いやあ、この3連休、怒涛の羽生祭りでしたね?

土曜日に東京駅から新宿まで羽生詣りしてきたわけですが、テレビの方も

「Get Sports フィギュアスケート新時代」
「今季開幕スペシャル フィギュア日本~期待の若き星たち」
「フィンランディア杯 GPシリーズ開幕直前 羽生結弦栄光の軌跡」
「ファンタジーオンアイス イン 富山」

等々、次々に特集を流してくれました!


まあ、フィンランディア杯は、結弦くんが急きょ欠場してしまったことで、試合そのものを流すのはほんの少しにして、途中に結弦くんのGPシリーズの名場面集を入れた感じでしたけどね。

しかし、結果を見ると、ここに結弦くんが出たら軽いイジメになっていたような気がします。

だって、優勝のヴォロノフくんは去年の2位の選手だけど、合計220点って、去年よりさらに20点も少なかったんだもん。

ここにオリンピックチャンピオンが出てきたら、他の選手がかわいそうってものですよね?

女子は本郷理華ちゃんが3位に入っていましたが、驚いたのはロシアのトクタミシュアちゃんが優勝していたことです。
あの子、ソトニコワちゃんとトップを争っていたのに、激太りしてリプニツカヤちゃんやラジオノワちゃんに追い抜かれて姿を見なくなっていたんですよね。

体のラインを隠すため、スケーターには珍しくゆったりした衣装を着ていましたが、彼女も復活してきたとしたら本当にしばらく日本女子も苦戦が続きそうです。

ジュニアグランプリの女子出場選手は3人がロシア人で3人が日本人ですから、女子フィギュアスケートは、しばらく「ロシア対日本」となるんでしょうね。


で、今回の番組で特筆したいのが「フィギュア日本~期待の若き星たち」ですね。

ベテランがごっそり抜けたフィギュア界を背負って立つ若い選手の筆頭である結弦くんについて、貪欲で野心に溢れ、飽くなき進化を続ける「王者」である、というような視点で編集されていたのですが、その結弦くんの強気なこと!(笑)


オリンピックチャンピオン、世界選手権チャンピオン、
GPファイナルもとっているわけなので、
やっぱりその3つの称号をなくさないためにも、
今シーズン確実にしなければいけない。
もう完全にここで決めちゃいたいんです!
ぼくがオリンピックチャンピオンだぞと。




うわあ、またアンチが「生意気」の大合唱を始めそうだ~!号泣

でも、これが羽生結弦なんですよね?



あの子は悔しかったんだと思いますよ。
オリンピックの金メダルは、パトリックがコケたから転がってきたのであって、そんな実力はないと言われ、世界選手権も、演技ではまっちーに負けていたと言われ…。

だから今年は、絶対に文句を言われない勝ち方で「自分はチャンピオンだ」と言いたいんですよ。

ネットのコラムで、8月の公開練習の時の調子は最悪だったと書いてありましたが、先日買ったシーズンガイドで
「オリンピックから世界選手権へとピークを上げ続けていたせいで、今、調子が完全に切れた状態になってしまっている」
というようなことを言っていましたよね?

そんな状態でもアイスショーはたくさんあり、金メダルを取れたことのお礼の意味もある場所などを選んでいても40公演以上という多さ。

さらに、調子が上がらない体でも「復興支援」に関わることは「やる」と言った以上「やる」のが羽生結弦。

練習公開日に、ちょっと4回転ループを跳んでみたら、すぐさま取材陣に「次のプログラムに入れるのか」と聞かれ、ちょっとイラッとした表情を浮かべたりしているあたり、さすがの結弦くんも、少し辟易しているようでした(笑)



後半に4回転を入れるということの大変さもわからないで、まだまだ跳べてるとはいい難い4Loに飛びつくマスコミに、ちょっと阿修羅の顔をのぞかせています(笑)


良かったね?カナダで練習できていて。
これが日本だったら、今頃家の前にマスコミが張り付いていたりして、ストレスでスケートどころじゃなかったよね。


まあ、利発で計算高くて戦略家で、しかし誰よりも努力家で「上に行くこと」しか考えていない羽生結弦というスケーターは、どんなことがあっても上を目指すのだと思いますので、私たちファンは、ただひたすらあの子の行く先を見守るしかないのです。



とはいえ、素はこんなはっちゃけたキャラなんですけどね(笑)

ノブ!逃げて~!



↑ゆづにムリチューされそうになっているノブ(笑)




そうそう、これらの番組を見ていたら、中にロッテガーナのCMやアミノバイタルのCMがもれなく入っておりました…。

あんなに苦労してCM撮ってた私の苦労は何だったんだ~!泣き3


以上