺りの人達は精神を病んでいる人達です。
他にも無数の似たようなアカウントがありますが、こういった異常な人達はもしかしたら同一人物の副アカかもしれません。
この手の人達は、通報した後ブロックくらいしか対処の方法がありません。
多分、警察に捕まっても「自分のほうが辛い毎日を送っているんだ」などといって、世間的に通用しない言い訳に終始する人達です。
メンタル的には 「自分のほうが被害者」なので、逮捕されてもやめるかどうかは分かりません。
特筆すべきは「アネザ○チカ」こと、元「手相見○さん」です。
この人はプロの匂いがします。
ブログなどもずっと注視していましたが、皇室賞賛、神道礼賛、そして悪名高い「フェアジャッジメント運動」等々、表面的には明らかに「右派」なのに、「右派」の方々にとって最も理想的な若者であるはずの羽生結弦を蛇蝎のごとく忌み嫌っているのです。
そもそも、真央ちゃんのファンとして、同じ日本人として恥ずかしくなるような非道い言動でキムヨナをバッシングしていました。
でも、裏を返せば、彼女が演じていたのは「醜い日本のイカレた国粋主義者」そのものであったように思うのです。
「国粋主義者」であれば、結弦くんの国旗に対する態度などは賞賛に値すると思うのですが、彼女は狂ったように結弦くんを叩きます。
真央ちゃんの時は真央ちゃんのイメージを傷つけるかのようにキムヨナを馬鹿にし、最近になって声高に高橋大輔を礼賛しつつ結弦くんを叩いています。
どうも、思想に整合性がありません。
この人は自民党の山田宏氏の後援活動もしていますが、山田氏も完全に右派です。
右派の政治家を支援するのに、日本という国を愛している羽生結弦を叩く。
なんとなく「ジャパンディスカウント」の匂いがします。
巧妙に政治家に食い込んでいるのか、それとも政治家自身が実は「右派」ではないのか。
慎重に見ていく必要があると思います。
(※山田氏については公人なので実名表記とさせていただきました)
アネザ○チカのような人は、行動的に見えてその実「仲間を増やすための活動」に終始しています。
そして、そこに足を踏み入れたが最後、きっとありとあらゆる人たちの悪口を言って笑いあうお仲間が迎えてくれるのでしょう。
まさに「深淵」そのものです。絶対に近付いてはいけません。
ネットというものは、深淵を直接覗き込むことができる「魔法の鏡」のようなものです。
心の濁った人には「悪意と怒り」を与え、正しくありたいと願うものには「希望と喜び」を与えてくれます。
選ぶのは自分自身です。
選手たちの頑張りに涙しながら一喜一憂し、仲の良い選手たちの姿に癒されるのも、試合の結果をこと細かくほじくり返し、「アイツは卑怯者だ!黒いバックがついているんだ!」と怒りを撒き散らすのも、どちらになるのも私たち側で決めることなのです。
私は前者でいたいです。
新しくフィギュアのファンになった方も、古くからいて煮詰まっている方も、いろいろな思いはあるでしょうが、フィギュアは美しくて深くて感動的な スポーツです。
ネガティブな感情に心囚われることなく、結弦くんの頑張りに
「私も頑張ろう。だってYUYUだって頑張ってるんだから!」(大坂なおみちゃんのパクリ)
と思いながら、前向きに応援していきたいと思います。
以上