今回の世界選手権で、私が一番気に入った演技は、ハビエルのエキシナンバーでした。
あれは凄かったですよね?
派手な動きは全くなく、ステップワークだけで見せてるんですけど、そのコントロール力の凄さ!
チキンが治れば、今の結弦くんにとってハビエルは、最強のライバルになるんだよ、と、そんな姿を見せてくれました。
優勝後のインタビューで
「僕がワールドチャンピオンなんて変でしょう?いいんです。自分でも思うんですから」
と言っていましたが、これから1年間、名前の前に「ワールドチャンピオン」とつけられるんですからね(笑)
そのうち、それもしっくりくるオーラが出てくると思いますよ。
結弦くんは盛大に悔しがっていましたけど、オーサーはホッとしていたんじゃないでしょうか。
多分、結弦くんのコンディションが良くない今しか、ハビがチャンピオンになるチャンスはなかったかもしれないでしょうから。
たとえ「結弦の調子が悪かったから勝てたんだ」と言われたとしても、チャンピオンというのはいずれ必ずそのオーラが出てくるものなんです。
もう緊張もしなくなりましたし、絶対にこれから先、ハビはさらに強くなりますよ。
二年連続でプーまみれのリンクに出て行ったわけですから、メンタルも鍛えられるってものです(笑)
今回のワールドでは結弦くんSP1位、FS3位、テンくんSP3位、FS1位、ハビSP2位FS2位で、どちらも1位にならなかったハビが優勝したことで、またぞろ
「ハビエルはワールドチャンピオンに値するのか?」
なんていう話題が持ち上がっているようです。
でも私的には、今回はハビが1番だったと思うんですよ。
それに、どうせ結弦くんが勝ったら「2回も転倒して勝っていいのか?」と言われ、テンくんが勝ったら「1番難易度が低いのにこんな点数をつけるのか」って言われるんですから(笑)
テンくんは、4回転を4Tしか持っていないので、必ず2Aが入るんです。
さらに、コンビネーションを前半に2つ入れているので、基礎点は二人より低いんです。
それでも、今シーズンは4Tをコンビネーションにして増やしてきたので、当然、前シーズンより技術点は上がっています。
ちょっと気になったので、テンくんのジャンプの構成点を調べてみました。
すると、去年まで65.5点だったのが、今年は70.69になっていました!
4Tをコンビネーションにして入れたのが大きいです。
で、結弦くんのジャンプを計算してみると、去年の構成で74.21、今年の、レベルを落としたと言われる構成で75.92点です。
(ざっと計算しただけなので、間違ってるかもしれません)
つまり、テンくんは後半にコンビネーションを持っていけば点数はまだ上がりますし、結弦くんも後半に4Tを入れたら、あと4点くらい上がるってことですね?
みんなまだまだ伸び代があるってことですね。
ハビも頑張れ~!
ところで、巷ではまたしても、スケ連が結弦くんを無理矢理全日本に出したから調整が遅れたんだ、なんてわけのわからない主張をしている人を見かけましたが、どっちかと言うと逆ですよね?
結弦くんは、2ヶ月もあるのに体調が思っていたより早く戻ったので、ちょっと、まあ有り体に言うと、余裕ぶっこいてしまったわけですよね?(笑)
それでウキウキと四回転をプログラム後半に入れようとしたら、やりすぎて捻挫しちゃったわけです。
多分、クレバーな結弦くんは、手術後何日で動けるかとか、全部計算してたんですよ。
体調に不安があったら、後半に四回転を入れようなんて普通考えませんからね(笑)
サルコウも、ファイナル以降ほぼ不安のないくらいまで完成されていて、トウループより確率が上がっていたと言っていましたよね?
そのサルコウでパンクしたのは、つまり、有り体に言って、去年のワールドの時と同じく、ちょっと油断しちゃったってことですよね?
もしショートで、2点差くらいで負けていたら、フリーでノーミスしていたかもしれませんよ(笑)
結弦くんは、尻に火がつけば神演技の人ですが「大丈夫」と思うとポカる人です(笑)
ハビには負けないと思っていたろうし、恐いと思っていたテンくんには9点以上も差がありました。
それで「大丈夫」という気持ちがどこかに湧いていたんじゃないでしょうか。
それがまさかの4Sパンク!
いつものように回りきっての転倒なら
「よしっ次!」
と切り替えられるところを、思いがけないパンクで「え?」と思ってしまったんですよね?
それで4Tに入るタイミングがズレたみたいなので、やはり「試合勘」が無くなっていたという本人の言葉通り、ちょっと集中力が戻っていなかったのかもしれません。
「まずい」と気合いが入ってからの演技は素晴らしかったので、体調が、というよりはやはり、試合勘というか集中力の問題だったんでしょうね。
一部のファンは、結弦くんの体から溶けきらない糸が出てきて炎症を起こしているという報道に、
「そんな選手をまた試合に出すのか!」
と騒いでいますが、手術からは2ヶ月以上経っていたわけです。
単純に身体が異物を外に排出しようとして、ちょっと痒くなっているだけですよね(笑)
というか、結弦くんとしては、来季にこの悔しさを持ち越さないためにも、まだもう1回試合があったというのはラッキーだったんじゃないんでしょうか?
もちろん、世界選手権で勝っていたら、国別には出ないで、とっとと糸を取り除く手術をして、カナダに帰っていたかと思うんですけど(笑)
それに、何度も書いてきたことですが、大人に押し付けられたことを我慢してやるほど、結弦くんは意志の弱い子じゃありません。
嫌なことは嫌と言う強さと、冷静に判断できる明晰な頭脳を持っています。
その強さと賢さに私は惚れ込んだんですから。
(それでいて、負けると泣いちゃう、まんま子供のところにね)
とりあえず、今年は仕方ないです。
だって、ハビもテンくんも、シーズンのラストに向けて、どんどんプログラムをブラッシュアップしてきたはずなんです。
それに対し、結弦くんは、プログラムを維持するだけで精いっぱいだったんですから。
そんな選手が勝ってしまったら、もう結弦くん一人、異次元に行ってしまいますからね。
とりあえず、今年は今のプログラムで乗り切れればOKです。
しかし!
今回、ある映像を見ていて、私は結弦くんの欠点を見つけてしまいました。
それはこの映像(笑)
結弦くんってもしかして、片付けられない子?(笑)
いや、以前から、出番を待っている時、足元に色々散らかしているから、そうかな~?と思っていたんですけど、これ見てわかりました。
羽生結弦はテキトーであると!
水の中に、多分アミノバイタルを3本くらい入れ、その袋をポンっと捨てる(笑)
それを菊地さんが拾って袋に入れる。
さらに、飲みかけのゼリー飲料をブチュ~と突っ込む!
うわ~!チョーテキトー!(笑)
アスリートが飲むドリンクって、もっとこう、ちゃんと計算された上で作られているんじゃないの~?
ってゆーか、チョー親近感が湧く~!
なんか、以前から結弦くんには同じ匂いを感じていたんだよね~。
やっぱ結構テキトーだよね~?
こりゃ、菊地さんが必要なわけだ(笑)
お母さんはバックヤードに入れませんからね。
つーか、他の選手は専属トレーナーなんて連れてないのに、結弦くんが菊地さんを連れているのは、喘息とか、身体に不安があるからだとばかり思っていたんですけど、そうじゃなかったんですよ!
あの子は自分の面倒を自分で見られない子なんですよ~!(笑)
菊地さんは、トレーナー兼お世話係さんだったんですよ~!
ハタチ過ぎてからは、私、意識的に「あの子」という表現は使わないようにしてたんですよ。でも、あれを見たらバリバリ使っていいって思いました(笑)
いや~安心した。
結弦くんは余りに完璧過ぎるって思っていたけど、やっぱダメダメなところがあったわ(笑)
天才はこうでなくっちゃ(笑)
これは、平昌オリンピックでも選手村での生活は無理です!
同室の選手に迷惑がかかります!
なのでまた、サポートセンターで面倒を見てやってくださ~い!(笑)
なんつーか、このビデオを見て、とってもホッとしたワタクシです。
ところで、ハビエルが優勝したことで、シニア男子ではクリケット組の力を見せつけられた形になりました。
送り込んだ3人が、1位と2位と5位に入ったのですから。
これから各国のスケ連は、これぞと思う選手を何とかクリケットに入れようとするのではないかと思いますが、入ったから上手くなるとは限りませんよね?
でも、スケートをやっている男の子なら、あの3兄弟の仲間になりたいって、きっと思いますよね?
だって、本当に楽しそうだもの。
ハビの得点を待っている時、結弦くんがカメラに向かって
「負けないぞ!」
というように、イ~!という顔をして拳を握るじゃないですか。ティッシュを握ったまま(笑)
それを見たハビが、自分の目を指さして
「この目でしっかり見たからな!来るなら来~い!」
というように片手でファイティングポーズを取るんですけど、この二人は、自分が金メダルになるか銀メダルになるかを待っている時にふざけてるんですよ(笑)
そして、自分が金メダルだとわかった瞬間のハビのムンクみたいな驚きようと、ハビを祝福しつつもえぐえぐ泣くオリンピックチャンピオンの可愛らしさ!(笑)
きっと、あのシーンを見た世界中のフィギュアファンが、心癒されたに違いありません。
さらに、エキシの最後に
「ナムもやれ~!」
とばかりに三男坊を引きずり出そうとするイジメっ子みたいな次男と、「やれやれ」といった感じでおっとりと、次男に加勢するお兄ちゃん(笑)
押し出されて跳んだ三男を見て笑うお兄ちゃん達を見ていると、きっとシニア男子は今、フィギュアの歴史の中で、一番幸せな時代なんじゃないかな?と思ってしまいます。
底抜けに陽気で、お兄ちゃん達になんとか追いつこうと頑張る三男坊。
とんでもない能力と精神力を持ちながら、キャッキャと笑ってバッタリ倒れる虚弱な次男坊。
そして、そんな弟達を、本当の家族のように暖かく包み込む、才能はあるのに気が小さいお兄ちゃん(笑)
みんな違う国を背負っているのに決して悲壮感はなく、ただただフィギュアが好きというあの男の子達に、フィギュア界の関係者はみんな恋をしていると思います。
シニカルに批判したりする解説者もいません。
楽しそうに、リンクで笑い転げている可愛い三兄弟を、みんな目を細めて見ているのだと思います。
そして、繊細そうな見てくれに反し、闘犬のような戦闘力を持つ次男坊のMAXはどこにあるのか、みんなが期待しています。
今まで、ギスギスした確執や、国どうしの駆け引きを散々見てきた関係者達が、今、心から応援してくれているのです。
きっと、今の時代にフィギュアに携わっていて、幸せだと思ってくれているのではないでしょうか。
そんな時代に、フィギュアを好きになって良かったです。
というか、テレビで見るだけだった私を、フィギュアの世界に引き込んでくれた結弦くんに、本当に感謝です。
もちろん、興味の対象はいまだ男子シングルのみ、といった偏った私ですが、まだまだこれからも応援していきたいと思います。
みんな~頑張れよ~!
あれは凄かったですよね?
派手な動きは全くなく、ステップワークだけで見せてるんですけど、そのコントロール力の凄さ!
チキンが治れば、今の結弦くんにとってハビエルは、最強のライバルになるんだよ、と、そんな姿を見せてくれました。
優勝後のインタビューで
「僕がワールドチャンピオンなんて変でしょう?いいんです。自分でも思うんですから」
と言っていましたが、これから1年間、名前の前に「ワールドチャンピオン」とつけられるんですからね(笑)
そのうち、それもしっくりくるオーラが出てくると思いますよ。
結弦くんは盛大に悔しがっていましたけど、オーサーはホッとしていたんじゃないでしょうか。
多分、結弦くんのコンディションが良くない今しか、ハビがチャンピオンになるチャンスはなかったかもしれないでしょうから。
たとえ「結弦の調子が悪かったから勝てたんだ」と言われたとしても、チャンピオンというのはいずれ必ずそのオーラが出てくるものなんです。
もう緊張もしなくなりましたし、絶対にこれから先、ハビはさらに強くなりますよ。
二年連続でプーまみれのリンクに出て行ったわけですから、メンタルも鍛えられるってものです(笑)
今回のワールドでは結弦くんSP1位、FS3位、テンくんSP3位、FS1位、ハビSP2位FS2位で、どちらも1位にならなかったハビが優勝したことで、またぞろ
「ハビエルはワールドチャンピオンに値するのか?」
なんていう話題が持ち上がっているようです。
でも私的には、今回はハビが1番だったと思うんですよ。
それに、どうせ結弦くんが勝ったら「2回も転倒して勝っていいのか?」と言われ、テンくんが勝ったら「1番難易度が低いのにこんな点数をつけるのか」って言われるんですから(笑)
テンくんは、4回転を4Tしか持っていないので、必ず2Aが入るんです。
さらに、コンビネーションを前半に2つ入れているので、基礎点は二人より低いんです。
それでも、今シーズンは4Tをコンビネーションにして増やしてきたので、当然、前シーズンより技術点は上がっています。
ちょっと気になったので、テンくんのジャンプの構成点を調べてみました。
すると、去年まで65.5点だったのが、今年は70.69になっていました!
4Tをコンビネーションにして入れたのが大きいです。
で、結弦くんのジャンプを計算してみると、去年の構成で74.21、今年の、レベルを落としたと言われる構成で75.92点です。
(ざっと計算しただけなので、間違ってるかもしれません)
つまり、テンくんは後半にコンビネーションを持っていけば点数はまだ上がりますし、結弦くんも後半に4Tを入れたら、あと4点くらい上がるってことですね?
みんなまだまだ伸び代があるってことですね。
ハビも頑張れ~!
ところで、巷ではまたしても、スケ連が結弦くんを無理矢理全日本に出したから調整が遅れたんだ、なんてわけのわからない主張をしている人を見かけましたが、どっちかと言うと逆ですよね?
結弦くんは、2ヶ月もあるのに体調が思っていたより早く戻ったので、ちょっと、まあ有り体に言うと、余裕ぶっこいてしまったわけですよね?(笑)
それでウキウキと四回転をプログラム後半に入れようとしたら、やりすぎて捻挫しちゃったわけです。
多分、クレバーな結弦くんは、手術後何日で動けるかとか、全部計算してたんですよ。
体調に不安があったら、後半に四回転を入れようなんて普通考えませんからね(笑)
サルコウも、ファイナル以降ほぼ不安のないくらいまで完成されていて、トウループより確率が上がっていたと言っていましたよね?
そのサルコウでパンクしたのは、つまり、有り体に言って、去年のワールドの時と同じく、ちょっと油断しちゃったってことですよね?
もしショートで、2点差くらいで負けていたら、フリーでノーミスしていたかもしれませんよ(笑)
結弦くんは、尻に火がつけば神演技の人ですが「大丈夫」と思うとポカる人です(笑)
ハビには負けないと思っていたろうし、恐いと思っていたテンくんには9点以上も差がありました。
それで「大丈夫」という気持ちがどこかに湧いていたんじゃないでしょうか。
それがまさかの4Sパンク!
いつものように回りきっての転倒なら
「よしっ次!」
と切り替えられるところを、思いがけないパンクで「え?」と思ってしまったんですよね?
それで4Tに入るタイミングがズレたみたいなので、やはり「試合勘」が無くなっていたという本人の言葉通り、ちょっと集中力が戻っていなかったのかもしれません。
「まずい」と気合いが入ってからの演技は素晴らしかったので、体調が、というよりはやはり、試合勘というか集中力の問題だったんでしょうね。
一部のファンは、結弦くんの体から溶けきらない糸が出てきて炎症を起こしているという報道に、
「そんな選手をまた試合に出すのか!」
と騒いでいますが、手術からは2ヶ月以上経っていたわけです。
単純に身体が異物を外に排出しようとして、ちょっと痒くなっているだけですよね(笑)
というか、結弦くんとしては、来季にこの悔しさを持ち越さないためにも、まだもう1回試合があったというのはラッキーだったんじゃないんでしょうか?
もちろん、世界選手権で勝っていたら、国別には出ないで、とっとと糸を取り除く手術をして、カナダに帰っていたかと思うんですけど(笑)
それに、何度も書いてきたことですが、大人に押し付けられたことを我慢してやるほど、結弦くんは意志の弱い子じゃありません。
嫌なことは嫌と言う強さと、冷静に判断できる明晰な頭脳を持っています。
その強さと賢さに私は惚れ込んだんですから。
(それでいて、負けると泣いちゃう、まんま子供のところにね)
とりあえず、今年は仕方ないです。
だって、ハビもテンくんも、シーズンのラストに向けて、どんどんプログラムをブラッシュアップしてきたはずなんです。
それに対し、結弦くんは、プログラムを維持するだけで精いっぱいだったんですから。
そんな選手が勝ってしまったら、もう結弦くん一人、異次元に行ってしまいますからね。
とりあえず、今年は今のプログラムで乗り切れればOKです。
しかし!
今回、ある映像を見ていて、私は結弦くんの欠点を見つけてしまいました。
それはこの映像(笑)
結弦くんってもしかして、片付けられない子?(笑)
いや、以前から、出番を待っている時、足元に色々散らかしているから、そうかな~?と思っていたんですけど、これ見てわかりました。
羽生結弦はテキトーであると!
水の中に、多分アミノバイタルを3本くらい入れ、その袋をポンっと捨てる(笑)
それを菊地さんが拾って袋に入れる。
さらに、飲みかけのゼリー飲料をブチュ~と突っ込む!
うわ~!チョーテキトー!(笑)
アスリートが飲むドリンクって、もっとこう、ちゃんと計算された上で作られているんじゃないの~?
ってゆーか、チョー親近感が湧く~!
なんか、以前から結弦くんには同じ匂いを感じていたんだよね~。
やっぱ結構テキトーだよね~?
こりゃ、菊地さんが必要なわけだ(笑)
お母さんはバックヤードに入れませんからね。
つーか、他の選手は専属トレーナーなんて連れてないのに、結弦くんが菊地さんを連れているのは、喘息とか、身体に不安があるからだとばかり思っていたんですけど、そうじゃなかったんですよ!
あの子は自分の面倒を自分で見られない子なんですよ~!(笑)
菊地さんは、トレーナー兼お世話係さんだったんですよ~!
ハタチ過ぎてからは、私、意識的に「あの子」という表現は使わないようにしてたんですよ。でも、あれを見たらバリバリ使っていいって思いました(笑)
いや~安心した。
結弦くんは余りに完璧過ぎるって思っていたけど、やっぱダメダメなところがあったわ(笑)
天才はこうでなくっちゃ(笑)
これは、平昌オリンピックでも選手村での生活は無理です!
同室の選手に迷惑がかかります!
なのでまた、サポートセンターで面倒を見てやってくださ~い!(笑)
なんつーか、このビデオを見て、とってもホッとしたワタクシです。
ところで、ハビエルが優勝したことで、シニア男子ではクリケット組の力を見せつけられた形になりました。
送り込んだ3人が、1位と2位と5位に入ったのですから。
これから各国のスケ連は、これぞと思う選手を何とかクリケットに入れようとするのではないかと思いますが、入ったから上手くなるとは限りませんよね?
でも、スケートをやっている男の子なら、あの3兄弟の仲間になりたいって、きっと思いますよね?
だって、本当に楽しそうだもの。
ハビの得点を待っている時、結弦くんがカメラに向かって
「負けないぞ!」
というように、イ~!という顔をして拳を握るじゃないですか。ティッシュを握ったまま(笑)
それを見たハビが、自分の目を指さして
「この目でしっかり見たからな!来るなら来~い!」
というように片手でファイティングポーズを取るんですけど、この二人は、自分が金メダルになるか銀メダルになるかを待っている時にふざけてるんですよ(笑)
そして、自分が金メダルだとわかった瞬間のハビのムンクみたいな驚きようと、ハビを祝福しつつもえぐえぐ泣くオリンピックチャンピオンの可愛らしさ!(笑)
きっと、あのシーンを見た世界中のフィギュアファンが、心癒されたに違いありません。
さらに、エキシの最後に
「ナムもやれ~!」
とばかりに三男坊を引きずり出そうとするイジメっ子みたいな次男と、「やれやれ」といった感じでおっとりと、次男に加勢するお兄ちゃん(笑)
押し出されて跳んだ三男を見て笑うお兄ちゃん達を見ていると、きっとシニア男子は今、フィギュアの歴史の中で、一番幸せな時代なんじゃないかな?と思ってしまいます。
底抜けに陽気で、お兄ちゃん達になんとか追いつこうと頑張る三男坊。
とんでもない能力と精神力を持ちながら、キャッキャと笑ってバッタリ倒れる虚弱な次男坊。
そして、そんな弟達を、本当の家族のように暖かく包み込む、才能はあるのに気が小さいお兄ちゃん(笑)
みんな違う国を背負っているのに決して悲壮感はなく、ただただフィギュアが好きというあの男の子達に、フィギュア界の関係者はみんな恋をしていると思います。
シニカルに批判したりする解説者もいません。
楽しそうに、リンクで笑い転げている可愛い三兄弟を、みんな目を細めて見ているのだと思います。
そして、繊細そうな見てくれに反し、闘犬のような戦闘力を持つ次男坊のMAXはどこにあるのか、みんなが期待しています。
今まで、ギスギスした確執や、国どうしの駆け引きを散々見てきた関係者達が、今、心から応援してくれているのです。
きっと、今の時代にフィギュアに携わっていて、幸せだと思ってくれているのではないでしょうか。
そんな時代に、フィギュアを好きになって良かったです。
というか、テレビで見るだけだった私を、フィギュアの世界に引き込んでくれた結弦くんに、本当に感謝です。
もちろん、興味の対象はいまだ男子シングルのみ、といった偏った私ですが、まだまだこれからも応援していきたいと思います。
みんな~頑張れよ~!